コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

カーティア・シュトロハイム 詳細設定

カーティア


更新履歴…
2016/01/28…立ち絵をカラーに差し替えました。



本名:カーティア・シュトロハイム
性別:女性
年齢:16
身長:154cm
誕生日:2月14日
能力:「死操因子」
好き:読書、昼寝、自分を大切にしてくれる人
嫌い:辛いもの、勉強、他人のことを考えない人、裏切り
解説…
ある日の任務でセルジュに助けられ、そのままフェンリルへと入団した少女。
小柄で華奢な体躯の持ち主であり、普段はフェンリルで保護されている。
手入れがされておらず、好き放題に伸びた色素の薄い白髪と、ワインレッドの瞳が特徴。服はフェンリル団員に見繕ってもらったらしい。


性格…
基本的にはマイペースで天然ボケている世間知らず。
過去の経験によって精神崩壊を体験しており、それが遠因となって親しい人間に誰彼構わず甘えるクセがある。
また、その精神崩壊が原因で一般常識が欠落しており、保護者として付き添っているセルジュをはじめとした面々の手を焼かせている。
突飛な行動でセルジュの手を焼かせる反面、力のない自分が恩人であるセルジュの役に立てないことを悔やんでいる節があり、何かできることはないかと考えているとか。
過去の経験からか裏切り行為に過度の恐怖を持っており、似たような話を聴くだけでも精神的に不安定になってしまう。


人物…
もともとはエトニス大陸の小さな村に住んでいた少女で、能力とも争いとも無縁で静かな生活を営んでいた。
ある日、村にやってきたフォルテ・コーポレーションの人間により、村人たちの見ている前で拉致されたのち、同社の構える秘密研究所に幽閉されていた。
その後は様々な実験の被検体にされていたが、何者かによって回された依頼によって出勤したセルジュによって研究所から連れ出され、そのまま依頼主の意向に反して、破棄を装ってフェンリルに保護された、という経緯を持つ。
研究用のモルモットとして過激な実験をたびたび受けていたらしく、実験によって死にかけた際にハートレイジが発現。過激さを増した研究によって、セルジュと出会うまで精神崩壊状態だった。


能力…
◇死操因子(デッドレスドール)
どんな手段でどんな死に方をしても、魔力に干渉して存在を確定させ、受けた傷を再生するというもので、いわば不死身になる固有進化魔術。チリ一つ残さず消滅しても一日あれば再生する。
また、老化も死に至るものとして、発現した時点でそれ以降の成長を停止させ、肉体的な老衰を抑止する力も持つ。ゆえに、所有者は実質的な不老不死となる。
どれだけの深手を負おうと、どんな環境下に置かれても再生、復活できるというある意味便利な能力だが、受けた痛みはそのまま伝わるというデメリットもある。


パラメータ・戦闘スタイル…
攻撃:D
防御:A+
敏捷:C
技量:B
魔力:A-
能力:SS
総合:C+
***
元々が一般人であるため、全体的に能力は低いものの、所有する固有進化魔術の能力ゆえか、肉体的な防御力は高め。
魔力に対する資質は高いため、基本的に魔術を用いた支援をメインとした戦いを展開する。
魔杖槍と自身の適性を活かした自在な魔術行使で戦う、魔術士スタイルの戦法が得意であり、特に魔力を砲弾として放つ砲撃系魔術に秀でているため、戦闘では後方からの砲撃支援を主とする。


武装
・魔杖槍クロスラム

魔術師の為にアリーシア商社が開発した、杖型の特殊な魔動戦機。
周辺の魔力を吸収し、一点に集めて保持しておくことで、魔術発動までのタイムラグを短縮。所有者の魔術行使を円滑にする機能を持つ。
カートリッジ内の魔力を使用すれば、杖の先端に取り付けられた発振器から魔力刃が発振。ハルバードのように使っての格闘戦も可能になる。
・魔動手錠
魔力で構成されたチェーンを発生させることで、錠をはめた人間の腕を縛るためのもの。
セルジュの手で破壊されたた後はフェンリルのメカニックによって改造され、「キャプチャビュート」という捕縛用チェーンを発生させられる武器になった。


生い立ち…
エトニス大陸の田舎が生まれ故郷。二つ上の兄がいる。
10歳になるころ、町に突如現れたフォルテ・コーポレーションの職員によって、両親や家族、村の人々が見ている前で誘拐されてしまった。
この時、町の人たちはおろか家族も誰一人助けに入ってくれなかったことが、裏切りを嫌う原因になっている。
誘拐された後、同社によって実験の被検体としてその身を利用される内に瀕死となり、そのまま死にかけた際に固有進化魔術が発現。それに目をつけられ、さらに過激な実験を行われるようになってしまう。結果、程度は軽いながらも精神が崩壊を起こしてしまった。
そのまま被検体としての暮らしを続けていたが、16歳の誕生日に転機が訪れることとなる。


主な人間関係…
・セルジュ
幽閉された環境から自分を助けてくれた恩人。同時に、フェンリル内でのカーティアの保護者。
仕事だから助けられただけであり、上司からの命令で彼女の面倒を見ているだけだが、それでも彼のことを慕っている。
自分の行動が彼にとって迷惑であることは自覚しているが、中々直せない自分の行動に辟易している。
・ベリル
恩人の1人でもあり、身元引受人。
役職柄関わることは少ないが、セルジュの上司として慕っている。
べリル当人としては、彼女の起こすトラブルを若干面白がっている節があり、セルジュが頭を痛めているという。
・ヒナタ
身元引受人であり、フェンリル内でのお姉さん的人物。
普段から着ているお気に入りの一着は彼女からプレゼントされたものであり、それが縁となってたびたび彼女に甘えている。


余談…
・服装、髪型などの詳細画稿

・カーティアが作成されたのは、世界観を作新したのが理由。
立ち位置なども総とっかえとなった結果、セルジュがかなり主人公してしまうことになったため、相棒が必要かと思って作成された経緯を持つ。
 かつてはセルジュの相棒として設定されていたが、なんとなく戦闘が似合うキャラではなくなったため、セルジュに守られるヒロイン的な立ち位置へ移動した。
・名前に関しては完全にノリで決定したが、割とかわいい名前になったのでコネクトは気に入っていたり。
 元々は愛称で呼ばせるつもりだったが、セルジュが勝手にカーティア呼びするせいでそちらの方が定着してしまった。
・不死化の能力が発現したのは13歳のころであり、前述の特性からそこで成長が止まってしまっている。
・実は誘拐された際に誰も助けに入らなかったのは、カーティアを差し出すことで町にお金が入るからという理由だったという設定。
 兄を溺愛していた両親からはあまり愛情を注がれておらず、子どもにしては不自然に物静かだったために村人からも少々疎まれていた。
 それでも家族や村の人々を信じていたため、裏切られたショックも深刻化したらしい。