コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

レムリア 詳細設定

本記事は、コネクトが創造した世界「レムリア」に関する設定となります。
前回作成した「トライノア(http://d.hatena.ne.jp/delta8428/20131008/1381234515)」とはキャラを共有していますが、
本記事の世界観が正規の世界観となりますので予めご了承ください。


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レムリア


概要…
世界のどこかにあるといわれる、限りなく現実世界と酷似した、しかし現実とは違う世界。
コネクトが所有しているキャラクターであるデルタ以下、様々なキャラクターが存在し、生活を行っている。
世界観は現代世界とSFを融合させたようなものであり、不可思議な力=「能力」を持った人間が世界中に存在するという。


世界観…
基本的には現代日本のような、科学技術の発達したありふれた現代世界。位置づけとしては「現実世界のパラレルワールド」であり、
地理や国家など、基本的なものはすべて現実世界と同じ。
電車や車、飛行機が存在し、インターネットも普及して世界がつながっているという、現実世界と限りなくよく似た世界。
しかし、世間には秘匿された存在である「能力」というものが存在しており、たびたびその能力によって不可解な事件が発生するという。
また、正体不明の怪物「アクリス」というものが存在しており、日々人の命を脅かしている。


能力…
レムリアの人類を語るために必須なのが、人類に与えられた新たなる力「能力」である。
名称は能力で一括りにまとめられているが、その内容はシンプルに火を操ったりするものからサイコキネシス、果ては矢やブーメランを生成して
投擲するような能力など、実に多種多様。
通常、世間を混乱させないように能力は秘匿されており、能力を持つ人間の身柄は「セイバー(後述)」によって保護する決まりがある。
が、その法を破って生活している能力者も多数おり、一部の能力者たちは結託してセイバー、ひいては現在の
能力者を迫害する世界を覆そうと暗躍しているらしい。


セイバー
能力者を保護し、その存在を秘匿することで世界の均衡を保とうとする組織のこと。能力者の自由をある程度奪う代わりに
安全な生活を保障することで、能力者という存在の表出を防いできた。
政府からは「危険な能力者を隔離する組織と施設」として半ば黙認という形になりつつもその存在を認められており、常に首の皮一枚で
繋がっている状態とも言える。
地下に小さな街を築いており、そこで能力者をはじめとした関係者が住んでいる。
・施設について
本部は日本のどこかに存在しているという。大きなショッピングモールのような形をしており、全5階層からなる市街と、
研究者や組織重役が勤める職員棟で構成される。
市街層は第1層〜3層がそれぞれ生活スペース、4,5階層が個室スペースに分けられている。生活スペースは中心が吹き抜けになっているらしい。
個室スペースはホテルのような感じで部屋が作られており、合計で16万人を収容できるという。現在10万部屋ほど空いている。
・仕事
基本的なセイバーの仕事は「能力者の保護」と「能力者の力を利用した特殊な任務の遂行」の二つに大別される。
前者は文字通りの仕事で、基本的に能力者は発見され次第セイバーによって強制的に身柄を拘束、施設へと収容するかわりに、
能力がらみの事件に巻き込まれないよう保護、保障を行っている。セイバーの手を逃れようとする人間もいるが、
大体は拘束特化の能力を持った能力者が随伴しているので逃げるのは難しい。
しかしそれでも能力者の3割ほどはセイバーの手を逃れて暮らしているというが、正確な規模はセイバーにも把握できていない。
後者は前述した能力者の拘束を初めとした、能力者の力によって遂行できる仕事を斡旋するもの。
支給されている最低限の生活費とは別に報酬金も手にはいるため、腕に自信がある能力者はよく依頼を受けているという。
また、セイバーには様々な能力者があつまり、その使い道も千差万別ではあるが、ある程度何かに特化できる能力を持つ能力者は、
特別な役職に着くこともできるようになっている。
・特別な役職
「能力者拘束隊」
読んで字のごとく、発見されてセイバーの保護に抵抗する能力者の身柄を拘束する、できる能力者が所属する部隊。
他の役職よりも比較的出番が多く、ある意味花形職でもある。
「極秘暗殺部隊ファントム」
上記の能力者拘束隊が処理しきれない、凶悪な能力者を秘密裏に始末する部隊。個人の練度が高く、対人を想定した
高い戦闘能力を持つ。その性質上、どの役職よりも高い実力を持っている。


代表にあげられるのはこの二つだが、他にも様々な部署が存在している。


未確認生命体アクリスについて…
虹色に輝く身体を持つ、人知を超えた未知の生命体。
幽霊のように突如現れては人間に何かしらの危害を加えていることから、セイバーでも駆除の対象として認定されている。
形状にはいくつか種類があり、その体躯の大きさに比例して危険度や凶暴性も上がって行く。
・ハウンド型
狼のような姿をした、もっともオーソドックスでもっとも数の多いアクリスタイプ。
本物の狼のように統率性に優れ、仲間の個体との連携で確実に人間を仕留めることを得意としている。
反面、個々の戦闘力はお世辞にも高いとは言えず、範囲攻撃を使えばたやすく対処可能。
・ゴースト型
シーツを被った幽霊のような姿をしたアクリスタイプ。
幽霊と同じ(?)憑依能力や霊現象能力を持ち、誰かに取り付かれると非常に厄介。
しかし本体は脆いため、発見次第即時殲滅を行えばそれほど驚異ではない。
・ガルーダ型
大きな鳥の姿をしたアクリスタイプ。
高い飛行能力と滞空性を持ち、遠距離攻撃を持たない能力者には驚異となる。機動力も高く、実力のある能力者でも苦戦しないことは珍しいという。
クチバシの中にレーダーのような器官を持っており、これを破壊されるとまともにとぶことができなくなるため、
優先的に狙うことが推奨される。
ドルイド
腕と頭だけの人間のような姿をしたアクリスタイプ。
光る爆弾のようなものを発射して攻撃するほか、相手に接近されると強固なシールドをはって打撃攻撃を無効化する厄介なアクリス。
飛び道具には弱いものの、ふわふわとつかみどころなく浮いているので狙い撃つのは骨が折れる。
ワイバーン
西洋のドラゴンのような姿をしたアクリスタイプ。
火炎のブレスや羽ばたきにより発生する風圧、強靭な四肢や顎、しなやかな尻尾から放たれる打撃と、攻撃能力において
抜きん出た力を持つ、強力なアクリスとして認知される。
弱点は背中だが、ほとんど空中からの攻撃が主体なので攻撃チャンスが少ない。


他にも様々なタイプが確認されている。


科学技術について…
基本的には現代とかわりはないのだが、一部においては現代よりも進んだ技術が用いられている。
・アンドロイド、サイボーグなど機械生命体
正しくは義肢技術、および人工知能技術と呼ばれ、アンドロイドやサイボーグはその派生として認知される。
完全に人間と同じ姿形から、脚部をローラーに換装したような非人間型まで様々だが、基本的に腕部を除いた上半身が人間型であり、
なおかつ人間の脳と遜色ない頭脳を持つものをアンドロイドと呼称する。該当しないものは単純にロボットと呼ばれる。
・クローン技術
技術自体は存在しているのだが、その生産の難しさや社会的問題によって作られることは滅多にない。
・ホログラムの実用化
携帯電話などの画面はホログラムによって空中に半透明のウィンドウとして表示されたりする。街頭看板や広告なども
ホログラムになっており、安価で場所をとらない(実体がないのでスペースを圧迫しない)ので重宝されているとか。


組織など…
・オメガグループ
「オメガ・アリーシア」を総帥とする、世界に革命を起こそうとする能力者の集団。何かしらの事件を起こしてはセイバーに始末されているが、
そのたび謎の復活を遂げている。
セイバーに匹敵する科学力と統率力、錬度を持っており、その実力はほかのどんな組織よりも高い。
レジスタンス
正式名称は「能力者解放軍」。「シグマ・エクスリヴ」をはじめとしたセイバーに反発する組織であり、その行動は「セイバーの圧政から
能力者を開放する」という目的に集約されている。
常にセイバーへの牽制を行っており、頻繁に両者の戦闘が勃発している、ある意味オメガグループよりも厄介な集団。
・七星士
「しちせいし」と読む。太陽系に存在する、地球と太陽を除いた7つの星々の力を受け継いだ能力者が集まって結成されている。
それぞれが「星の記憶」と呼ばれる強力な力を秘めたオーパーツを狙って行動しており、セイバーとの競り合いを続けているという。
・傭兵企業
世界中に存在する、いわゆる大手の何でも屋。ここに所属する能力者もセイバーの管轄に置かれており、厳重な規約の元自由を保障されている。


余談…
・世界観の原案は「ハタラキ有」氏が個人で制作している長編FLASHアニメ「ナイトメアアナボリズム」。
もともとは「学園天国繋録」にて参考にしていたが、設定大改修の際に参考になったので取り込んでみたという経緯を持つ。