コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

超短編(という名の書き殴り) 奪ってやらぁ!


※いつにもましてはっちゃけてます。閲覧はよく考えてから行ってください。



※このお話は「δStory」や「TriangleStory」と同じ世界になっています。
こういうのもあるんだ、という世界観拡張用として閲覧してください。

















「こ、このぉっ……!」
とある森林の中、木漏れ日の気持ちいい場所。
うっそうと生い茂る木々のツタを使って、少女がその場に縛り上げられていた。
目の前には、腕を組んでニヒルに笑う、少年のような青年のような、あいまいな様相の男が立っている。
「っへへ……反抗的な目、たまんないねー?」
男はひげを手でなぞり、降格を釣り上げていた。その笑みの醜悪さに、思わず少女―――エルフが委縮する。
エルフの第二次成長期は遅く、ゆるやかなため、現在目の前にいる少女の年齢はおおよそ見積もって19ほどか。
そんなことを考えながら、男はこきこきと首を鳴らす。
「何してやろうかなぁ〜……心行くまで虐めてやってもいいし、いっそこのままってのも悪かないな、うん」
その言葉の節々ににじむ黒い欲望を察し、少女がさらに委縮した、その姿を見て、男はぱちんと指を鳴らした。
「そうだな、いっそお前を『奪ってやる』よ」
言葉の影の部分だけをこしとったのか、エルフがいっそう縮こまる。そんな姿に口笛を吹きつつ、男は静かに呪文を紡いだ。
「―――『Command:tuck The All』」
魔法を行使する際の短文を紡いだのち、男の体は光に溶け、消えた。
男だった光が凝縮して一つの光球となり、何が起こったのか理解できないエルフに向けてふよふよと飛んでいく。
エルフの鼻先に触れた途端、その光ははじけ、ビクッとひるんだエルフが静かに目を閉じた。



「……よーし成功、っと」
数秒ののち、静かに目を開いたエルフが口を開き、言葉を紡ぐ。その語勢は、明らかに先ほどの男のものだった。
すくと立ち上がったエルフが自身の全身を見回し、満足げに一つうんとうなずく。
「中々上物だな?これなら楽しめそうだ」
上機嫌になったエルフは、鼻歌交じりに森林の闇へと消えた。


エルフが立ち去った場所には、頼りなさげに浮かぶ光球がひとつ。


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開口一番ですが申し訳ありませんでしたあぁあぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁっ!!!
ってことでこんちはー、最近いろいろと暴走気味なコネクトですw


今回殴り書いてわかったのは「思惑を小説にするのが思ったより楽しい」ってことですかねw
いやま、俺自身R-15以上のコンテンツには初心なんでかなり気恥ずかしくもあるんですが(失笑


今回の小説で何があったのかを軽く説明すると
男が森でエルフを見つける

反抗されないように呪文のツタで縛って拘束

何かの味を占めた男が呪文を使い、エルフの体を奪う

追い出された魂(もともとのエルフの魂)が所在なさげに地縛霊のごとく滞留
って感じですね。
つまり要約すると「エルフの体を奪った」ってことです。なげーんだよバーカw


最初の注意書きでデルタ君たちの世界との繋がりがあるといいましたが、実は呪文などは向こうでは一切出てきません。
本編中に使用された魔法はすべて「神様が気まぐれに考案した魔法」ってことになります。
……こらそこ、男の正体わかったとか言わない。


それでは今回はここまで。
またあいませうー ノシ