コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

ライオハンター設定集

ライオハンター…
黒獅子の構造、計画に反対する人間が生み出した「ALシステム」、ひいては専用機関である
「ADVリアクター」の運用を目的に開発された、特別な10機の装機たちのことを指す。
機体ごとに何らかの強力な兵装、ないしは機能を備えていることが特徴で、黒獅子に対抗する=「獅子殺し」という存在になる目的から
ライオンハンター=ライオハンターと名付けられた。


機関とADV…
動力は機関である「ADVリアクター」から供給されるナノマシン「ADV(アンチ・デス・ウィルス)」を化学反応で変換したエネルギー。
ADVとは名の通り「死から逃れる力」であり、搭乗者、ないしはライオハンター本体を修復する力を持っている。これにより、パイロットは
たとえ首を落とされようとも心臓をくりぬかれようとも脳をミキサーにかけられても生き返ることが可能。
ADVはコクピットの座席後部にあるコアユニットから生成されており、ここを破壊されるとADVの生成が不可能になってしまう。
ただしコアユニットは核を撃ち込んでもびくともしないほどの恐ろしい堅牢性を誇る。仮に破壊するならばユニットの中が露出している時を
狙うしかない。
ちなみにコアユニットは生体端末が操縦時に乗り込む場所でもある。内部は生成されたADVが液状になって満たされており、生体端末は
ここで装機に接続することでパイロットをサポートする。
ADVを注入され、事実上不死身となったパイロットは、よく生体端末に「イモータル」と呼称される。


タイプ…
ライオハンターとして製造された10機はすべて傾向が違い、仮に10機がすべて集結すれば遂行不能な作戦はないという。
ただし、another本編の時点ではすでに7機が破損もしくは破壊によって行動不能、一機が行方知れずとなっており、事実上稼働できるのは
残された二機のみとなっている。
以下に、その特性(傾向)と機体名を示す。
01式:万能型「八百万―ヤオヨロズ
02式:攻撃特化型「土雷―ツチイカヅチ」
03式:防衛式突撃型「火遠理―ホオリ」
04式:高機動高速戦闘型「伊邪那美イザナミ
05式:電子索敵戦型「木花咲耶コノハナサクヤ」
06式:隠密隠蔽型「木花知流―コノハナチル」
07式:高機動近接特化型「阿須波―アスハ」
08式:重装遠距離砲戦型「思金―オモイカネ」
09式:戦術奇策強襲型「伊邪那岐イザナギ
10式:重装支援特化型「矢川枝姫―ヤガワエヒメ」
現在稼働可能が確認されているのは09式「伊邪那岐」、並びに07式「阿須波」のみ。03式「火遠理」も無事が確認されたが、
現在どこに存在し、どういう扱いを受けているかは全く不明である。



操縦…
コクピットのインターフェースはすべて違うものになっている。例として劇中で実際に登場する「イザナギ」は、標準的な操縦桿
(わきに二つ)とその上にタイプライターに似たテンキー(各種姿勢制御)を備え付けており、それによって複雑なプログラムを
素早く構築することを可能としている。


生体端末…
通常の装機と同じく生体端末を持つことが可能になっているが、その精度は通常のものとは一線を画すものになっている。
人間とそん色ない感情を持ち、人並みに行動することができ、感情制御のリミッターが外れている点では黒獅子をも超えている。
作戦遂行のための士気上昇のためか、ほとんど全員が女性型で生成されるようになっている(端末自身の意思によって変化は可能)。
さらに、体内にADVを持つゆえの特権として「生成された状態でのある程度の容姿変化」を可能としている。ただし本当に若干しか変化せず、
体格などから丸ごと変更するには肉体の作り直しが不可欠。
また、彼女らにも性格の幅が存在している。これはより現実の人間に近い状態でコミュニケーションを行うことで
AIのさらなる発育を促すものと言われている。
以下に、各個体のデフォルト名と特徴を記する。
01式八百万…神奈(かんな):常識人で献身的。パイロットのサポートになることを行うのが大好き。10人の中でいちばんまとも。
02式土雷…鈴(すず):激しく天然ボケている俺っ娘。ある種病的なボケっぷりなのだが、生身装機問わず格闘戦で右に出る者はいない。
03式火遠理…葵(あおい):臆病で恥ずかしがり+赤面癖あり。でも口を開いたら猛毒が飛び出す。
04式伊邪那美…真矢(まや):とっても中二病。なのに頭は切れる直感派。意外と演算やハッキングにもたけている。
05式木花咲耶…佐久夜(さくや):お喋り好きで明朗快活。でも効率厨。あらゆる物事に効率を追求しないと気が済まない。
06式木花知流…千香(ちか):壊滅的な不器用。そのくせして説教くさいが、自分がよく失敗するので説得力がない。
07式阿須波…菜々(なな):自称インテリ系。それっぽく振る舞うために無口にしている。本質は負けず嫌い。
08式思金…花蓮(かれん):筋金入りのパイロット好き。もはやヤンデレの域。そのくせかまってちゃん。
09式伊邪那岐…真理(まり):疑い用もないくらいの素直さ。ただしパートナーであることを優先するあまりストーカー気味。
10式矢川枝姫…椿姫(つばき):天真爛漫を絵に描いたような性格だが、ニコニコ顏の裏で採算を考えるド守銭奴
ちなみに、生体端末自体は装機(リアクター)が破壊されても存在することは可能だが、代わりにナノマシンは停止して不死の効力も切れる。
生体端末のみででも装機を操縦することは可能だが、パイロットつきに比べて性能は落ちる。


特徴…
ライオハンターシリーズの最大の特徴として、「機体の一部、または随所に水晶体のパーツが存在する」というものがある。
この水晶体はいわばADVが凝固した結晶であり、同時に「ファンタズマの細胞にダメージを与えるための有効手段」として生成された経緯も持つ。
水晶体の中にはエネルギー化されたADVがつまっており、これをエネルギーにして射出、ないしは展開することで、ファンタズマが持つ
独自の細胞に対する攻撃手段とするという目的がある。
例として「イザナギ」には腕部(ナックルガード部)に水晶体が存在し、そこから円盤状にしたエネルギーカッターを撃ち出して
攻撃することが可能になっている。
ちなみに、機体の損失(ひじから先丸ごと程度)が発生した際には、接続部から無数の水晶体が生えて形を形成、余剰部分を破砕して
復元する、というプロセスがとられる。これとADVの能力である「容姿変化」を逆手にとることで、機体のアップデートも可能になっている。
ただし、アップデートを行うためには一定数の戦闘経験、並びに生体端末(AI)の成長が必要。


余談…
・「ライオハンター」の名前は、そのまま「獅子を狩る者」から。ライオンハンターをかっこよく略してみただけである。
・原作の主役である黒獅子に対抗するためにつくられた装機という設定だが、ぶっちゃけた話本編とは何の関係もないおまけだったりする。
・ADV、およびパイロットの不死化は「鉄のラインバレル」が元ネタ……というか丸パクリ。ただしライオハンターは操縦者の死亡の必要がない。
 肉体の強化というものもなく、ただ操縦者を生かすためだけのシステムとして搭載されている。
・水晶体パーツは「蒼穹のファフナー」に登場した同化現象が元ネタ。どうしてこんな設定になったのかは……
 思い出せない…これが、同化されるってことなのか……
・装機のそれぞれの名前は、すべて日本神話の神からとられている。本編中で活躍する「伊邪那岐」は「天照」の生みの親として
 描かれることが多いことから、天照=黒獅子を凌駕する、という意味合いで名づけられた。



以上ですかね。
他、何かライオハンター関連で気になることがあったら遠慮なくご質問くださいなー。