コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

世界観設定・2015/08/30改訂版

どうもお久しゅうございます、コネクトにございますー。
今回は、以前コネクトが作った世界「レムリア」のこまごました設定を改定したので、それを解説させていただきます!
前回のレムリアは色々と不要であろう成分が含まれておりましたので、今回はその辺の余計な部分を削ぎ落としつつ、記述などを少々追加しております。
それではさっそくどうぞ!


更新履歴…
※2015/09/21…
 ・一部記述を編集、不要な点を削除し、技術の項目を編集しました。
※2015/10/08…
 ・一部の誤字、誤記を修正しました。
 ・「魔動搭乗戦機」の項目を追加しました。
※2016/01/08…
 ・一部の用語に読み仮名を追加しました。
 ・技術の項目にある用語の名称を一部変更しました。
 ・組織の項目に「U.L.A」を追加しました。
※2016/01/20…
 ・組織の項目名を「組織、企業など」に改名しました。
 ・組織、企業の項目に「エグゼキューター」を追加しました。
 ・組織、エクレールの項目を加筆しました。
※2016/06/05…
 ・特殊能力の名称を「ハートレイジ」から「固有進化魔術」に変更しました。
 ・用語の項目に「模造進化魔術」を追加しました。
 ・フォルテ・コーポレーションの項目を加筆しました。
 ・その他、誤字脱字を修正。読みなどを追加しました。
※2016/09/01…
 ・アクリスに関する記述を一部修正しました。
 ・技術の項目に「動力体結晶」の項目を追加しました。
 ・技術の項目に存在する各項目の読みを、試験的に変更しました。作者が気に入れば、このままで行こうと思います。
※2016/09/03…
 ・変更していた技術の項目の読みを差し戻しました。


アリルフェイト〈arilfate〉

基礎設定…
 世界を統治する神である世界神によって管理されている、三つの大陸と島々からなる世界。
 デルタを始めとした、コネクトが所有するキャラクターが住まう世界であり、彼らが活躍する物語の舞台でもある。
 「魔法」と呼ばれる超常的なものが存在し、それを用いた科学技術である「魔動機」により、人々は生活を営んでいる、という設定。
 基本的に人々は、世界各地にはびこる凶暴化した生命体「アクリス」たちから身を守るため、人々は積極的に武器を取り、知恵を身に着け、新たなる技術を開拓し、アクリスたちとの生存競争を繰り広げている。


地理…

・アーシア大陸
 地図上で北西に位置する、アリルフェイト最大の大陸。
 生活圏も魔物の数も多いが、開拓精神あふれる人間たちが数多く暮らしている。
 首都は平原に興された巨大な都市国家「エルシウス」。
クルミド大陸
 地図上で北東に位置する、南北に広い大陸。
 南方エリアは弱い魔物しか出現せず、人々の勢力がウェイトを占めているが、北方エリアは一転、強大な力を持つ魔物たちに溢れている。
 首都は南方エリア中心の山岳地帯に興された王政国「フランメリク」。
・エトニス大陸
 アーシア、クルミドの2大陸と、逆三角形をむすぶ位置に存在する大陸。
 全体的に山や山脈が多く、それゆえの鉱物の多さから、どの街でも鉱石製品が大きなウェイトを占めている。また、一部地域では地理的な原因かは不明ながら、まじりっ気の少ない高純度な魔晶石が多く取れる名産地としても有名。
 首都は大陸の玄関でもある港町「マティオン」。
・セントラル
 アーシア、クルミド、エトニスが地図上に形作る、逆三角形の中心に存在する小さな海上都市。
 アリルフェイトの基本的な法律である「主法」や政治を担う役員たちの集まりである「U.L.A」が住む地であり、一般人の立ち入りは基本的に許可されていない。


技術…
◇魔動機(まどうき)
 後述する「魔力」と呼ばれる超自然エネルギーを用いて作成された、人の生活を豊かにするための機械。またはそれを作る技術のこと(魔動機工学/まどうきこうがく とも)。
 小さなものでは携帯端末のような携帯できるもの、大きなものは車のような移動手段など、その技術は用途に合わせて多岐に渡っている。
◇魔力(まりょく)
 アリルフェイトという世界に満ちている、超常的な力のこと。詳しいことは解明されていないが、「魔術」と呼ばれる一部の人間が使う力や、「固有進化魔術」と呼ばれる超人的な力にかかわっているとされている。さらに、一部では情報の記憶が行えたり、魔力でできた身体を持つ生命体が居たりなど、秘められた謎は未知数。
 また、人間の体内にも眠っている状態で無尽蔵の魔力が存在しているらしいが、詳しいことは解明されていない。
 魔力が凝固して結晶化したものは「魔晶石」と呼ばれる。
◇魔晶石(ましょうせき)
 魔力が凝固して結晶化し、クリスタルのような見た目を持ったもののこと。魔術による行使以外では目に見えず、つかむこともできない魔力とは違い、魔晶石は物体として明確に存在している。
 加工することで、半永久的に魔力を放出する物体として機能させることができることから、魔晶石は武器兵器の開発に使用される。
◇動力体結晶(どうりょくたいけっしょう)
 「コアクリスタル」とも呼称される。魔晶石を加工し、魔動機の動力として組み込むパーツとしたもの。
 これがないとすべての魔動機は稼働不可能。
◇魔動戦機(まどうせんき)
 「アグリッサー」とも呼称される。魔動機に使われる技術を用いて、魔力を刃や弾丸に変形、使用者の武器にする技術、ないしはその技術を用いて制作された武器のことを指す。
 通常の武器兵器より値が張るため使用者は少ないが、その性能から魔動兵装を求める者は多い。
◇魔術(まじゅつ)
 一部の人間が使用できる、魔力を使役した超常の技のこと。通常の人間にも使用できる人間は存在するが、修行を積まなければ自由な行使は不可能とされている。
 魔術を使用する際には「魂と空間に存在する魔力を同調させ、自らの力に変換する」というプロセスが存在し、それゆえ魔力のない場所では魔術は使用不能になるという欠点がある。
◇飛行船(ひこうせん)
 アリルフェイト最大の発明とも言われる、空を飛ぶ船のこと。飛行船といっても気球やプロペラで飛ぶたぐいのものではなく、SF的な外見と機能を有している。
 基本的には移動手段として使用されるが、武装を施した戦闘用や居住用の飛行船も少なからず存在する。
◇魔動搭乗戦機(ミスティカフレーム)
 飛行船に並ぶアリルフェイト最大の発明品とも呼ばれる、人が乗り込んで直接操縦を行う、人型の巨大な魔動戦機。
 形状こそ様々なものがあるが、「特殊なインターフェイスによる神経接続」を用いるという操縦方法の都合上、基本的には人型を逸脱しない範囲で設計されている。
 アリルフェイトが有する技術の最先端を行く魔動科学の到達点の一つではあるが、建造や維持に多額の費用が必要になることと、魔動搭乗戦機が必要となる局面というものが極端に少ないことから所有者は少なく、基本的に日の目を見ることは無い。
 ただし、問題をクリアすれば魔動搭乗戦機は戦闘の切り札となりうるため、一部の人間たちは個人で所有しているらしい。



用語…
◇共通法律
 アリルフェイト内で最低限守らなければならない、全世界で共通して適用される法律のこと。
 各コロニー内ではこの主法に別の法律を付加することもある。
◇アリル(Aril)/創造神アリル
 アリルフェイトの人々が信仰している神の名前。アリルフェイトという世界の名前もここからとられている。
 この世界、ひいてはこの世界に生きる人々や生き物を造り出した創造神として信仰されており、魔力をはじめとした超自然エネルギーを生み出した有り難い存在とされている。
 また、後述するメシアはこの創造神アリルを「偽りの神」と騙っているが、その理由は不明。
◇アクリス
 アリルフェイトの世界各地に出没する、凶暴化して異常進化を遂げた野生動物たちの総称。
 人々の命を脅かす存在であり、放置しておけば成長して危険度も高まるほか、人間以外にもその地域の生態系に大小さまざまな悪影響を及ぼすため、旅人たちによって討伐が行われている。
 全種に共通する点として、体内のどこかに「虹色の結晶で形作られた核」が存在することが挙げられる。ここを破壊することでアクリスは活動を停止し、自己崩壊を起こすが、詳しいメカニズムは不明。
◇アクリスバスター
 アクリス退治を主とする組織「プロミネンス」に所属する人間のこと。略してバスターとも呼ばれる。
 また、組織理念の理由で大抵の旅人がここに属していることから、旅人のことを指す言葉としても定着している。
 老若男女様々な人間がおり、その多くが現役で活動中。
◇固有進化魔術(アドヴァンスドアーツ)
 「異能」と呼称されることもある、個人固有の特殊な力のこと。「個の為に進化した魔術」と形容される。
 その姿形は人によって千差万別。風の形をとることもあれば氷の形をとることもあり、剣の形をとることもあれば拳銃の形をとることもある。
 発現のタイミング、原因などは全くのランダムであり、狙って習得することはまず不可能。さらに既存の魔術とはメカニズムが根本的に違うため、模倣することはできても完全再現もできない。
 その正体は「個人に秘められていた魔力が個人に合わせて最適化され、個人の魂に一つの力として刻み込まれた、特別な魔術」のこと。
 「空間中の魔力を操る」魔術とは、同じ魔術の名を冠していても発動プロセスが根本的に違い、固有進化魔術は「人間の体内で生成された魔力を操る」というプロセスを経て発動する。従って固有進化魔術は、魔力のない場所でも使用可能という利点を持つ。
◇模造進化魔術(イミテーションアーツ)
 フォルテ・コーポレーション総帥ジョウ・ロックの手で開発された、固有進化魔術を人工的に再現した能力のこと。
 通常使用される魔術の性能を飛躍的に拡大させ、肉体に定着させることで、大気中の魔力を使用して発動する疑似的な能力とした物であり、
 本来ならば自然に発現する以外に開花する方法が無い固有進化魔術を、無理やり人工的に再現したものであるため、本物の固有進化魔術に比べると能力の応用も聞かず、性能は控え目。
 さらに、無理やり開花させた能力であるために体にかかる負担も大きく、長くは行使できない。
 模造進化魔術はその証として、能力の名称に「模術」の文字が入る。


組織、企業など…
◇プロミネンス
 正式名称「民間治安維持組織プロミネンス」。アクリス退治を主とする組織のことで、ここに属する人間は「(アクリス)バスター」と呼ばれる。現在の総帥は天音ヤマト。
 人々の命を脅かすアクリスの撃退、殲滅などを主目的として、人助けなどをクエストという形で旅人たちに提供している。
 世界各地に出没するアクリスに対応するべく、旅人を雇ってバスターとしている。その副産物として旅人への支援が充実しているため、世界を旅する旅人たちは大抵バスターに入っている。
◇傭兵団フェンリル
 ベリル・フェンリル率いる、傭兵を自称する者たちが集まって結成された「何でも屋」。犬の散歩から護衛や暗殺まで、報酬さえ用意すればなんでもこなしてくれる。
 実力派の面々が名を連ねていることで有名であり、組織としての全容が知れないのが特徴。
 実態はそれほど大きな規模でもなく、団員数も裏方などを含めてせいぜい30人ほど。しかしそれでも、他の傭兵企業を寄せ付けないほどの高い練度を誇る。
◇アリーシア商社
 携帯魔動機などの開発を専門とする企業。社長はオメガ・アリーシア。
 高品質、かつ堅牢で破損や故障を起こしにくい魔動機を作る企業として有名であり、企業としては小規模ながら知名度は中々のもの。
 ワンオフの魔動戦機などの作成も請け負っており、固定の顧客も多いという。
◇フォルテ・コーポレーション
 ジョウ・ロックが設立した研究組織。
 戦闘マシンとして調整された究極の兵士「ウォーヘッド」の創造を目的に活動しており、その存在は非合法としてエクレールに危険視されている。ウォーヘッド創造の目的は不明だが、一部では後述する謎の組織「メシア」とかかわりがあるとも言われている。
 また、人造の特殊能力「模造進化魔術」を開発した組織でもあり、力を求める人間がやってくることもしばしばあるという。
◇メシア
 アリルフェイトの各地で活動する謎の一派。
 手段や結果は不明ながら、その行動目的は「世界の救済」ということに向けられている。
 幹部クラスの人間は全員で8人存在し、名前のどこかに「水金地火木土天海」のどれかを表す単語が入っているのが特徴だと言われている。
◇世界共通法律管理機関(せかいきょうつうほうりつかんりきかん)
 通称「U.L.A(Universal Law Administration authority。〈ユーエルエー〉もしくは〈ユラ〉と読む)」。アリルフェイトの治安と平和を守る共通法律を制定する機関であり、実質アリルフェイトのトップと言っても差支えない組織。
 普段はセントラルに住んでおり、世界の人々に顔が知れることはほとんどない。それゆえ構成員や組織形態もはっきりしておらず、ある意味この世界で一番の謎でもある。
◇エグゼキューター
 略称エグゼ。
 U.L.Aからの指示を受けて活動する軍隊もどきで、共通法律を破る者や世界に危険を及ぼすモノなどに対処するための組織のこと。
 専攻している部門によっていくつかの舞台に分けられているが、いずれの舞台も10人に満たないほどの少人数で構成されている。
エクレール
 シグマ・エクスリヴ率いる、エグゼ内に設立された特務隊の一つ。「閃光部隊」の異名を持つ。
 一般人では相手することもままならない危険なアクリスの討伐や、セントラルが危険視する強力な力を持つ人間の警戒、人知の及ばない現象の調査などを行っている組織。
 エグゼに名を連ねる部隊の中では最も人目につくことが多いため、必然的にアリルフェイト界のエースとして認識されている。
 構成員は、隊長のシグマ・エクスリヴをはじめとして、アリア・ルファーナ、ベータ・アストラナス、ガンマ・ウラヌスの四人。オルフェスト解放戦争以降は、デルタ・アリーシアが加入する。
◇商人組合
 アルトラス・キッパーが取り仕切る、商人たちによる小さな集まり。
 各地で行商を行うことを目的としており、商人の他にも護衛のために旅人たちが参加している。


余談…
・元ネタは特にないが、強いて言えばwiiで発売されたゲーム「ゼノブレイド」などをはじめとした、ファンタジー系創作物の影響を強く受けている。
・おおもとの設定は、昔コネクトが作成したオリジナル世界観「トライノア」。かつては人間以外の亜人のような種族もたくさん存在していたり、大雑把な設定の魔法が存在していたりとやりたい放題だったが、一度現代ものとして削進された(レムリア)後、再構成されて現在のアリルフェイトへと移り変わっていった。
・また、多くの設定は過去の世界観設定、キャラクター設定などからの流用であり、アリルフェイトと言う世界はキャラクターたちと存在を共にする世界ともいえる。
・「アリルフェイト」という世界の名前は、コネクトが唐突に思いついた意味のない羅列を整理したものであり、要するにノリで決めたもの。
 創造神アリルの設定も、世界の名前が決まってから取り入れられた後付設定だったりする。
・実はアリルフェイトという世界は「大戦である兵器を使い、それが原因となって滅亡したとある惑星」が下敷きになっている。
 「ある兵器」の影響でアクリスが出現するようになったという設定。
・ちなみに、現在のアリルフェイトに住む人類はその「ある兵器」に用いられた物質によって現在の生活を確立させている、という裏設定がある。
・アリルフェイトを管理する世界神は、当然というかコネクト。普段は別の名を名乗って世間に溶け込んでおり、一介の人間として日々を営んでいる。