コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

繋録「異能」に関して

またまたどーも、コネクトでござい。
今回は、以前言っていたとおり「異能」に関しての詳細を
まとめたいと思います。
相互点などあるかと思いますが、ご了承願いますw


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レポート「異能」とその周辺事情について…


概要:
この世界に存在しないということが科学により実証された後、
なんらかの突発的な変異により、人体のうちに宿る「魔法」の力が
具現化されたもののことを総称して「異能」と呼ぶ。
それぞれ炎、雷、氷、風、光、闇の6つにカテゴライズされ、
さらにその中で5つのランクに分けられる。
ランクが高ければ高いほど、使用できる異能の威力は強化されていく。
異能のランクは鍛錬などによって上昇されられるが、
個々人により上限は異なる。
また、ごくまれに異能の力が別の属性へ変質することがあり、
その事例が起きた場合、異能自体の形はそのままに、中身のみが
変化後の属性となる(たとえば、炎から雷に変質した場合も
発現する異能の形は炎型になる)。


そして、異能のランクでは表せないほどに強力な力が発現する場合がある。
発現する人数も限られているに等しく、初期段階では異能者という区別はなされなかった。
しかし基本的な構造が異能とまったく同じだったため新たに区別がなされ、
特別な異能「イレギュラー」として格付けされた。
現時点でイレギュラーは3つ確認されており、
炎のイレギュラー「烈火鬼炎(れっかきえん)」、
風のイレギュラー「牙舞太刀(かまいたち)」、
闇のイレギュラー「インフェルノ」が確認されている。


発現法について:
RPGなどで簡単に発動できるように、異能の発現方法もいたって簡単なものである。
しかし発現の最低条件として
・自身に宿る異能を開花させておく
・自身の異能タイプを覚えておくこと
がある。
具体的な発現法は前述のように簡単で、
自身に宿る異能の形をイメージし、それを出したいという意思の下発動する。
出した後の形態も変質させることが可能で、
炎を手に巻きつけてナックル状にしたり、形を固定して剣のようにしたりと
用途はさまざま。
特性については3通りあり、攻撃用とサポート用、または双方を持つタイプに分類される。



異能は最低ランクでさえ固体物質を破壊するほどの威力を秘めており、
むやみに発動すれば当然周囲に危害が及ぶ。
そのため、普段は異能者を保護する組織である「woild saver(以下セイバー)」により、使用を
厳しく制限されている。
一般の環境下で異能を発動させる際にはセイバーに承認を得る必要があり、
承認を得ずに使用したことが確認された場合には罰則が科せられる。
しかし、熟練した技術と判断力を持つものには、特例として自己判断の元に
異能を使用できる「ライセンス」が製造される。
一般に「ライセンス持ち」と呼ばれるが、本来の名は別にあり、
「コードライセンス」と言われている。
なお、初期生産以外のライセンスには有効期限があり、
本部施設にて定期的に更新を行うことでその資格を継続させる。



一般の環境で暮らしている異能者については「レイヴン」と呼ばれる。
レイヴンの大体はライセンス持ちでもあり、わざわざ本部でライセンスの定期更新を
せずに済むよう各人からの依頼を達成することで更新とみなされるようになっている。
普通の家や部屋に住むことができるように最低限はセイバー本部から手配されるので、
ある種一番優遇される存在とも言える。



歴史について:
異能者が始めて確認されたのはわずか18年前である。
最初の異能は「炎」であり、それが一部の人間に革新をもたらした。
16年前に起きた「常盤事変」にて、文明の方向性を巡り戦闘が勃発。
大規模なものとなったが、人数の多さと統率力により文明保守派の勝利となった。
そして3年前、異能を用いた各国での同時テロにより再び戦闘開始。
文明革新派側に司令官的な存在である男「インフェルノ」が加わり、
一時期膠着状態に落ち着いた。
しかし、異能を操りきるだけの技量を持っていたインフェルノに対し、
保守派の人間はほとんどが低ランクの異能、かつ技量不足が目立ち、
結果的に圧倒的劣勢に陥ってしまった。
そんな総崩れの状況にあった保守派軍に、異能を使いこなせる技量を持った三人が参戦。
一気に巻き返しを見せることとなる。
一人はセツこと「コネクト・バルダーディナス」。
光の異能「蒼炎光波(そうえんこうは)」を使い、前線の敵軍を退けた。
二人目はソウこと「コルト・レイルソーコム」。
炎の最強格とも言える「紅炎魔弾(こうえんまだん)」を生かし、
敵をなぎ倒して進んだ。
最後の三人目は「ターミナル・ディーハルス」。
コネクトと同じく光の異能「大空占光(たいくうせんこう)」を使い、
インフェルノまでの道を切り開いた。
彼ら三人の活躍により、ついに残るはインフェルノ一人となった。
しかし革新派軍を纏め上げてきた実力には偽りもなく、一斉にかかっても
なすすべさえなかった。
絶望ともいえる戦力差だったが、その状況を打破すべく
三人の一人であるターミナルが、ある作戦を決行する運びとなった。
かねてより覚悟していたらしく、ターミナルは自身の魔力をすべて開放し、
インフェルノの肉体と魂を白銀の水晶へと封印することに成功した。
しかしそのリスクもまた莫大なものであり、自身の力が底をついたターミナルは倒れ、
現在もコールドスリープに近い状態で眠り続けている。
のちに帰還した三人は「三闘士」と称され、当時破格の待遇を受けた。


そしてその参闘士の働きかけにより、現在のセイバーが発足。
コネクト、コルト両名もセイバーの一員となり、現在はそれぞれセツ、ソウの名で
学園生活を送っている。




          以上 コネクト・バルダーディナス



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「……はー、ようやっと終了かね!」
レポートを纏め上げ、セツがぐったりとイスにもたれかかる。
「……しっかし、レポートなんて久々書いたしなあ。あかんかどうか心配やな」
すこし俯いて思い起こそうかと思ったが、これから仕事があるので
余計なことを考えるのはやめた。
「そろそろ、行きますかね?パパッと終わらして、明日のショッピングに備えな!
ユウたちのこっちゃ。振り回されるんやろな〜…ははっ」
それは、あの事件の1日前。
セツたちが「金色の炎」をみることになる、少し前のこと。


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終わりですー。
何で最後小説になったんだって言うw
このレポートをまとめたのは、第5話冒頭の始まる直前ぐらいという設定です。
設定いらない?ですよねー。
一応これで現時点で纏まってることは大体出しました。
ネタバレのために伏せているものもいくつかありますが、見逃して下せえ^^;
では ノシ