どうもみなさまこんにちはー、コネクトにございます。
近頃本格的に暑くなる日が増えてきましたね。業務形態上、周囲よりも熱を浴びることの多いコネクトさんとしては、日に日に増していくお昼の暑さにげんなりする日々が続いております。
本日の更新の内容はズバリ、記事タイトルにもある通り、ここ最近執筆していた2次創作小説の完結をお知らせするものになります!
PSO2NGS外伝 新世紀の前奏曲〈プレリュード〉 - ハーメルン
作品名にもある通り、本作は今年の6月にサービスインを控えるオンラインRPG「PHANTASY STAR ONLINE 2 NEW GENESIS (以下PSO2NGS、もしくはNGSと略称します)」を題材にした2次創作となります。
軽いネタバレを交えて内容を説明しますと、「ある青年がNGSの舞台である惑星ハルファへ降り立ち、新生アークスとして活動を始めるまでの物語」となります。いかなる経緯を持ってアークスとなるのか、それは是非本編を読んでいただけると嬉しいです。
【以下、あとがき&裏話的なもの】
本作を執筆しようと思ったきっかけは、御察しの通り「作者のNGSに対する期待値がメーターを振り切ったから」というのが理由です。
元々、去年の夏頃に初報が発表された以来、新たな情報が出てくるたびに待ちに待ち焦がれていた身だったのですが、今年の1月末に開催された第一回CBT、そして3月に開催された第二回CBTの体験を経て、新しい世界の一端を感じたことで期待値も爆増。
そんな中、「NGSのプレイヤーキャラクターが何故ハルファにやってきたのかは意図的にぼかされている」ことに加え、第1話投稿以前は明確な本編ストーリーに関する情報が出ていなかったことを受けて、「せっかくだし妄想1000%で自キャラ版のプロローグを描いちゃおう!」と思い立ったことで、この〈新世紀の前奏曲〉は執筆される運びとなったのです。
…と、そう思い立ったのは良かったのですが、最初にすこしだけ手を付けた(具体的には第1話の1/3くらいまで)ところで唐突に筆がストップ。そのままなあなあで執筆再開が伸びに伸び、再開されたのはなんと、先述した本編のストーリーが解説される公式の動画が公開される数日前でした。お察しの通り、公式からの発表に焦って慌てて筆を進めた次第ですw
拙作と公式の動画、両方をご覧くださった方ならお分かりかと思いますが、実はストーリーのド頭から本編のお話と思いっきり乖離しております。
一応、本編冒頭の諸注意にも書いた通り、本作は執筆開始当初から本編ストーリーとの矛盾が出ることを承知で執筆されています。なので、本編との矛盾自体はさほど取り沙汰されるものではないのですが、プロローグ3で解説された内容を頭に入れてしまうと、どうしても本編との矛盾が気になってしまう性分であるが故、自業自得とはいえプロローグ3に間に合わなかったときは危うく筆を折りかけましたw
一応、退路を断つための手段を講じていたことが功を奏してか、どうにかこうして完結できたのは幸いでした。
で、そんなこんなで慌てて執筆を始めたのですが、実は執筆を開始した当初は他の短編二次創作系と同様、前後編の二本立てになる予定でした。
しかし、書き進めていくうちに情景の描写等が増えた結果「これを二話で納めると文字数えらいことになるな」と考え、ひとまずの措置として前中後の三本立てに変更……したのは良かったですが、そこからさらに書き進めたところ、4000文字区切りにすると三本でも収まらないことが発覚。最終的には5話編成というロング短編になりました。
もっとも、今思うと自分の文章だとこうなるのは必然だったのかもしれませんw
本作の終盤以降、ゲストキャラクターとして作者と仲良くしてくださっている二名の方々の自キャラ達を登場人物として起用させていただきました。
元々本作の執筆に際し、「是非ともあの二人のキャラクターを登場人物とした作品を執筆したい!」という思いがあり、それが本作を作る大きなきっかけとなっておりました。一番やりたかったのはこの二名の出演だった…と言っても過言ではないくらいです。
仮面の男性、こと仮面ライダー狼、もといルプスは私の作品群を知っている方ならご存知のあの方の持ちキャラを基に作成されたキャラとなります。
キャラの傾向として「大雑把」という性格付けがなされており、本編中でも面倒臭がったりなどでそれっぽくキャラ付けさせて頂いております。ただ、本編中の役割の都合上、どちらかというと頼れるツッコミキャラとして動いてもらった感が強くなってしまいました。
キャストの女性、ことメーヴは、主にぷそ絡みで懇意にして頂いている方の持ちキャラを基に作成されたキャラとなります。
キャラの傾向として「たまに茶目っ気を出す支援大好きキャスト(要約)」という性格付けがなされており、本編では突然ルプスを殴打したり変な発言で煙に巻くなど、コメディリリーフを担ってもらいました。
最終回となる第5話が若干コメディちっくに寄ったのはだいたい彼女が原因です。明瞭なキャラ付けが非常に動かしやすく、ルプス共々終盤を強力に引っ張ってもらいました。
遅れに遅れてしまいましたが、改めてキャラ貸し出しに快諾頂いたご両名に、この場を借りて感謝を申し上げさせていただきます。
よもやどちらからも二つ返事でOKを頂いてしまうとは思いもよりませんでしたが、何はともあれ、ありがとうございました!
さて、おおよそ書きたいことは書き連ねることが出来ましたので、今回のあとがきはこの辺りで〆させていただこうと思います。
稚拙、かつ原作ガン無視な作品となってしまいましたが、少しでも面白いと思っていただけたなら、作者としてはこれ以上ない喜びです。
最後におまけとして、作中の登場人物紹介を差し込んで終わりたいと思います。
それでは!
***
おまけ:登場人物紹介
(※本編のネタバレを含みます。本編読了前の閲覧はご注意ください)
・コネクト
本作の主人公。ヒューマン男性。
降下ポッドに乗って惑星ハルファへとやってきた「星渡り」で、他の星渡りとは異なり、ハルファにやってくる前の記憶を(抜けも多いが)保持している珍しい例。ドールズに襲われて窮地に陥ったところを助けられたのがきっかけとなり、ハルファを守るアークスの存在を知り、自らもアークスとして戦うようになった。
寡黙な裏に熱さを秘める、静かな熱血漢。「生」への渇望を原動力に戦う姿勢はオラクル時代から変わっていないが、(ドールズという脅威こそあれど)ダーカー戦役時代に比べるといくらか平和な世の中になっているということもあって、以前よりも戦うことに執着はしていない。
・ルプス
惑星ハルファでコネクトが出会った、ヒューマンの男性。
セントラルシティを拠点に行動するアークス。とある出来事をきっかけに旧時代の遺物である破損した鎧と武器を入手したことで、それらを身に纏って戦う「仮面の戦士」となった。
大雑把な性格だが、なにかと面倒見のいい兄貴分的存在。アークスとしては珍しく、平時はショップでバイト業などを兼任している。本人曰く「明日の生活費のために」という理由らしいが、真意は不明。
・メーヴ
惑星ハルファでコネクトが出会った、キャストの女性。
セントラルシティを拠点に活動するアークス。きわめて扱いが難しいとされる旧時代の複合兵装を、手足のように扱える実力を持つ。
ですます口調の礼儀正しい性格だが、しばしば突拍子もなく奇行に走るおちゃめ機能付き。支援とエネミーへの嫌がらせが趣味と豪語している。
レスタサインが好物らしい。