コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

オメガ・アリーシア 詳細設定

※本記事は小説「Blue Bright Blade―蒼の煌刃―(以降BBB)」完結後のオメガに関して記述しています。能力、生い立ち、人間関係など一部にBBBのネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意下さい。


オメガ

本名:オメガ・アリーシア(omega alleyria)
性別:男性
年齢:39
身長:176㎝
誕生日:5月13日
能力:なし
好き:家族、自分の会社と仲間、魔動機いじり、コーヒー
嫌い:魔術関連、紅茶
解説…
魔導科学の技術を使い、高性能な魔動兵装(マギアアームズ)の開発を手掛ける小さな兵装企業「アリーシア商社」の代表取締役で、Blue Bright Blade(BBB)主人公デルタの父親。
かつてはデルタたちの倒すべき敵として描かれ、棒バトでも何度か対峙。BBBの原作であるSwordStoryでもラスボスの立ち位置に立っていたが、大幅な設定変更を加えられた末、ちょっぴり親バカな良き父親として再設定された。
片目が隠れるようにカットされた茶髪と、デルタにも遺伝したらしい黒曜石のような黒目、顎から生やした無精ひげが特徴。あまりかっちりした服装を好んでおらず、社内外関係なく基本的に私服を着用している。


性格…
機械いじりが好きな性分で、高性能な魔動機械を見かけると思わず熱くなってしまうほどのメカオタ。
同時に家族や一人息子であるデルタのことを賭け値なく愛しており、それが行き過ぎて親バカに片足突っ込んでると言われることもしばしば。
いち会社を立ち上げ、己の身一つで経営するなどカリスマや手腕は申し分なく、部下たちからは子煩悩なところも含め、よき上司として見られている。
BBB本編中ではラムダ・ネプチューンの手で洗脳され、自らを「偽りの神への挑戦者」と称し、世界征服の為に行動。
冷酷な殺戮者として振る舞っていたが、最終的にはその姿勢を疑問視したデルタたちにより洗脳を解かれ、元の子煩悩メカオタに戻った。


人物…
前述通り、アリーシア商社の代表取締役
企業としての規模は決して大きいと言えるものではないが、高品質、高性能な魔動戦機を手掛ける会社の社長という立場に加え、オルフェスト解放戦争が引き起こされた発端となった人物であることから、良くも悪くもその知名度は高い。
現在はオメガ自身の努力や、彼を信頼する部下たちの手によって社会からの信用は回復傾向にあり、徐々に悪評も収まってきているとのこと。



異能…
特殊能力などは無し。基本的に非戦闘キャラクターであるため戦闘は行わないが、社や家族を脅かす者には敢然と立ち向かう強さを持っている。


パラメータ・戦闘スタイル…
攻撃:D
防御:C
敏捷:D
技量:A+
魔術:D-
能力:-
総合:C+
***
非戦闘員キャラであることと、40代手前ということもあり、全体的にパラメータは低め。
ただし機械いじりや魔動戦機の知識で右に出る者はおらず、加えて戦闘センスも決して悪くはないため、社の防衛などを行う際には自ら魔動戦機群を持ちだして戦うこともある。
体力も多くはないため激しい動きはできないが、魔動銃や自作のトラップ・設置武器等を、状況に合わせた形で展開することが可能。


武装
・ファルセダー
 オルフェスト解放戦争時、洗脳状態でデルタたちと対峙した際に乗り込んだ、魔動搭乗戦機(ミスティカフレーム)と呼ばれる人型機動兵器。全高12m、総重量2t。
 陸戦に特化していながらも軽量であり、社屋の上で飛び跳ねたり激しい機動を行っても床を踏み抜くことなく戦えるという特徴を持つ。
 圧倒的な堅牢さと火力でデルタたちを苦しめたが、最終的には変化装煌の力を得たデルタが放った渾身の一撃で破壊された。
・魔動戦機
 文字通り、彼が手ずから開発した魔動戦機たちのこと。
 自分が手掛けたものである故に使い方、有効活用法、弱点も熟知しており、それぞれをカバーするように複数種類を同時に運用することが可能。
 ただしオメガ自身、センスはともかく戦闘が得意と言うわけでは無いため、対処法を看破されると一気に形成を盛り返されるという弱点も。


生い立ち…
旧名オメガ・ジェレン。
元々は世界を旅する放浪の技術屋として活動していたが、ある時立ち寄ったオルフェスト島の豊かな自然に魅了され、島の首都であるカレストに腰を落ち着ける。
同時期にカレストへと上京してきたアレファの村出身の女性シータ・アリーシアと恋に落ち、やがて結婚。夫婦となった後、二人の名を冠した企業としてアリーシア商社を起業した。
デルタを子に持ち、流行り病でシータが急逝した後、親元を離れて暮らし始めたデルタを見守りつつ経営を続けていたが、ある日突然現れた謎の青年の勧誘がきっかけとなり、青年の能力によって洗脳され、支配下に置かれてしまう。
偽りの神への挑戦者を名乗り、世界征服の足掛かりとしてオルフェスト島を支配しようとしたが、異変を察知して打倒のためにやってきたデルタたちにより、洗脳から解放されて正気を取り戻した。
その後は信頼を回復するために奔走し、最終的にはすべてを元通りにして見せる。現在は世界を飛び回るデルタを影ながら見守りつつ、変わらずアリーシア商社の社長として日々を過ごしているという。


主な人物関係…
・デルタ
実の息子。急逝したシータとよく似た面影を持っているせいか、はたまたただの親バカかは不明だが、彼に対してはかなり甘い態度で接している。
・シータ
妻。流行り病で急逝してしまったが、今でも変わらず彼女のことを愛しているらしい。
・ラムダ
自らを洗脳した張本人であり、オルフェスト解放戦争の一連の黒幕。
彼に対してはデルタ共々、自分たちの手で決着をつけたいと考えているらしく、ラムダを追うデルタをサポートしながら、オメガ独自の情報網をもって彼の行方を追っているらしい。


余談…
・解説の項の通り、かつてはデルタの仇敵として設定されていた。
 初出はうごくメモ帳でコネクトが制作した棒バトの7作目、9作目。当時はどちらも一瞬の登場だったが、のちに12作目で正式に登場と相成った。
・右目が隠れる髪型なのは、棒人間時にビジュアル面で追加される前髪を人キャラに落とし込んだ結果。棒人間時は後頭部がとがっているが、どうやって表現すればいいのかわからないので髪型は普通のものになっている。
・昔は自ら魔法を用いたり、手足にブレードを取り付けて格闘戦を行うこともあったが、設定の改定に合わせて非戦闘キャラとなった経緯を持つ。
 デルタが主人公を務める作品ではたいていの場合ラスボスを務めていたが、現在は設定改稿によってその役目を別のキャラに譲っている。
・コネクト系キャラには珍しいオッサンキャラ。なのだが、普通に書いても画力の都合でオッサンらしくなくなってしまうので、中年らしさを際立たせるために無精ひげが追加された。