コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

マビノギ 小説風にプレイしてみた その6(終) by8/8,9分


「「あ」」
久しぶりに潜ったラビダンジョンで、俺は出会ったことのない事態に遭遇してしまった。
金貨を一枚トスしてダンジョンに入り、第2層間近までせまったところで―――馬の蹄鉄(ていてつ)の音が聞こえた。
まさか、魔族の援軍可?!そう危惧した俺は、残っていたゴブリンを吹き飛ばしながら後退する技「ファーアウェイ」の動きで
壁際へと退避し、身を隠すために壁へと背を預ける。
しばらくして、大きくなったひづめの音がやんだ頃、ザシャ、という何者かが飛び降りる音が聞こえた。
「……ひっでぇなぁこれ。やっぱり先駆者がいんのかー」
そして聞こえてきたのは、男性の声。聞きなれた人物のそれとは違ったが、よくよく似た涼やかな声に、思わず俺は身を乗り出してしまった。
そこで、冒頭の一言に至る。


壁から離れて、男性の前に立つ俺と、俺を前に少しためらった様子を見せる男性。目を凝らしてみると名前が見えたので、
彼もまたミレシアンなんだろうと悟ったが―――自分の名前に「青春熱血青年」とはいかがなものだろうか。
あの男性みたいに、格好いいコードネーム的な名前ならまだわかる(むしろ俺もそんな感じだ)が……いかんせん形容詞すぎるのではないか。
そう悶々と考えていると、その男性が不意に声をかけてきた。
「あの…………出たほうがいいですかね?」
あんまりに申し訳なさそうな声だったので、思わず俺はぷるぷると首を振る。
「い、いえいえ大丈夫ですよ!むしろ、私が出たほうがいいんじゃ……?」
その問いかけに、男性(便宜上ここから春さんと呼ぶ)が重ねて首を振った。どうしろと、と聞く前に、春さんの口から
少々面白い提案が出された。
「いえいえ、大丈夫です。……せっかく一緒になったんですし、このまま最下層まで行きましょうよ」
そういって朗らかに笑う春さんが、背中から身の丈をゆうに超える大型武器「ライオンクローランス」を引き抜いた。




「僕が突撃します!それで援護、頼みます!」
「サーイェッサー!」
言うが先か、春さんがランスを構えて飛び出した。高速接近で懐に飛び込んで一撃を叩き込むランスの戦術「ランスチャージ」で
突撃した春さんの一撃が、鋭く「ゴールドゴブリン」を貫く。
一撃一撃は強力、かつ申し分ない攻撃速度なのだが、いかんせん攻撃一つ一つの動作が遅い。全体的に緩慢で、相手に
付け入るスキを与えてしまいそうで危うい戦いだ。
前2層でも付け入られ、何度か「スマッシュ」を叩き込まれていた時もあった。
今回は援護に徹する。それが、彼との協力で得た結論だった。
「せいっ!!」
気合とともに、ダウラからマナで練ったワイヤーを「ゴブリンアーチャー」へと撃ち込み、巻き戻す力で相手へと急接近。
突撃と同時にショルダータックルを叩き込み、そこから蹴りを打ち込む。吹っ飛んだ相手へと追い打ちの最大威力をぶち込み、
「クローザー」からの「クロスバスター」が見事に決まってくれた。
春さんのほうを向くと、彼は特に苦戦もなく戦っているようだった。「ウィンドミル」で周囲を一掃し、さわやかな笑みを浮かべている。
うーむ、さすが自称青春熱血。それに見合う笑顔だ。
そんなことを考えているとうっかりリロードを忘れていたらしく、カチンというむなしい音が虚空に消える。
「……ちっ、『フレンジー』!」
機能強化のコールを唱えると、ダウラから余剰魔力がすべて吐き出された。ゴシュウウ!という硬質なサウンドとともに、吐き出されたマナが
蒸気となってあたりを煙らせる。
とらえるべきはゴールドゴブリン。現在、大広間中央近くに固まっている連中だ。総数、およそ7。
「―――仕掛ける!」
咆哮一発、俺はダウラの引き金を引いた。リロードされた無尽蔵の魔力が弾丸となって放出され、防ぐことのできない衝撃の塊が
ゴールドゴブリンを貫いた。一撃で地に伏し、そのまま動かなくなる。
一匹。ここからは容赦なしだ。腰を落とし、衝撃で垂れ下がった前髪の奥からまっすぐに敵を見つめ―――飛び出す。
「らあぁぁぁぁぁっ!!」
軽業のごとく飛び回り、片っ端から弾丸を叩き込む。頭に胸に首筋に目に口に撃ち込まれたゴブリンがその場から頭を砕かれ、
その旅に脳みその欠片や砕けた目玉などの破片がこつこつと当たってくる。ウザい。
結局大半を俺がほうむることになったが、そこそこ戦闘経験もたまったのでまぁいいとしよう。


―*―*―*―*―*―*―


ところ変わって、現在はラビダンジョンロビー。
春さんと別れた後、偶然拾った「ラビ下級通行証」を使用して、ラビダンジョン下級へと潜った俺は、結果として
ケルトンの魔符21枚、レッドスケルトン23枚、メタルスケルトン26枚、ミミック21枚というおいしい報酬をかっさらってきた。
計算すれば八万強のゴールドが手に入ることになる。手に入ったそれを何に使おうかとうなっていた矢先―――ある人間から
衝撃的な提案が届いた。
この世界では、元の世界の「メール」や「チャット」とよく似たものが存在し、それによって件の人物から提案が届いた。
またどこかにいこうとかいう提案かな。そう考えて疑わなかったが、その内容には心臓が止まりそうになる。
いわく―――「ラビダンジョンのアリーナで力比べしようぜ」と。


(……ある意味死刑宣告だよなぁ)
ダンジョンに入るための祭壇の近くで、俺は盛大にため息をつく。狭い空間で反響した声が聴覚を刺激するのを感じながら、
どう対処しようかと思い悩んでいた。
戦おう、と提案してきた人物は、俺が知る人間の中でも指折りの実力者だ。いや、彼より強い人間もごまんといるのはいるが、
長いこと旅を共にしている人間の中では彼が最強と言っても過言ではないだろう。
そんな人間から決闘、ましてや―――俺の「パラディン」と、それと対をなす力「ダークナイト」同士での決闘を申し込まれるのは、
もはや死刑宣告を通り越して永久退場に等しいんじゃないだろうか。


いろいろ悶々と考えていると、不意に外から蹄鉄の音が聞こえてきた。それも普通の蹄鉄の音ではなく、火花を散らすかのようなサウンド
混じらせた、独特な音色。
そんな音を響かせるペット「黒炎のフレイムメア」を所持している人間は、仲間内でも以下割愛。
「うぃっす」
ともかく、そんなこんなで件の友人―――アハトさんが、フレイムメアからひらりと飛び降りて挨拶してきた。
「どうもー」
これから決戦を控えているのに余裕な人だ。もっとも、俺の実力を考えればそうなるのも自然なのかもしれないが。
そんなことを考えながら挨拶をしたら、案の定緊張しているのが見抜かれてしまったようだ。
「まぁそんなに硬くなるなよ」と声をかけられ、安堵からますます緊張してしまう。この人はまったく一言多い。
皮肉を込めようとしても、負ける様相しか思い浮かばない。内心でため息をつきながら、
「俺一分で負ける自信ありますよ」とだけ返しておいた。




「おし、いっちょやるか!」
そして闘技場。アハトさんは対面に立ち、互いにいつでも剣を抜ける体制だ。だが、この闘技場ではひとつ、特別なルールが採用される。
そのルールにのっとり、俺は着装の起句を唱え始める。
「proteggendo ed eseguendo tutto--un'anima--quello che tu protegge può essere mostrato(万物を守りし魂よ、汝が守るものを示せ)」
「Siccome quel corpo tiene per proteggere quella spada, questa vita è un... la causa(その剣は守るため、その体は護るため、
この命は―――守護るため!)」
「……己が力を盾とせよ。己が命を―――この剣に!」
最後の詠唱を日本語に訳し(意味合いが同じなら詠唱は何語でもいいらしい)、俺は「スピリットオブオーダー」を発動させた。
全身に光の文様と帯が走り、元世界に比べてずいぶん華奢になった体躯を見る間に包み込む。白い羽衣のごとく俺を包み込んだのち、
その光は一気に凝縮する。鎧が、籠手(こて)が、ブーツが形成され、赤銅色のトサカをなびかせ―――俺は「パラディン」へと姿を変えた。
向こうでは闇が凝縮し、アハトさんが俺とは対照的な姿―――「ソウルオブカオス」により形成された「インフラブラック」の鎧を
まとったのが見える。


両者手を突き上げ、決闘が開始された。いくら格上とはいえ、絶対に手は抜かない!
先手必勝。それはどこでも変わらない。思索とともにダウラを引き抜き、漆黒の化身となったアハトさんへと撃ち込んだ。
さすがにこれは直線的すぎた。アハトさんが軽く体をひねってよけ、そのままの速度でこちらへと肉薄してくる。
「うぉらあああああっ!!」
咆哮に少しだけ身震いしたが、構わず俺はダウラのトリガーを引き絞る。が、続けて撃ち込んだ弾丸は抜き放たれた分厚い大剣「テフラ」の
巨大な投身の前に成すすべもなく撃ち落されてしまった。内心、きつく歯噛みする。
その刹那、アハトさんの手が閃き、懐から大砲のような武器が取り出された。いつか購入したと自慢していた「タウネスMk3」の
大きな砲身から、稲妻のごとき速度の弾丸が撃ち放たれる。
まずい。あの強烈な威力の弾丸を食らえば、いくらパラディンの鎧といえど大怪我を被ること必至だろう。
合わせられるか。一縷(いちる)の望みにかけ、俺はダウラの砲身を弾丸に向けた。
瞬間、ドチュン!という炸裂音。次いで、二つの鉛が転がり落ちる音。奇策だったが、どうやら成功したようだ。以前の曲芸会で
トリックショットを習っておいてよかったと、しみじみ感じる。
が、小さな油断も大きな隙を生む。ガチン、というむなしい音が、俺に弾切れを告げた。慌ててダウラをホルスターに吊り、代わりに腰から
二振りの「グラディウス」を引き抜いた。金属染色アンプルで染色し、片方(左手側のグラディウス)の刀身は黒く染まっている。
迫りくるであろう弾丸を防ごうとした矢先、アハトさんのほうもタウネスを腰に下げた。どうやら向こうも弾切れだったようだ。
この好機を逃すわけにはいかない。考えるより先に体を動かし、グラディウスを振りかぶる。
「こいや!」という黒騎士の声とともにテフラが引き抜かれ、その剣が大上段へと振り上げられた。
「「らああああああああああああっ!!」」
数泊ののち、ステージ中央はまばゆい光に包まれた。互いの剣が光と闇の本流を生み出し、火花を散らせ、ごうごうと部屋中をかき回す。
(―――さすが魔剣、名前に見合う凶悪さだ!)
わずかにだが、グラディウスの刀身にヒビが入る音。俺の耳にも届いたか怪しい音は、しかし確かに劣勢を物語っていた。
クロスさせた二本を振りぬいてテフラをはじき、同時に自分も後退する。一回転して着地し、いったん体制を立て直す。
「さすがです!でも……俺だって!」
自身を奮い立たせながら、俺はその剣に力を込める。すべては「守るため」!
わずかに共振したグラディウスが白熱し、同時に握りしめる手に、腕に、力が流れ込む。白騎士の代表格ともいえる「守る力の具現化」、
「パワーオブオーダー」と「ソードオブオーダー」の力を宿した俺は、猛然と打ち掛かる。
双腕に握ったグラディウスをランダムに振りぬきつつ、相手に逃げ場を与えないように衝撃波を撃ち出して、確実に追い詰める。
撃ち出された衝撃波がテフラで受け流され、弾かれるたびに柱をなぎ倒し、壁を穿ち、天井を崩す。
災厄じみた白黒騎士の戦いは無限に続くかと思われたが、ひとつ俺には疑問があった。
(―――本調子じゃないのか?)
基本的に劣勢ではあるとはいえ、黒騎士は目立った強攻撃を繰り出してきてはいない。押し込まれている、と形容するにも、
余裕気に衝撃波を弾き返しているさまからはとてもそうは思えなかった。
ならば、なぜ―――という思案は、黒騎士から放たれた、戦慄さえ覚える一撃によって中断させられる。
「らぁ!」
短く叫んだ黒騎士が降りぬいたテフラから爆発的な奔流が走り、思わず体制を突き崩されてしまった。
(っぐぅ…………!でもっ!!)
吹き飛ばされながらも体勢を立て直し、床を滑りながら着地する。同時にグラディウスをクロスさせて構え、再度突撃をかけた。
「「この一撃で終わらせる!」」
二人の騎士が咆哮し、互いの剣が閃く。


一瞬の後、戦いを制したのは―――振り下ろした剣が間近で外れ、俺が放った衝撃波に「マナシールド」をえぐられながら、
テフラを使用して俺の後方へと飛び退ると同時にタウネスを引き抜き、その中から「氷の槍」を打ち出した、黒騎士だった。




―*―*―*―*―*―*―



アハトさんはどうしようもなく強い。
それが、最近になって得た感想的なものだった。
あの後俺とアハトさんは、コンビでいろいろな場所を巡った。
かつての俺の戦友「古乃羽(このは)」氏や、新たな仲間である「まきを」氏に「asiro(あしろ)」氏とともにいろいろな場所に赴いては、
その場を救ったり救わなかったりしていた。
時にはダンジョンへとおもむき、そのたびに内部のモンスターを叩きのめしたり、「パラディン」と「インフラブラック」を発動して
白黒共闘戦、なんてこともやってみたりした。そのたびアハトさんがいろいろセリフを言っていた気がするが、正直彼は
名(迷)言生産機でもあるので覚えていない。


しかし、別れは唐突にやってきた。




「何度も言っているじゃないですか!彼は……彼は、罪人なんかじゃない!」
「何度も怒鳴らせるな、黙れと言ったら黙れ!ミレシアンごときが口をはさむなっ!!」
約2週間後―――使い捨てられた古い砦の中、俺とエリンの民の将校は言い争っていた。
この手には、握りしめられた一枚の紙切れが握られている。内容は
「Wanted!
名前:マークアハト
賞金額:1000000G(希望により増減)
状態:生死問わず
条件:累積のあるミレシアンのみ」
という箇条書きの文と、彼の―――アハトさんの似顔絵が張られていた。似すぎて気持ち悪いその似顔絵を握り潰し、
俺は再度怒鳴りつけた。
「神を殺したから追放っていうのは、やりすぎです!彼だって、元の世界から追い出されただけなのに!」
「そんな不安分子はこの世界にも必要ない!今すぐ撃滅せねば、いずれエリンが滅びるというのがなぜわからん!」
とにかく頭の硬い将校殿に、俺は不満を爆発させかけた。寸前で踏みとどまり、砦の中へと歩を進める。
「まて、なぜ前線に行かん!」
「行く必要がないと判断したまでだ!……アンタの指図を受ける気はない」
女ながらドスを聞かせた声で、俺は砦へと入った。
―――ここなら、少なくともこの手で彼を討つことはない。



はたして、それは現実だった。
俺のもくろみ通り、アハトさんは砦へのコースを外れ、逆方向―――つまり逃走してきた方向へと走って行ったのだ。
追跡していたはずの、ミレシアン6人を叩き潰して。
「……派手にやったなぁ」
空を飛びながら、俺は思わず苦笑する。彼のことだ、テフラをぶん回してたたき切って回ったのだろう。その辺に転がる死体は
何人かのものが真っ二つになり、でろりと腸を垂らしている。
こんな光景にも慣れてしまった。あの人のせいだとちょっと恨みながら、俺は骨だけの龍「冥界のワイバーン」をせかす。


数分飛ぶと、大軍が一人を追っている様子が見えた。が、大軍に追われている人間の様子は、どこかおかしかった。
夜の闇にも負けない、濃い漆黒の体躯。荒い息を吐くたびに漆黒の煙がどろどろと漏れ出し、その剣が波をえぐり散らす。
怒りと悲しみの化身「インフラブラック」へと変貌していた彼は、一歩間違えればすぐにでも倒れそうな危うさだった。
(これは―――守らなきゃいけないな)
苦笑しつつ、俺はワイバーンを走らせた。


「どけどけどけどけええぇぇっ!!」
咆哮をまき散らせながら、俺はワイバーンを着地させた。ズダン、という効果音とともに、アハトさんが―――黒騎士がこちらを向く。
そのヘルムの奥からは、驚愕の目線が注がれていた。
―――こんな光景、まだ見たことない。
いつも俺が夢に見ていたのは、アハトさんと俺が生身で一騎打ちをしている場面だった。最終的には打ち勝ち、彼にテフラを託され、
その一太刀で―――首を落とし、棺桶にしまい込んだ光景が、普段は見えていた。
「…………お前、なんでここに!?」
黒騎士がどなる。納得のかけらも見せそうにない彼を説得するため、俺はかねてより考えていたセリフを吐いてみた。
「……パラディンが、守りたいものを守っちゃいけない決まりがあるんですか?」
控えめな笑みをたいまつに照らし、ニヒルに格好つけながらそうのたまう俺に、彼も破顔する。
「……まぁ、違いないか。じゃあさ、コネクト」
「なんですか?」
「守りたい信念と絶望した魂の、どっちが強いか……改めて競おうじゃないか」
その顔は俺ではなく、眼前の人波へと向いていた。彼の意図を察し、俺も笑う。
「いいじゃないですか、それ。……結構速くリベンジの機会が来ましたね」
「今のうちに笑っとけ。俺の実力に腰抜かすんじゃないぞ?」
「上等。そろそろ追いつきますから、負けはしませんよ」
両者笑む。人波が――敵の大軍が、一斉に身じろぎする。企てを悟ったあたり、さすがミレシアンだ。
まぁ、ばれたところでどうしようもないだろう。そして俺は、犯罪などに手を染めてはいない。
「ha il potere--una persona--la cosa che tu vuole proteggere può essere mostrato (力を持つ者よ、汝の守りたいものを示せ)」
「È una causa di quelli che dovrebbero proteggere la vita da il potere tiene ed il cuore tiene(その力は守るため、
その心は護るため、その命は――守るべき者のために)!」
「Sé ha bisogno di conficcarsi ad una credenza.
Justice è rischiato ed il potere di protezione può essere liberato. (己が信念を貫け。正義を賭して――守護の力を解き放て)!!」
詠唱とともに光が凝縮し、俺は「パラディン」の鎧を身にまとった。その威光に、敵がたじろぐ。
何回やってもこの瞬間は優越感に浸れる。たまにそれで不意打ちを食らうこともあるが、まぁ良しとしよう。



「「最初に言っておく。俺たちは……かーなーり強い!!」」
宵の闇を覚ますパララの光が、俺たちの戦いの夜明けを照らしていた。


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終わると思った?第一部完だよ!!


というわけで、今回を区切りにプレイ日記シリーズは一応の完結と致します。
ですがまたアハトさんが「次はG9でも書くかー」とか言ってきましたので、当初のもくろみ通り第1部完と相成りましたー。


実は今回、普段ならアハトさんサイドと相互リンクしているはずのお話がリンクしておりません(何
厳密にいえば前半はリンクしておりますが、後半の展開が大幅に変わっております。
理由はあるんですが、それはアハトさんの小説を一通りお読みいただければと。


そんなわけでマビ小説はいったん終わりますが、まだまだコネクトは活動中です!
ほかの小説もぜひ読んでいただきたいなぁと目論みつつ、まずはお礼を。
こんなダメダメかつねつ造8割プレイ日記(ここ重要)をお読みいただき、誠にありがとうございます。
名出し許可を下さったきょんさん、古乃羽さん、まきをさん、asiroさん、その他協力していただいた方々、誠にありがとうございました!
そしてアハトさん、小説に関してのアドバイスやスピンオフの許可、感謝の極みにございます!
いつか再開するその時まで、しばしお別れです。


それでは今回はここまで!
またあいましょーう ノシ