コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

シグマ・エクスリヴ 詳細設定

※本記事は「Blue Bright Blade―蒼の煌刃―」完結後に関する、若干のネタバレを含んでいます。閲覧の際はご注意ください。


シグマ

本名:シグマ・エクスリヴ(sigma xliv)
性別:男性
年齢:27
身長:179㎝
誕生日:11月3日
能力:「竜牙旋風」
好き:酒(清酒)、ピリ辛系の珍味、エクレールの仲間
嫌い:独善的な考えの人間、魔動機械(苦手)、高所
解説…
アリルフェイトの中核をなす組織「U.L.A」直属の特務軍「エグゼキューター」の一つ「エクレール」の隊長。
デルタの次に生成された元棒人間で、レイやナギトたちが生まれるまではデルタのライバル兼よき理解者という立ち位置だったキャラ。
Blue Bright Blade(BBB)のリメイク元作品にも登場しており、影の主人公、もしくはもう一人の主人公のような扱いを受けていた。が、その登場がかなり後半にずれ込んだことが災いし、うごくメモ帳でSword Storyを連載開始してからはどんどん影が薄くなり(それでも自由帳には定期的に描かれていた)、最終的にセルジュにお株を奪われた悲しき青年。
流れるような灰髪と、髪の毛が硬化してできたものである、額と耳の付け根付近から延びる三本角が特徴。



性格…
年長のキャラクターであり、年長ものらしく面倒見のいい性格。一人称は「俺」。
生真面目な仕事人間だが、堅物というわけではなく義理人情に溢れる一面を持つ。
物事の真意を冷静に見極めることができる慎重さと、仲間や特定の目的の為ならば手段を選ばない大胆な一面を併せ持つ指揮官だが、基本的に仲間や身内には甘く接することが多いらしい。
過去の経歴故か仲間というものを大切にしており、部下たちにもたびたび仲間の大切さを説いているんだとか。


人物…
セントラル直属の特務隊「エクレール」所属で、三人の部下を率いる隊長。
強大なアクリスの対処や、強力な存在への警戒行動、危険な地域への調査を担当するという役職柄、部隊の名前共々顔としてそれなりに名前は知れている。
反面、他の人間に見せることは少ないが、任務時以外は割と自堕落な生活を送っているらしく、時折部下からも咎められることがあるらしい。
仲間内では酒豪として有名であり、よく暇を見つけて飲酒している場面が見受けられるんだとか。


能力詳細…
◇竜牙旋風(ドレイクシェイド)
体内の魔力を竜の力を模した形に開放し、一時的に竜のような力を得ることができるという固有進化魔術。
口からブレスを吐いたり、背中から翼を生やしての飛行、鋭い爪による斬撃など、その用途は多岐に渡る。
ちなみに、シグマの頭に生えている髪の毛製の角はこの能力が覚醒したためにできたもの。能力の制御を司っているらしく、角が著しく欠損した場合は再生させるまで能力が大幅に弱体化してしまう。
なお、普段はある理由(パラメータの項目参照)で能力は自主的に封印しており、自らよりも強い敵や仲間たちが対処できない敵と遭遇した際にのみ解禁する。
▽ドレイク・スクラッチ
体内魔力で肥大化させた両手の爪を使っての切り裂き攻撃。消耗が少ないながら、射程と威力がそこそこあるので、格闘戦での主力攻撃となる。
▽ドレイク・フレイム
口の中に集束させた体内魔力を炎に変化させて放つ火炎放射。射程距離はそこまで長くないが、炎による追加のダメージを期待できる。
▽ドレイク・ストーム
背中から生やした翼を羽ばたかせ、魔力を織り交ぜて放つ暴風。効果範囲が広いが、織り交ぜた魔力込でもダメージは抑え目。
▽ドレイク・アーマー
全身に硬質な竜の鱗を発生させての防御機能。並大抵の攻撃ではダメージを受けない他、炎、氷、雷などにも強くなる。しかし、これを使用している間は動けない。


パラメータ・戦闘スタイル…
攻撃:A-
防御:B+
敏捷:B-
技量:A+
魔術:S-
能力:A
総合:A
***
特務隊を率いる部隊長らしく、その能力値は非常に高水準。
たいていの敵は一人で片づけることも可能だが、それだといざというときに連携が取れないという理由から、普段は少しだけ力をセーブして、なるべく仲間と共に戦うことを心がけている。
最も得意とする魔術をメインウェポンとして、魔術で生み出した様々な武装と攻撃を以ての遊撃が得意技。
本気を出した際は魔術と能力を組み合わせ、確実に相手の逃げ場を潰してからとどめの一撃を叩き込むスタイルに変化する。


武装、所持品…
・魔術
正確には武器ではないが、戦闘の際に用いられる技術であるためここに列挙する。
元々シグマは能力を持つ前から魔術に才を見せており、エクレールの部隊長就任と同時期から魔術の鍛錬も行い始め、結果的に彼の主な武器となっている。
能力を公に使用することは少なく、基本的には魔術を用いた様々な攻撃で戦闘を展開する。
└魔力弾
魔術の基本であり、シグマの主力攻撃。手のひらの上に集束させた魔力を球状に固め、魔力の弾丸に変える。
使用者の意思一つで爆発させたり、貫通性を高めたり、散弾にしたりなど用途は広い。
└魔力障壁
魔術によって構築した防御障壁。
半径10m内ならば任意の場所に発生させることが可能で、フォーメーションを組んでいる仲間の防御に使用する。
└魔力長槍
魔術によって作成した、シグマもう一つの主力攻撃。実体を持つ魔力の槍。
柄の長さは自在に調節可能で、接近された際はこれで迎撃を行うほか、投擲することでジャベリンや着弾と共に炸裂する砲弾のようにも扱うことが可能。
・輸送機
性格には武器や所持品ではないが、シグマを含めたエクレールが扱う物であるためここに列挙する。
エクレールの面々が任務に向かう際、移動手段として利用する飛行船。基本は移動用だが、蹴撃者に対抗するための武装も多数搭載されている。


生い立ち…
元々は早くに両親を亡くし、孤児院へと預けられた孤児だった。
成人する数年前、事情があって今の部下であるベータに協力する形で、彼の両親の敵であるアクリスを撃破。その時の戦いぶりがセントラル役員の目に留まり、結果的にベータ共々、先代エクレールを構成するメンバーとなった。
しばらくの間は別のリーダーの元で任務に励んでいたが、数年前の任務に置いてリーダーが功を焦ったせいで戦死し、チームも瓦解。シグマはベータを連れてどうにか逃げ延び、セントラルへと帰還する。
帰還後はその生存率を称える役員の勧めで次代エクレールの隊長として就任し、新たにスカウトされたアルファやガンマを交えて、今の部隊を構成することとなった。


主な人物関係…
・セントラル役員たち
シグマをエクレールに勧誘した面々。
仕事を与えてくれる彼らにはある程度恩義を感じているらしい。
・先代エクレールメンバー
元隊長と、その部下である面々。
元々我が強く、他人の実力を見とめようとしないその姿勢を気に入っておらず、任務時に戦死した際は内心でせいせいしていたとか。
・アルファ
エクレールの部下であり、年の離れた親友。
部隊の紅一点と言うこともあってか少々彼女には甘いらしく、他の二人には「アルファに惚れてんじゃないのか」なんて根も葉もないうわさを流布されていたりする。
・ベータ
エクレールの部下であり、孤児院時代からの親友。
実力的にも彼を一番信頼しており、プライベートでは彼と行動を共にすることも多い。
・ガンマ
エクレールの部下であり、年の離れた親友(ただし年齢差は他二人に比べて少ない)。
素性の知れない人間ではあるが、シグマと接するその態度は紛れもない本物だと確信しているようで、他の二人と変わらない信頼関係を築いている。
・デルタ
BBB完結後からの部下。同時に、かつて仕事の一環で刃を交えた仲。
本人の持つ爆発力と、秘めたる潜在能力を高く買っている。シグマ自身はもっと信頼関係を築きたいと考えているらしく、絡むことも多いらしい。


余談…
・服装、髪型などの詳細画稿

・デルタに次ぐ二番目のキャラとして生成されたという経緯があった故、棒人間になると三本ヅノの黒棒人間というデルタとは対照的な見た目になる(容姿としてはよく棒バトに出る黒ボスと同じ)。
・一時はデルタと同い年の女の子として設定する案もあったが、その当時の作者が女キャラを書けなかったがためにデルタのよき兄貴分というキャラクターに変更されたという裏話があったり。
 立場の近い女性、と言うキャラは、設定削進にあたってレイが引き継ぐこととなった。
・名前の元ネタは当時気に入っていたギリシャ文字シリーズから「Σ(シグマ)」を取ったもの。ラストネームは「エクスカリバー」をアレンジしたもの。もともとは「エクスリブ」だったが、肉っぽいので「ヴ」になった。
・彼をモチーフにして作成された「シグマ二世」というキャラクターもいたが、設定の流用が難しい都合で没に。(ちなみに、ポニーテールで槍を持っているという設定の男子だった)
・最初期の服装は洋服と和服を掛け合わせたような珍妙なものだった。さすがにダサいので何度か変更になり、最終的には今の服装で落ち着いた。
 シグマに限った話ではないが、最初期のころに生成されて現在まで生き残っているキャラクターたちは例外なく服装の大改修が行われている。
・もともとのシグマはただのデルタのライバル部隊と言う設定でしかなかったが、剣物語を作成していた際に「昔の棒バトもストーリーにねじ込みたいなぁ」なんて考えた結果、現在のエクレール設定のひな型が完成することとなる。
・その後、設定変更で剣物語にも登場することとなり、オメガの侵攻に抗うレジスタンスのリーダーとしての立ち位置を獲得した。以降、BBBが作成される少し前まではレジスタンス設定だったが、世界観がアリルフェイトへと変更になった際、原点の設定に立ち返って特務隊の隊長へと復帰した。
・ちなみに「デルタとシグマ隊が協力する」と言う展開は、かつてコネクトが描いていた自由帳マンガ「EagleStarStory(以降:鷲星)」にも由来している。
 鷲星はBBBの前身である剣物語完結後のお話であるため、実は設定的にも符合していたり。
・能力を発動して龍化状態になった際には容姿が変化し、
 「額の角が後ろ向きから前向きになる」
 「背中から竜の翼が展開」
 「指先から魔力の爪が伸びる」
 という変化が起こる。


・世界観がBBB準拠となった後、設定の小規模な練り直しを行ううち、デルタのヒロインを設定したいと思い立ったコネクトが、デルタとアルファをくっつけようと画策。結果、デルタとは同じ部隊の隊員と言う間柄に変更となる。
・さらにその副産物として、(暫定ではあるが)ナイツロード入隊ルートを通る場合、デルタ共々ユースティアへ行って仲間になるという大抜擢を果たす。
 今まで全然活躍していなかった分、ナイツロードを作成した暁には存分に暴れてもらう、とはコネクトの弁。