コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

あーあ…w(学園天国繋録)

コネクでーす^^;
今更ながら1話の急展開っぷりを後悔していますwww
ほんとならもうちょっと緩い展開のあとに、いきなり連中の殴りこみ→掲載してる内容
といくはずだったんですが、あんな様に…w
修正しようかなあ…(・ω・`)

修正完了ですーw

都合により、この回から話数表記を変更します。
 第○章 第○幕第○話
こんな感じになります。ちなみに章の数はすでに決定しており、構想では3章までの予定です。
三つの章の中に複数の幕があり、その中の一つの話とかそんなのです。意味わからんですよねw
そんなわけで懲りずに第3話ですww


第1章 動き出す運命(さだめ)
第一幕 新しい生活 第3話
     剣道部のエース   by 5/9


「星川!……はあ、また遅刻か」
朝のホームルーム。C組の担任である皆藤は、一人の生徒に頭を悩ませていた。
「山野!…吉田!…陸道!」
「はい」
一人の生徒に頭を悩ませている人物はもう一人いた。
「…ユウのやつ、最近しょっちゅう遅刻だな…」
頭を悩ませるのはリク。遅刻した幼馴染が心配らしい。



「やっば、もうホームルーム始まってるじゃん…はあ」
二人が頭を悩ませる大本の原因はこの少女、ユウにある。
実は、ユウは睡眠家であると同時にかなりのねぼすけでもある。がんばって寝坊癖を直そうとした中学時代は
一度も寝坊をしたことがない(リク談)ユウが、最近になってまた寝坊を始めたのだ。
「もー、なんでまた寝坊癖が出始めたんだろーなー…」
セツに負けず劣らず独り言が多いユウ。そのまま校庭を歩いて昇降口に向かう。
ふと、ユウは人影を視界に入れる。
「……ん?」
その人物に見覚えはなかったが、なんとなく気になる。
「声、かけてみよっかな…?」
素直に自我に従う。


「…あのー」
ユウが声をかけた相手は、少しだけ振り返る。その人物を見て、
(おお、なんかイケメンかも…)とか思うユウ。
そんなことを考えていると、声をかけられた銀髪の少年が、
「………迷子か?」と冗談っぽくない声で冗談を飛ばした。
しばらくその言葉の意図がわからないユウ。
「へ?…………!なっ、ち、違います!!」
ようやく意味を理解したらしいユウが顔を赤くして反論する。精神的にいい具合にダメージを受けたのか、
いつもは少々ながらも剣幕があるはずのユウの反論にまったく棘がなく、弱弱しい。
そんな威圧感のない反論などどこ吹く風、銀髪の少年は
「冗談だ」
さらっと返す。続けざまに追加ダメージの一言。
「…遅刻だな」
ズドン、と胸を刺される。ユウは
「…はい」の一言くらいしか返せなかった。
苦しい反論なのはわかっているが、最初から気になっていたことを聞いてみる。
「…あの、ホームルームの最中なのに、なんでこんなところに居るんですか?」
ちょっと顔を赤らめたまま。
銀髪の少年はやっぱりさらっと答える。
「…ホームルームがめんどくさいだけだ。ここに居る理由、なんてのはない。
ついでにいえば、ホームルームにはいつも参加してないが、日によってこうしてる場所はまちまちだ」
色々あった聞きたいことを全部先に答えられた。ユウがちょっと驚く。
「…ボクの言いたいこと、わかったんですか?」
「いや、おれに声をかけたやつは大体こんな質問をかけてくるからな。さきに全部言っただけだ」
なるほど、とユウは納得した。ので、まだ返答のなかった質問をしてみた。
「…あの、それって竹刀ですか?」
少年は、竹刀を持って素振りをしていた。
「…他にどう見える?」
「あ。いや、なんとなく、気になっただけです。気にしないでください」
ふうん、といった顔でまた素振りに戻る少年。
「えっと、剣道部の人ですよね?」
「ああ、まだレギュラーに入って時間は経ってないがな」
少年は至極当たり前のように答えたが、入学時点(胸の校章の色で学年は判別できる)で考えれば
それはかなりすごいことなのだ。が、そんなことはユウが知る由もない。
「…大会とか、出たことありますか?」
少年が素振りを止め、ユウのほうに向き直る。
「一応、な」とだけ返す。
「優勝したんですか?」
「ああ。…ついでに言うと、なんどか地区の大会で優勝してる」
「実力者なんですね」
「言うほどはないさ」
何を聞いても淡白に返されるが、それが彼らしいと出会ってまもないのに感じた。
「…名前は?」
「ん?」
少年は意外そうな顔で、ユウのほうを見る。
「あなたの名前、なんていうんですか?」
すこしだけ、ほんのすこしだけ少年が微笑む。
「…銀二。焔銀二(ほむら ぎんじ)だ」
そういうと、銀二はそっぽに向き直ってまた素振りを始める。がほどなくして、
「お前は?」と声が飛んできた。
「へっ?」
「名前。おれが名前教えたんだ。お前も教えるのが礼儀だろ」
あっ、という顔でユウが口を開く。
「えと、ユウ。星川優です」
「ユウ…簡単な名前だな」
ふふ、と銀二が笑う。
「なっ…!ひ、ひどいですよ!人の名前を」
「まあ」
「…?」
「いい名前だな」
ユウは素っ頓狂な顔で、銀二のほうをみる。
「シンプルなぶん、名前にも深い意味があるんだろうな。そういう名前のやつ、なんとなく好きだな」
別のほうを向いたまま、そんなことをさらっと言ってのける。
「え…?……あ、えっと、ありがとう、ございま…す……?」
とりあえず、お礼を言っておいた。
唐突に、ああ、と言った顔で銀二がこんなことを言う。
「そういえばお前、遅刻してるんだろ?いかなくていいのか?」
「ふぇ?………………!あ、あああああ!しまったあああああ!!!」
いままでの最優先事項を思い出し、ユウは顔を蒼白にして、ドップラー効果をかけながら猛スピードで走っていった。
そんなユウの一部始終を見て「ぷふっ」と銀二は笑っていた。


その後、ユウには担任である皆藤の鬼のように長い説教が課せられることとなる。



〜昼休み〜


「昼だ昼だーっ!腹減ったー!」
いつものメンバーたちの先頭を歩く少々やかましいセツ。
「はしゃぎすぎだろ!小学生かお前はー」
最近ツッコミ担当になったリク。
「まあ、4時間目の授業が無駄に長かったもんね〜」
たまにセツに同調するようになったユウ。
今回は新たな仲間がもう一人いた。
「あいつのはしゃぎっぷりは中学から変わってないからなぁ、ぬるい目で見てやってくれよ」
ゲーマー部の仮部長を務めるソウも、メンバーの中に入っていた。
ちなみにソウは三人のいるC組ではなく、隣B組の生徒だ。
「…にしても、屋上が開放されてるなんて今日はじめて知ったわ」
ソウの言葉を聴き、ユウが少しばかり補足を加える。
「普段、授業意外に使われることもないですし、中学のときは屋上閉めてたところも多かったこともあって、
開放されてることはボクら意外誰も知らないんです」
「あ、ちなみに見つけたのは俺だからな!」
リクは自慢げに言ってみた。
「さ、リクの事は無視して…ここの上です」
「ちょっ、まて!無視するな!せめてなんかフォロー入れろ!」
幼馴染らしい親近感のあるやり取りで、二人は階段を上にあがっていく。
その後ろから、笑いながら親友同士の二人がついていく。


「いい景色なんですよ。ほら!…?」
色々説明しながら一番に屋上に入ったユウは、そこにあるはずのない人影を見つける。
「ん〜?どしたユウ」
「なんか変なのあったか?」
「どったよみんな?」
その影を視界に入れ、全員が固まる。
その目前の人物は、銀色の髪を携えて一人でコンビニおにぎりを食べている。
「銀二さん?」
そんな不思議な容貌の人物を、ユウは知っていた。
「…ユウか」と声をかけられた人物が振り向く。
ぱっと顔を明るくして、屋上にいた人物―――銀二に走りよる。
そんな一部始終をみて、
「知り合いかよ…」
三人は色々と脱力していた。
「どうしてここに?」
「…最近たまたま見つけたからよく来ていたんだが、まさか他にも知ってる奴がいたとはな」
「…あー、まあ、いいじゃないですか」
というユウの言葉に、合点が行かないような感じでギンが首をかしげる
「あっ、そうだ」
と、そこでユウが何かを思いついたようだった。満面の笑顔で、銀二のほうをみる。
「よかったら、お昼一緒にどうですか?」
しばらく返事が返ってこない。
「…?銀二さん?」
はっ、と何か我に返ったような顔を一瞬覗かせ、また普段の顔に戻る。
「…ふふっ、ああ、かまわん」
「わあっ、ありがとうございます!」
そのままメンバーたちのほうに向かっていった。


――*――*――*――*――*――*――*――


昼食も終わり、メンバーはめいめいに昼のひと時をすごしていた。
「…あんなこと言われたのは、久しぶりだったな」
唐突に、銀二がそんなことを言った。
「へ?」
「お前の…ユウの『一緒にどうですか』ってやつだよ」
「ああ…あれか。でも、なんで『久しぶり』なんですか?」
「………中学のときから、おれはあまり友人がいなかったし、いてもいっつもバカ話してるやつだけだったからな。
初対面で、それも出会った当日にそんなこと言われるなんて、思ってもみなかった。それだけの話さ」
理解はしたようだが合点のいかないユウ。
「…銀二さんにとっては、珍しいことなんですか?」
「ああ。おれにとっちゃ、な」
いつでもさらっと返す。だが、またほどなくして
「おれの」
「?」
「おれのこといちいち『銀二』って呼んでちゃ面倒だろ?『ギン』でいい。中学のときのあだ名だ」
ユウはすぐに返事を返さなかった。否、返せなかった。
目の前にいるクールそうな少年から、思わぬ発言が飛び出したから。
「………いいんですか?」
「かまわん。そういうのは別に気にしないし、他人に面倒を押し付けるのは嫌いだからな」
「じゃ…これから、そう呼ばせていただきますね」
ああ、とだけ返事を返し、そのまま屋上から出て行った。
「……」
そんな彼の一部始終を、ユウは微笑みながら見ていた。



*********


終わり方雑すぎワロエナイww
書くのに年末年始使っちまいました(おい


今回新たに、新メンバーである「ギン」が加入しました。
以降はこのメンバーどんちゃんやっていこうと思います。すくねえw


こちらも、ギンとのやりとりに若干修正を加えましたー。
ちょっとは読みやすくなる…といいな、うん!(オイ

…うう、書くことがない(泣
てなわけで、今回はここまでです。
見てくれてありがとう! ノシ