コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

ミニ小説です。

ちわ〜っす、コネクでーす。
久しぶりに書いてる小説が全くといっていいほど進んでおりませんww
代わりといっては難なんですが、あるゲームをやっていたときにふと思いついたネタで
プチ小説書きなぐりますww


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「残弾、および携行中のマガジン内チェック…」
どこかの格納庫。そこにいた一人の青年が、一心不乱にキーボードを叩いていた。
「エネルギー残量チェック。…航行に支障はなし。チェッククリア」
画面に次々と表示される何かのブラウザを、呟きながら消していく。
「システム起動ライン、グリーンゾーンのキープに支障はなし。…全チェッククリア」
そう呟くとキーボードをしまい、その奥にあった別のコントロールパネルをいじり始める。
「…コロニーとの通信ライン、現行ブルーゾーン。格納庫員に通達、ハッチ開放を要請する」
青年がマイクに向けてそう言うと、眼前のパネルに映し出されている巨大なハッチが、静かに開いていく。
開ききると同時に、無線らしきものから声が飛んでくる。
エスト!現在ステーション周辺宙域には反応はない。ただ油断するなよ。
ちょっとでもコロニーから離れれば、蜂の巣にされることを覚えておけよ!》
「ああ、分かってる。十分留意してから飛ぶ込むさ」
忠告を理解したかどうか怪しい発現の後、眼前に向き直る。
「うし…カタパルト開放確認。最終ロック解除完了を確認」
周囲に取り付けてあるパネルにコマンドを打ち込み、斜め前に取り付けられたスロットルレバーに手をかける。
「……出撃っ!」
スロットルを引き、足元のペダルを踏み込む。
瞬間、青年―――エストのいた空間にGに似たものがかかり、モニターは漆黒に染まった。


バーニアを吹かし、開いた隔壁からロボットが飛び出てきた。
黒を基調としたボディに走る赤と白のライン。背部には飛行用のウイングが取り付けてある。
しかし、そのロボットが飛ぶのは、無数の星が瞬く宇宙空間だった。
そのロボットが出てきたハッチのすぐ横から、別のロボットも飛び出してきた。
「推力、スラスター、および駆動制御装置、すべて異常なし、と。オッケー!あたしのワーゲンちゃんは調子いいよーっ」
明るい少女の声が、エストのいる空間――コクピットのスピーカーから聞こえてくる。
「調子がいいのはいいが、調子に乗ってネペンテスにやられるなよ?」
「分かってるわよ!アリアちゃんの腕前、舐めてるんじゃないのー?」
「ああ、舐めてる」
さらっと挑発を受け流し、コクピットのコンソールにコマンドを打ち込む。
「『ベイグラント・カスタム』、変形…」
コマンドを撃ち終わると同時に、エストの乗る機体、ベイグラントがその形を変える。
脚部をノズルの形状に変形させ、背部に背負うウイングを両舷に展開する。
変形したベイグラントは、戦闘機に似た形態となっていた。
「周りのヤツは俺がやっておく。お前は編隊長に攻撃を集中しろ」
「分かってるって!それに、女の子をお前呼ばわりってなに!」
「ウダウダ言ってないで、行くぞ」
アリアの愚痴を聞き流し、機体の制御に入る。
「むぐぐ…あーはいはい、分かったわよ!……ブースト起動っ!!」
アリアの乗る機体、モーターワーゲンγがスラスターを吹かし、ステーション周辺宙域から離脱する。
「はあ…あのワガママ女め。……ベイグラント、出撃するっ!!」
愚痴をこぼしながらスラスターを操作し、ベイグラントを出撃させた。


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はい、以上っ!
知ってる人は知ってるネクソンのゲーム「COW」の小説となってます。
これ見て気になった人はhttp://cow.nexon.co.jp/へGOGO!
……あ、や、大丈夫です!小説本編もちゃんとかいてます!はい!
…じ、じゃ更新作業に戻りますのでっ!ノシ!!