コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

イザナギ 設定資料

※ネタバレを多分に含んでおります。閲覧の際はできるだけ最新話まで目を通してからご覧ください。



伊邪那岐
分類:対黒獅子/ファンタズマ用決戦式装機
開発コード:PLH-09A
全長:約18m
重量:約78t(搭載武装除く)
動力:ADVリアクター
装甲:不明(ADVによる再生が可能なことが確認されている)
搭載OS:A.LSystem(アンチ・レオ・システム)
期待特性:戦術奇策強襲型
生体端末名:真理
建造:不明(示唆程度の情報はあり)
所属:フリー
パイロット:小絵島彰
概要…
「アイラ」本編にて言及される「黒獅子の開発者」の思想に反発した助手が開発したとされる「ライオハンター」シリーズの9番機。
分類にある通り黒獅子、もしくはファンタズマに対する高いダメージ性を生み出すために建造された機体であり、本機は
武装の拡張性と機動力を重点とした、あらゆる作戦において「強襲を成功させる」ことを念頭としている。
黒獅子に対抗するためのコアである「ADVリアクター」、ないしはその運用を可能とするOS「ALシステム」を搭載しており、
本機建造時点でロールアウトしていた6機の黒獅子への対抗用のデータが独自に組み込まれている。


劇中にて、主人公である小絵島彰が友人である恵介とともに逃げ込んだシェルターにて遭遇。無人のままにもかかわらず
襲撃してきたファンタズマ「神話級:インドラ」の攻撃を軽々回避しつつ、彰を機体に収容。
彰に対して力を貸すと提案し、それを受諾した彰の専用機となった。


所持兵装…


格闘武器:
・アサルトナイフ
 正式名称は「53式対装甲用万能戦闘短刃」。軍用の装機にも搭載される正規規格の武装であり、本機はこれを左背部に取り付けた
 専用ナイフシースに格納している。使用時にはナイフシースが二つに割れ、ナイフを取り付けている部分が270度回転。
 グリップが左脇下を通るように展開され、そこから右手で引き抜く、というシークエンスをもつ。
 本機唯一の格闘武器であり、これを失うと近接攻撃は事実上直接殴る以外に方法がなくなってしまう。


射撃武器:
・バルカン砲
 正式名称は「53式88mm機関砲」。こちらも正規規格の武装であり、本機はこれを片腕に2門ずつ、計4門を搭載している。
 腕に取り付けているという性質上、格闘兵器であるアサルトナイフを保持していても使用が可能という利点があり、
 それ以外にもフレキシブルに腕部を稼働させられるため、全方位に射撃を行える装備でもある。
・リボルバスター
 本機最大の目玉にして、対黒獅子/ファンタズマ用とされる所以でもある装備。正式名称は「特型連装光波砲塔」。
 大きな特徴として、擲弾筒のような本体の中ほどに、リボルバー拳銃などに用いられるシリンダーが搭載されていることがあげられる。
 このシリンダー内には、ADVリアクターから生成された「ADVエネルギー」と呼ばれる特殊粒子が詰まった弾薬がこめられており、
 その粒子を炸薬によって発砲。砲口から離れると同時に巨大な光線となり、射線上の標的を瞬時に融解させるほどの威力を発揮する。
 また、この弾薬はADVリアクターから生成している都合上無限に生産が可能で、シリンダー型という特徴も相まって
 驚異的な連射性を発揮する。


追加武装
・ファイアガン
 後述のV-System解禁によって解放された、伊邪那岐専用の武装。腕部のクリスタルにまとったADVエネルギー制の火炎の塊を
 射出し、着弾とともに小規模な爆発を引き起こす。
・ヒート・スマッシュ
 ファイアガンと同じくV-Systemによって解禁された、本機の必殺技的武装。右腕にエネルギーの炎を絡みつかせて相手に突撃し、
 その勢いのまま鉄拳とともに烈火を叩き込んで相手を爆砕する。


特殊能力…
・V-System
 読みは「ブイシステム」。ある文字の略とされているのだが、Vの部分が何を略したものなのかはまだ不明。
 天照との戦闘中に、システムアップデートによって解禁された機能であり、使用時には各部(腕部、ふくらはぎ裏)のクリスタルが
 ワインレッドからグリーンに変色。同色の残像を残すほどの超高速機動を発揮する。
 また、このシステムが解禁されたことにより「エネルギーの炎」をまとう力も同様に解禁され、武装には新たに「ファイアガン」と
 「ヒート・スマッシュ」が追加される。



余談…
・機体BGMを設定するなら「UNTRUE CRYSTAL(http://www.youtube.com/watch?v=iAl-MxsHFpk)」。
・もともと機体は「蒼穹のファフナー」に登場する機動兵器「ファフナー」っぽくしようと思っていたが、いざ書き起こすと
 曲線なのか角型なのかさっぱり見当のつかない外見になってしまった経緯を持つ。ちなみに、ファフナーにしようとした名残で腕が太い。
・本来なら初期の武装3つのみで通すつもりだったが、さすがに3つだけでは描写がしんどいのと、「スパロボ的に考えたらどこかで追加武装いるな」
 という無駄な凝りにより、予定のなかった武装二つ(V-System解禁後の二つ)が設定された経緯を持つ。
伊邪那岐という名前は、ライオハンター=黒獅子を狩る存在=黒獅子(天照)を凌駕する=天照の上の存在ということで
 天照の生みの親である伊邪那岐神から命名された……のだが、劇中では実力不足と戦力差がたたり、フルボッコにされていた。
・リボルバスターは完全な趣味武装であり、構想段階で予定している後継機ではオミットされる案もあったりする。



以上!
アイラアナザーを書くにあたって、執筆しつつ温めていた設定がようやく公開できましたw
もともと天照戦が本編より数話遅れての展開だった予定だったので、ここまで早く出せるとは思っても見てなかったり。