コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

アリア・ルファーナ 詳細設定

※本記事は「Blue Bright Blade―蒼の煌刃―」完結後に関する、若干のネタバレを含んでいます。閲覧の際はご注意ください。


アルファ

本名:アリア・ルファーナ(aria lfarna)
性別:女性
年齢:15
身長:157㎝
誕生日:12月3日
能力:なし
好き:スイーツ等甘いもの、自己鍛錬、おしゃべり
嫌い:何かとうるさい人、日焼け、夢のない話
解説…
U.L.A直属軍「エグゼキューター」内に設立された特務隊「エクレール」に所属している、棒術使いの少女。
かつては現在の設定同様、シグマ率いる部隊に所属する少年と言う設定だったが、度重なる設定変更と世界観の作新によって立場や出生などに改稿が加えられ、結果的に現在の形に落ち着くこととなった。
キャラクターとして作成された当初から棒術を使って戦うキャラであり、設定変更が続くコネクトキャラたちの中でも数少ない「武器の変更がなかったキャラ」の一人でもある。
くせ毛の目立つこげ茶色の頭髪と、少し深い色の青い瞳が特徴。普段から戦闘用のロッドを持ち歩いており、それがトレードマークにもなっている。


性格…
マイペースな性格であり、生来の楽天家。一人称は「私」が多いが、たまに「ボク」になる。
物事を長い目で見ることが多く、時折本人にも予期しえない事実を掘り当てることもあるという。
明るく振る舞って皆と元気を共有するムードメーカーでもあり、基本的に長期任務や身体を張る任務が多いエクレール内の癒しになっている。
反面、戦闘技術などに関しては確固たる自信を持っており、自らの会得した棒術を披露できるのを楽しく思っているらしい。


人物…
アリルフェイト内で先祖代々伝わる、歴史ある流派「ソーラ流棒術」の使い手。
本来は演舞などを目的とした棒術だったが、アルファ自身は戦い、自らや仲間を守るための力としてその術を会得しており、それゆえ伝統を重んじる実家とは折り合いが悪いらしい。
普段からエクレールの一員として活動しており、時たま人目に触れる部隊の中でも唯一の女性の為か、ひと際人目につくことがしばしば。
本人は悪く思っていないらしく、せがまれれば演舞なども披露しているという。


能力…
特殊能力などは無し。魔術も使えないことは無いが、基本的に棒術を用いて身一つでの戦いを展開する。


パラメータ・戦闘スタイル…
攻撃:C
防御:A
敏捷:B
技量:A-
魔力:B+
能力:-
総合:B
***
アルファ独自の改良が施された棒術は守りを主体としているため、防御のパラメータは常人と比べて高め。女性ゆえに攻撃力には不安があるものの、技量や他の攻撃などでカバーしている。
棒術を用いて戦場を自在に動き回り、華麗な身のこなしを以て、演舞を披露する踊り子のように戦うのが基本スタイル。
「水流」の魔力変換資質を持っており、本人の高い魔力適性も相まって、高度な水流魔術を扱うことにも長ける。


武装、所持品…
・テンツェリンロッド

アルファ専用に設計された、身の丈と同じくらいの長さを持つ格闘戦用のロッド。
相手の攻撃を受け流し、軽やかに反撃を打ち込むためのもので、そのコンセプトに基づいて徹底的な軽量化が行われている。
特殊計量合金で作られたフレームの内部には鎖が仕込まれており、魔力を流して本体を分割、鎖を露出させることで、多節棍としての運用が可能となる。
知らない人間が見れば魔動戦機と思い込むが、本武器はあくまでも通常の武器として設計されている。
・水流魔術
武装ではないが、攻撃手段の一つであるためここに列挙。
魔力変換資質によって水に変化させた魔力を自在に操り、水の持つエネルギーを活かしての攻撃を行う。
本人が有している適性と豊富な魔力量により、その自由度は他の資質持ちの人間と比べても頭一つ抜けている。
└アクアカノン
魔力の水を圧縮し、水球で構成した砲弾を発射攻撃。
単純ながらも水のエネルギーを利用した衝撃は強力であり、主に接近戦を展開するための牽制に用いている。
└アクアブラスト
圧縮した水をさらに高圧で撃ち出し、ウォータージェットとして用いる攻撃。
強烈な水流ゆえに、アクアカノンよりも高い威力を期待できるが、照射面積が極端に小さいため面制圧には向かない。
└アクアウェーブ
一定まで圧縮した魔力水を衝撃波、あるいは波紋のように周囲へと撃ち出すことで、周辺一帯を水流で薙ぐ技。
面制圧や敵の接近防止に使用されるが、水の勢い意外に大した威力はないため、攻撃手段としては頼りない。
└アクアドラグーン
超圧縮をかけた大量の水を一つの塊として操り、巨大な水の竜を形成。自由自在に操って敵を攻撃する、アルファ最強の魔術。
固体に等しい質量まで圧縮された水の威力はアクアブラストの比ではなく、文字通りすべてを打ち倒して進む竜の如き攻撃が可能。
ただしアルファ自身も相当に消耗するほか、維持にも相応の労力がかかるため、あまり長い間使用はできないという欠点もある。



生い立ち…
旧名アルファ・ソーラ。
ソーラ家の11代当主の娘として、全ての先頭に立つことができるように、という願掛けで「アルファ」と名付けられた。
以降は長く実家でソーラ流棒術を学んでいたが、ある日起こったアクリスの襲撃から知り合いや友人たちを守るために技を振るったところ、実家から厳しくとがめられてしまう。演舞としての術という伝統にこだわり、戦うことを放棄するその姿勢に疑問を持ち、反感を抱いたアルファは、家出同然に実家との縁を切り、単身バスターとなるべく旅に出る。
その途中、単独で野生生物と戦っていたところを、シグマからの勧誘にのってエクレールへと加入。新たなる仲間たちと出会うこととなった。
エクレール入りとほぼ同時期に、実家との縁を完全に断つために改名。「アルファ・ソーラ」から「アリア・ルファーナ」とその名を変えることとなる。


主な人物関係…
・シグマ
自身が所属する特務隊エクレールの上司。
任務時の顔もプライベート時の顔も含め、一人の人間として慕っているらしく、時折彼に手ほどきを受けることもあるという。
・ベータ
エクレールに所属する年上の同僚、兼悪友のようなもの。
喧嘩っ早くプライドも高い彼を少々苦手としているものの、特に仲が悪いというわけではなく、たまに二人でつるんでいることもあるとか。
・ガンマ
エクレールに所属する年上の同僚、兼お兄さんのような人。
物静かだが仲間想いで世話好きな彼にはアルファもよく懐いているらしく、行動を共にすることも多いという。
・デルタ
BBB完結後、新たに仲間となる。
出会ってすぐに意気投合し、その後は何かと行動を共にすることが多くなった。多少デルタのことを異性として意識している節もある。


余談…
・服装、髪型などの詳細画稿

・初出はコネクトが作成した棒人間バトル。実はその時から伸縮するロッドを扱っており、何気に最初期から武器が変わっていない。
・「普段とは違う服装を描いてみよう」という思いたちの最初の犠牲者だった過去を持つ。
 なおそのとき書かれた衣装は、「タコ糸を巻いたハムを二つに切ったような何かにしか見えないダウンジャケット」という凄惨な結果に終わった。のちに何度か服装の全面改修が行われ、現在の服装とほぼ同じ形になる。
・元々は男キャラとして生成したが、その時の顔が(当時の作者から見て)かなり少女っぽかったことがきっかけとなり、途中で元女、そして女性化するという設定が付加された。
 が、いくつか前に実施された設定改修に際して、設定がややこしくなる(と男の姿をめっきり描かなくなってしまった)という理由でその設定は削除された。一応は口調や仕草として名残りを残している。
・また、新デザインが書かれるたびに瞳やら髪やらが細かく変わるので、性別変更を含めて実質誰よりもデザインが変わっているキャラと言っても過言ではない。
 現在の姿で一応は落ち着きを見せているが、もしかしたらまた変わるかもしれなかったり。
・実はデルタ、ヒナタに次いで作者のお気に入りなキャラクター。女性キャラになったあたりから妙な優遇が目立ち始め、最近では同期のベータ、ガンマを差し置いてイラストにされることも多くなっている。
・ちなみに、彼女を含めたエクレールの面々は、登場してから今に至るまでずっと同じメンツのまま、一度も変更されたことは無い。たまにラムダが抜けたり入ったりしていたが、最終的にはシグマ、アルファ、ベータ、ガンマで落ち着くこととなった。
・一応、何回かアルファだけ抜き取ってデルタとくっつけようとしたことはあったのだが、どうもアルファが抜けた状態がしっくりこなかったため、結局すぐに差し戻された……という経緯がある。
・専用武器であるテンツェリンロッドの名前の由来は、ドイツ語で「踊り子」を意味する単語「テンツェリン」。
 棒術を用いて、演舞を披露する踊り子のように戦う戦闘スタイルから命名された。


・「デルタに対応するヒロインは誰か」と考えた結果、最終的には付き合いも長く一度思い人設定になったアルファに白羽の矢が立つこととなる。
 その副産物としてエクレールの面々も出番が増えることになるため、本人たちも喜んでいる……はず。