コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

追いつかねばならぬw

くそっ、アハトさんの小説の更新が早すぎるww
でもまあリンクまでの道のりはばっちり構築できているので、その辺は問題ナーシ!



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    そら
#8 宇宙を行く



「うわぁ〜!ね、ね、すごいよ!満天の星空!!」
アークセンチネルブリッジ。コネクトにとっての久しぶりの単独航海に、一つ加わったものがある。
「だな。久しぶりに見たけど、やっぱり綺麗なもんだ。ダーカーに平和を脅かされてるなんて、
これを見たら考えもつかないよな」
笑い混じりにコネクトは言ったが、実際問題アークスは日夜ダーカーと戦い、死と隣り合わせの
危険な状況下で任務についている。
だからこんな浮世離れした思想を持つものはほとんどいないといっても過言ではない。
「こんなに綺麗な世界を、ダーカーたちはなんで壊そうとするのかな…」
コトミが落ち込み気味に呟く。コネクトはあえて何もしないでおいた。
「さ、て。残りはあと3回だ。一回目、いくぜ!ポータル展開。座標指定を
GG69、W332、S10へセット。展開開始!」
掛け声と共に船の前方に青い新円が展開し、次いでその奥にうっすらと別の宙域が見える。
戦艦用のテレパイプをリンクさせて、船はその中へ飛び込んだ。





3日後。
コネクトが武器の手入れをしていると、不意に部屋のドアが開いた。
「何してるのー?」
「ん、ああ。コイツの手入れ」
コネクトは磨いたアルバハチェットを掲げてみせる。
ガンハチェットの強化型であるそれは、フォトン刃の出力を1,7倍に増幅。
同時に構成形態を変換し、さらに鋭利さに磨きをかけた一品である。
「へえー、お兄ちゃんの武器って昔も今も変わらないね」
「まあな。この手がもうガンスラッシュに慣れてるから、離すに離せないんだ」
苦笑すると、コトミも笑う。
「ボクはフォースだからわからないけど、他にも近接格闘武器ってあるの?」
「ああ、いっぱいある。今装備してるのが……」
コネクトはマウントしてある装備を一斉に射出した。
「わっとと!」
「おっと、すまんすまん。……えーと、こっちが大剣。一撃必殺を主眼においてる。
これがパルチザン。範囲攻撃の要ともいえるな。でもって、これがワイヤードランス。
ここの部分にワイヤーが仕込んであって、中距離への攻撃ができるって代物だ」
コトミはそれを物珍しそうに持ち上げてみる。
流石に大剣の「アルバクレイモア」は重かったらしく、数歩よろける。
「は、ハンターってこんなの振り回すんだ……すごいなあ」
「まあ、俺の場合ぶん回したら9割がたすっぽ抜けるがな」
おどけて言うと「ひええ、あたりたくない」とコトミもおびえてみせる。
続けて持ち上げたのはパルチザンの「バシレイオン」だ。綺麗なものを見つけたように、
蒼玉色に輝く刀身をみつめる。
バシレイオンをそっと置き、最後にワイヤードランス「クシャネビュラ」を手に取る。
不思議なその形状に、コトミは目を取られる。
「そこ、トリガーがあるだろ?それを引いて、軽く振ってみろ」
言われたとおりのことをコトミが実践すると、軽い風切り音をたてて刀身が分離。
ワイヤーが一瞬露出し、また引っ込んだ。
「おおっ」と歓声をあげ、二度三度振ってみる。
「最初持ったころは楽しい武器だなって思ったけど、実戦で使ってみればかなり有用な武器だ。
もしハンターになることがあるんなら、使ってみるといいぞ」
コトミは嬉しそうに頷いた。






「宙域間ジャンプ終了。各部装甲およびスラスターに問題なし。機関部駆動は正常値。
その他まとめてオールOK、っと」
大雑把に状況を確認し、コネクトはブリッジの窓を見る。
「お兄ちゃん、目指してるのって……」
「ああ。あれが惑星ホレイトスだ。…………あの大機艦とまた顔合わせするってなると、
気が重いぜ……まあいいか。アークセンチネル、接岸準備。対摩擦磁場フィールド展開後、
惑星ホレイトスへ降下する」
アークセンチネルがゆっくりと大気圏へ近づく。それにつれて、少しずつ摩擦熱で装甲が赤熱していく。
「対摩擦フィールド、および熱防護フィルタ展開」
冷却エンジンが駆動し始め、赤熱状態が少しずつ収まっていく。
「おおー、すごい。これが大気圏突入ってやつ?」
「ああ。ちょいっとばかり外が見れなくなるけど、かんべんな」
重力で船が少しばかり揺れる。コトミはびっくりして、コネクトはその反応に笑いを浮かべた。




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うん、短いw
ホントはもうちょいとなにか面白い展開を入れたかったんですがねえ。なにぶん
ボキャブラリがないものでしてorz