皆様お久しぶりでございます、コネクトにございます~。
連日暑い日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。コネクトは勤務場の都合上、毎日インナーシャツを汗でずくずくに濡らす日々を送っておりますw
さて、久方ぶりとなる本日の更新ですが、表題通り「新作短編の公開」を告知させていただきます!
タイトルは「冴えない男のヒミツのお楽しみ」。小説家になろうのほか、ノベルアッププラスの方にも同じものを投下しております。
なろう版:https://ncode.syosetu.com/n7138gl/
ノベルアッププラス版:冴えない男のヒミツのお楽しみ(矢代大介) | ノベルアップ+
(どちらも外部サイトへのリンクとなります)
一言で内容を説明するなら、「ニッチな趣向を題材にしたTSF小説」となります。どういう趣向を扱っているかは、ぜひ作品に設定したキーワードでお確かめください。
言うまでもありませんが、TSF(trance sexual fiction=性別の転換を題材にしたフィクション)小説に挑戦するのは今回が初めてとなります。厳密にいうと昔一度挑戦しようとは考えたのですが、コネクトの力量不足により、1話だけ書いてあえなく絶筆となりましたので、正式に世に出す作品としては、これが初のTSF小説となります。
しかもその初めてでドマイナーな趣向を扱うという無謀なことをしでかしておりますが、我ながらまあまあよくできたんじゃないかな、と自負していたりしますw
【以下、執筆裏話。】
本小説を書くきっかけになったのは、某イラスト投稿サイトに投下されていたとあるマンガ作品でした。
普通、その手のジャンルはR-18な方面へ向かってしまうことが大半なのですが、その時見たそれには(R-18指定こそ付いていたものの)性的表現の一切がなく、「やらしくしなくても描けるんだ…!」と、深い感銘を受けたことで、本作が生まれたという経緯が存在します。
(当然ですが、絵柄が非常に好みだったということも大きなポイントとなってました)
敢えてリンクは貼りませんが、きっと拙作に付けたキーワードで探せば、それらしいものは見つかると思いますので、興味のある方は是非探してみてください。
というわけで、本日の更新は以上となりますが、おまけとしてこの記事の最後に作品の登場人物紹介を挟んでおきます。
内容に言及する記述が多く、軽くですがほぼ全編のネタバレになりますので、是非拙作を読んでから閲覧していただければ嬉しいです。
それでは、また。
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おまけ…登場人物紹介
(※ネタバレを含みます。本編読破前の閲覧はご注意ください)
・高村綾人(たかむらあやと)/綾(あや)
本作の主人公。某社で働く冴えない社会人。
現代人としては珍しい無趣味の人間であり、生まれ持ったもののせいでやりたいことを楽しめない人生に鬱屈としていたが、ある日踏み入った怪しい店で少女の形をした全身スーツを手にしたことで、新たな趣味を開拓した。
スーツを纏い、少女として活動する際は「綾」と名乗っており、後述のブティック店主など、一部の人間とは綾として交友関係を持っている。
自己評価に反して、実はけっこうハンサムな顔をしているのだが、変に男らしいせいで女装などにも手が出しづらくなったため、密かなコンプレックスになっているらしい。
隣に正真正銘のイケメンがいることもあり、容姿に対する自己評価は過剰に低くなっている。
・井崎祥介(いざきしょうすけ)
作品冒頭で綾人と会話していた青年。
綾人とは中学から親交のある腐れ縁の間柄で、無趣味な彼を気にかけてあれやこれやと行動を共にし、気がつけば誰よりも長い付き合いとなった。
気さくで人当たりのいい典型的陽キャだが、その実態は二次元の嫁をこよなく愛するガチオタ。モデルとして活動できそうなレベルの美形なのだが、本人曰く「女の子は二次元で間に合ってる」のだとか。当然ながら、本編で口にした「彼女羨ましい」発言は、全く心にもない冗談である。
当然ながら綾人=綾である事実は知らないし、綾との面識もない。
もしも続編を作るとしたら、彼にも(いろんな意味で)一肌脱いでもらう…かも。
・篠原遥(しのはらはるか)
個人経営のブティック「ラフィナート」を経営する若き女性店主。
力の抜けたゆるい言動が特徴的な一方、確かなファッションセンスと流行を見極める慧眼から、界隈ではちょっとした有名人として知られている。
綾として活動する綾人にとってはレディースファッションの師匠とも言える存在であり、着こなしや色合わせなど、彼女のアドバイスで学んだことは数知れない。
実は綾の美貌に惚れ込んでおり、いつか彼女を使ってお店のプロモーション写真を撮れないかと企んでいる。