コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

【新小説】マシーン・マリオネット【先行掲載】

#1 神様のお導き


月明かりが照らし出す建物の屋上。その建物の縁に立つ少年、こと浩介と、自らを神と称した老人は、互いの瞳をにらみ合っていた。
(……なんだ、この人)
その中で、浩介は眼前に立つ老人の不可思議な点を、ひとつずつ考察していく。
仮に、この老人が本物の神と仮定して、彼は何をしにきたのだろうか。自殺を止めに来たという線はあまり考えられない。造物主たるものなら、自らが作り出した膨大な作品のうちの一つ程度、壊れたところで何も思わないはずだ。
それに自分を引き止めたところで、何をするつもりなのか。なんの力も持たない一般人、しかも精神状態はまともとは言い難い。何かをさせたいのならば、それこそ普通の人間でいいはずなのだが……。
つらつらと考え事を流していく浩介は、そこでようやく、神と名乗った老人が笑みを崩さないことに気がついた。
それは例えるなら、愛しい孫に向けるものと形容するべきか。ともかく、慈愛の心が多分にこもった笑みを、神は浮かべている。


気持ち悪い。
それが、最初に浩介が抱いた感想だった。
作り物の笑みでないことは、和らいだ視線の強さで理解できる。だが、そんな顔をする理由が一切理解できなかったのだ。
何を考えている。何をするつもりだ。そう考えて無意識に身構えていると――
「……ふー、さすがに警戒されるのぅ。心配せんでも、ワシはそんな悪どいことは考えとらんよ」
不気味なほど動かなかった笑みを崩し、老人は軽く苦笑した。同時にどこからか木製の杖らしきものを取り出し、見えない何かをたたくように一つ振る。
すると、つい先ほどまで何一つなかった屋上の空間に、音もなくちゃぶ台と畳が現れた。ちゃぶ台の上には、二つの湯のみと急須が置いてある。
「まぁ、座りなさい。ゆっくり話そうじゃないか」
そう言って老人は、固まる浩介をよそに急須と湯のみを手に取り、こぽこぽとお茶を淹れ始めた。その光景を見て、浩介は一瞬停止した頭を再始動させる。そして同時に、浩介は老人へと問いかけた。
「何者なんですか、あなたは」
「言ったじゃろ、神様じゃと。……まぁさすがに、それだけでは信じて貰えんか」
そう呟いた老人は、小さくお茶をあおったあと、手に取った杖を再び振る。
それと同時に、浩介は歩き出した。否、体が勝手に動かされる。
「な……」
「催眠術じゃあないよ。信じて貰えないなら、まだ色々手はあるが……どうするかね?」
本人の意思に反して、ひとりでに着席した浩介を見つめ、老人は口角を釣り上げていたずらっぽく笑う。
正直に言うと、浩介は未だ老人の言葉を信用していなかった。だが、相手が何らかの手段で自らを操る術を持っている以上、抵抗して話を長引かせるより、聞くだけ聞いてさっさとおさらばしようというのが、浩介の出した結論だった。もっとも、足が縫い付けられているかのように動かせないため、したくても抵抗できないというのが本音だったが。
「いや、信じます。それで、あなたは……神様は、どうしてこんなところに?」
何もできないなら、いっそのこと気になることを根掘り葉掘り聞いてやろうと考えて、浩介は早速質問を切り出した。対する神様は、実にまったりとした感じで答えを口にする。
「なに、自殺なんぞ企てる少年がおったから、暇つぶしに手を出してみただけじゃよ」
暇つぶしか、と浩介は内心でため息をつく。同時に、彼に何かを求めたがっている自分を見つけて、少々驚いていた。そんな浩介の様子を面白がるように、神様は言葉を重ねる。
「なに、君相手に嘘はつかないでおこうと思ったんじゃよ。君も、あまり包み隠されるのは好きじゃなかろう?」
そう言われ、むぅと浩介は唸る。確かにそうなのだが、改めて言われると見透かされていたような気分になってしまい、少々複雑だった。
「安心しなさい、ワシもそこまで偏屈ではないさ。君が知りたいなら、心ゆくまで聞かせてあげようじゃないか」



結局、浩介は好奇心の赴くままに質問を続け、気がつけば月もだいぶ傾いてきていた。ただ、まばらに建てられた街灯以外、明かりの見えない深夜であるにも関わらず、浩介は不思議と眠たさを感じていない。
たくさんの質問でわかったことは、目の前の老人はやはり神様なのだろうという確信。そして、その神様が自分に何を望むわけでもないということだけだった。
「これで納得してくれたかの?」
「ええ、まぁ。正直言えば、まだ現実だと思えませんがね」
そうぼやいて、浩介はちゃぶ台に置かれた湯のみを手に取り、中のお茶をすする。たくさん質問を投げかけていたせいで冷めているだろうと浩介は考えていたが、予想に反してお茶はほんのりとした熱さを保っていた。
これも神様パワーか何かだろうかと考える浩介に、神様は朗らかに笑う。
「それでいいんじゃよ。現実の実感なんてものは、後から湧いてくるものじゃ」
質問しまくった上で自分の言葉を否定され、それでも笑うとは大したものだ。そんなことを考えながら、浩介は湯のみを置き、本題へと移ることにした。
「……で、神様はどうして、俺の前なんかに現れたんですか?」
浩介の問いに、うむと唸った神様は一つ咳払いを挟む。
「そうじゃな。まずはそれを説明せんといかん」
神様の瞳が、真剣な色を帯びるのを見て、浩介は自然と背筋が伸びるのを感じた。何を言われるのかという緊張感で、口の中にわずかに溜まった唾をのむ。
「突然じゃが、君は今の地球の人口がどのくらいか、知っておるか?」
唐突に挟まれた質問にわずかながら首をかしげつつ、浩介は少し考えて口を開く。
「70数億人、でしたっけ」
「もう少し正確に言うならば、約76億人じゃよ。今世紀末には、人口が100億になるとも言われているね」
地球の人口などという数値は、口に出すのは簡単でも実感などカケラもわかないと感じる浩介をよそに、神様は淡々と話を進めていく。
「このまま増え続けるなら、2030年には第二の地球が必要とも言われておる。これはな、ワシら神様にとっても由々しき問題なんじゃよ」
「由々しき……って、それじゃこの世界は」
「うむ。打開策が見いだされなければ、そう遠くないうちに滅んでしまうじゃろうな」
自殺をしようと思ったのに、なんだかとんでも無いことを聞かされている気がすると、浩介は内心で眉を潜めていた。そんなことを知ってか知らずか、なおも神様は話を続ける。
「で、事態を重く見たワシら神様軍団は、『地球保全計画』というものを実行に移したんじゃ」
「……それが、俺に会いにくるのとどう関係が?」
「まぁまぁ、最後まで聞いとくれ。それでその計画の内容は、支障のない範囲で地球の人間を減らし、人口を一定にまで落とし込むというものなのじゃよ。手を出したとは言わんが、自殺した人たちも、極論を言えばワシらの計画に加わっておる」
「な……」
あっけらかんと言い放つ神様に、浩介は絶句した。
「じゃあ、世界で起きてる戦争とかテロとか、アレで出る犠牲なんかも、あなたの?」
「まぁ、死人に関しては否定せんよ。勘違いしないで欲しいのは、ワシらはあくまで魂の回収をしているだけじゃ。意図的に戦争をおこしているわけでは無いんじゃよ」
なおも朗らかに笑う神様に、浩介は「はぁ」と生返事だけを返す。スケールが大きく、浩介一人の頭では処理しきれないと自信が判断した故の返事だったが、神様は果たして気づいているのかどうか。
「本題に戻すよ。そうやって人を減らす過程で、どうしても納得のいかない魂が出てくるのは想像できるじゃろう。そこで、その魂が望む世界へと送るために、ワシら神様がこうやって直に出向いて、希望の世界を選んで転生させる、というわけじゃ」
「……つまり、死後転生?」
うむ、と頷いた神様に、しかし浩介は疑念に満ちた目をむける。
「死後転生だっていうのなら、どうして俺が死ぬ前に会いに来たんですか?こんなまわりくどいことしても、あなたの仕事が増えるだけでは……」
「まぁ、もっともな言い分じゃな。……ワシが君と直に会って話してみたかった、では納得してくれんかな?」
そう言われて、むぅと浩介は唸る。神様という上位の存在がなぜいち人間である自分に興味なんか……という疑問もないわけではなかったが、あまり掘り進めると終わりそうになかったので、ひとまずは納得することにした。
「……一応事情は理解しました。んで、こうして会いにきてくださったっていうことは、やっぱり俺もどこか別の世界に行くことになるんですかね?」
「察しが早くて助かるよ。君を君が望む世界へと連れて行ってあげようと思って、こうして会いに来たというわけじゃ」
残る疑問は胸の奥底に押し込めて、浩介はとりあえず気になることを聞きだす。
「望む世界へと、って言いますけど、本当に望む世界に行けるんですか?」
「もちろんじゃ。世界というものは無数にあるからの。それこそ、この世界の宇宙にある星よりも多く、な。……まぁ、さすがに細かいところまで指定はできないがの」
とんでもないスケールだと舌を巻くが、神様はどうということは無いと言いたげな涼しい顔。浩介は内心、自分を矮小だと思っていいのかわからなくなっていた。
「……あーっと、じゃあ例えれば。俺が剣と魔法の世界に行きたいとかって言うのも、叶えてくれるんですよね?」
「もちろんじゃとも。……君が望むなら、世界を傾かせることができる力もあげられるぞ?」
神様の口から出た言葉に、浩介が驚く。
「……どうして言いたいことが?」
「君の心を……とは言わんが、こういう事態に遭遇したこの世界の人間は、たいてい同じ言葉を口にするんじゃよ。創作物の影響じゃろう」
やっぱり現実と理想のギャップに悩む人は多かったのだろう。そう考えて、ふと浩介は希望に思い当たる。
「あ……じゃあ、ロボットに乗れる世界とかはありますか?できれば、こういう地球とは違う、ちょっとファンタジーな感じの」
問われた神様はふむと頷くと、懐からパネル型の携帯端末を取り出し、操作し始めた。
どうしてまたそんな近代的なものを、と浩介が問いかける前に、えらくにこやかな顔を向けてくる神様に気圧される。
「うむうむ、あるぞ!君の想像とはちと違うかもしれんが、希望には充分値するじゃろう」
おお、とリアクションを返す。だが浩介は、少しばかりの疑念を抱いていた。はたして、本当にそんな世界はあるのかと。
「映像とか見れます?」
「ちょっと待ってくれ。……そうじゃな、まずは世界観からかの」
そう言って、神様がタブレットを差し出してくる。両手で受け取った浩介は、直後に流れ始めた映像に心を奪われた。
まず目に入ったのは、溢れんばかりの大自然だった。海、山、森、草原と、そこを縦横無尽に駆け抜ける力強い野生生物たち。
そんな中に有って異彩を放っていたのは、まるで天井のないドームのような、科学的な光を放つ場所だった。
「それは、人々が住む街じゃよ。それ一つが……そうじゃな、都市一つが入るくらいと言えば良いかの?」
全景を見るだけではわからなかった大きさは、浩介の予想をはるかに超えていた。へぇと興味津々にタブレットを覗き込みつつ、浩介は返事を返す。
「そして、これが君のお目当てじゃ。この世界のそれはたしか、『アームズドール』と呼ばれているそうじゃな」
続けてタブレットに映し出されたのは、格納庫らしき場所に整列する、同じ意匠が施された鋼鉄の人形だった。その一つが胸のハッチを開き、パイロットらしき人影を中へ導く。
目測で言えば、その全長は6、7mほどだろうか。パイロットの搭載を完了した人形が、ゴーグル状の瞳を光らせ、ゆっくりと歩き始める。
続けてタブレットに映されたのは、大きな体躯を持つ原生生物らしきものと戦うアームズドールの姿だった。尻のラッチらしき場所から小型の銃を取り出し、生物めがけて発射。対するトカゲに似た生物は鳴き声とともに突撃し、アームズドールを押しつぶさんと迫り来る。
真っ向から相対するアームズドールが、その腰から鋼鉄の剣とエネルギー性の剣、二本を抜き放ち、Xの字に振り抜いた。
ばっくりと頭を割られたトカゲはそのまま仰け反り、仰向けに倒れこんだ直後、身体のあちこちを光の爆発らしきものに包む。最後にひときわ大きな爆発を起こし、トカゲは光になって霧散した。
「おぉ……おおぉぉ…………」
アニメの中でしかみれないような、緊迫感のあるスペクタクルを見せつけられて、浩介は感嘆の声を漏らす。
「その様子だと、気に入ってくれたみたいじゃな。気合を入れたものを紹介できて良かったわい」
「いい……いいよ、めっちゃくちゃいい!俺、ここがいいです!」
理想に近いものを見られた浩介は、満足感から即決した。この世界なら後悔することもないはずだと、根拠のない確信が湧く。
「そうか、そうか。ならばここで決定じゃな。……確認するが、本当にここで良いのじゃな?後戻りはできんぞ」
釘を刺してくる神様に、ふと浩介は自虐的な笑みを浮かべた。
「ええ。……一度は捨てようと思った命ですし、これ以上無いくらいに大好きなものがある世界に行けるって言うんです。だったら、後悔なんてあるわけないですよ」
笑みは陰りを帯びてこそいたが、その声音はどこか晴れやかなものだった。自らの理想がそこにあるということが、浩介に生きる楽しみを与えてくれていたのである。
「うむ。そこまで言ってくれるなら、ワシも気持ちよく見送ろうじゃないか。……あぁそうじゃ、ひとつ忘れておった」
茶をすする浩介に、神様はひとつ朗らかに提案を持ちかける。
「君を自殺に追い込むようなことをしてしまったワシら神様のお詫びがてら、『浩介くんが望む力』を与えてあげよう。なにか欲しいものはあるかね?」
その言葉に、浩介は驚いた。つまるところ、創作小説なんかでよくある「チート」の力を与えてくれるということだろう。そう考えて、浩介は眉を潜めて考え始める。
たしかに、オンリーワンの力は魅力的だ。誰にも負けない力なんてものにも憧れるし、なんでも作れる技能というのも捨てがたい。
浩介は数分眉をひそめたまま考えて、やがて得心がいったように口角を上げた。


「じゃあ――俺はいりません」
浩介が出した答えは、チート技能の拒否だった。
「ふむ、一応理由を聞いても良いかの?」
少なからず驚いた顔を見せる神様に問われ、浩介は口を開く。
「……本当は凄く欲しいです。でもそれは、結局他人に貰った力。こういうのってやっぱり、自分の力だけでやっていくのが、一番楽しいと思うんです」
創作小説でなら、チートはとても便利。しかし、現実はそううまく行くものではないだろうというのが、浩介の考えだった。
「それに俺……助けてもらうだけなのは嫌なんです。自分の力で誰かを助けたいって言うのに、人から貰った力を振りかざしても、それって何か違うと思いますから」
浩介の脳裏に、ずっと自分を助けてくれた兄の顔が浮かぶ。ありがたいと感じていた反面、今となっては自らの無力を証明するだけだと感じていたのだ。
それなのに神様から力を貰えば、それはただ他人に頼っているだけの、無力な人間であるのと同意義。だからこそ、せめて生きる力くらいは自分の手で……というのが、浩介の主張だということを、神様は培ったカンと言外に含まれた意思で悟っていた。
「そうか。うむ、それもまた選択じゃな。……ただ、君には悪いのじゃが、これから行くあの世界では、一人で生きるにはちと厳しい」
そう告げた神様が再び杖を取り出すと、ぴしっと浩介に向けて突き出した。告げられた言葉と行動の意味がわからずに、浩介はぽかんとしたまま瞬きする。
「君の身体能力を、向こうの人間の平均まで引き上げておいたよ。本当に平均じゃから、くれぐれも無理をしてはいかんぞ?」
「あ……はい、ありがとうございます」
ようやく意味を理解し、浩介は軽く頭を下げる。貰い物の力ではあるが、力がなかった以上必要最低限と考えて割り切ることにした。それでも釈然としないのは、心のどこかでそんなものがなくてもと考えているからかもしれないと推察しつつ、浩介は神様の話に耳を傾ける。
「ざっと君の能力を確認させて貰ったが、アームズドールへの適性は中々高いようじゃ。これならワシの力がなくとも、向こうで十二分にやっていけるぞ」
「そうですか……本当に適性があるんですよね?」
「うむ。そう心配しなくとも、ワシは嘘はつかんよ」
かっかっか、と朗らかに笑いつつ、神様はまた一つ茶をすすった。ふぃーと一息ついた神様が、今度はひらりと手を一振りする。
「さて、と。何分ワシも仕事が詰めておるんでな。ここでやり残したことがなければ、すぐに君を向こうに送ってあげよう。……と言うても君の場合、未練なんぞカケラもないじゃろうけどな」
肩をすくめておどけてみせる神様に、ふと浩介は笑みをこぼす。直後、思い出したように口を開いた。
「……手紙、兄さんに書かせてもらえますか?」
その言葉に頷いた神様が、懐から便箋を取り出す。飾り気のないシンプルな便箋とペンを受け取った浩介は、少し考えたあと一息に手紙を書き終えた。
「これを、兄さんに渡してください。これでもう、何も思い残すことはないです」
「うむ、しかと受け取ったぞ。……それでは、お別れじゃ。また気が向いたら、君の様子を伺わせてもらうとしようかな」
嘘か真か、神様はそんなことを言う。なんと返答しようかと考える間に、浩介の視界は眩い光に満たされ始めた。
「…………ありがとうございます、俺に生きる希望をくれて!」
掠れる景色の奥で笑う老人に向けて、浩介はあらん限りの感謝を込めて、意識を光に溶かしていった。


***


「兄さんへ。
この手紙を見ている時、俺はもうこの世には居ません。
でも心配しないで。俺は、新しい世界で元気にやっていくつもりです。
今までありがとう。また会えることがあったら、よろしくね。浩介より」
「……良い子じゃなぁ。やはり、こうして出向いて正解じゃった」
空になった湯のみに茶を注ぎつつ、神を名乗った老人は、先ほどまでちゃぶ台を挟んで相対していた少年を思い出していた。
特に、タブレット越しに見せた新たな世界を覗いている時の顔は――文字通りに目を輝かせてはしゃいでいたあの顔は、細部まで克明に思い出せるほど、強く印象に残っている。
つい先ほどまで世界に絶望し、自らの道を断とうとしていた彼が、あれほどにまで活力を取り戻した。そのことに、神は歓喜していたのである。


「やはり、人の笑顔というものは良いものじゃな」
かすかに白み始めた空の果てを観ながら、茶をすする神は笑みを浮かべていた。


*********


というわけで二連続ちわーっす、コネクトでございまーす。


マシマリ第1話、お楽しみいただけましたか?
つかみの部分というものはとても重要であるがゆえ、今回はかなーり気合を入れて書かせていただきました。
作者の「異世界トリップ」に対する考えが若干……もとい、だいぶ入り込んでしまいましたが、味として諦めてください(オイ


それと前回、この作品がロボットものと述べましたが、本格的にロボットが絡むのは少し先に
なる予定です。
話数稼ぎと言われればそれまでですが、私としては主役機の登場にはきちんとしたプロセスを挟みたいと思っております。
脇役もとい仲間たちのロボットやその戦闘はちょくちょく挟む予定ですので、主役機参戦は最高にかっこいい場面までお待ちいただければと思います。
やっぱり主役機は主役機らしい活躍からじゃないと始まりませんからね!フルメタとかもそうでしたし。


それでは今回はこの辺で。
またあいませうー ノシ