コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

頑張ろう第4話!

たーいじゃーっどーるうんーめーいくろぉーすーすぅるいぃまー、たーいじゃーっどーるそらーへー、
たぁーかーくまいあーがーるぅー!
ってことでどもー、最近はPSO2で新しく作成したサブばかり育成してメインが滞っているコネクトですーw
自分が萌えるポイントをことごとく抑えたキャラにしたせいでコクトェ…


さて、今回は古版第6話のリメイクとなります!
ひそかに5話の展開も入れようかなぁと模索していたんですが、アハト氏のDHと合わせると無駄に長くなるので
割愛の方針と相成りましたw
その代わり、リメイク前ではほとんど空気に等しかった主要キャラが(ダークハウンドの恩恵あって)この回より登場になります。
この後の物語のキーパーソンとも言えるキャラなので、頑張って描写しようと思います、はい。
それではデュアルフェイス第4話、行ってみよう!!


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#04 天使の小さな箱庭で


白い。
目を覚まし、瞼を開けて、最初に飛び込んできた映像がそれだった。真っ白な天井に点々と配置された蛍光灯が、
この室内を照らす唯一の光源のようだ。
そこまで知覚し、何があったのかを思い出そうとしていると、不意に「歌」が聞こえてきた。
「ラララ、ラララ、ラララ、ラララ、ラララ、ラ、ラララン……」
鈴が鳴るような、不思議な旋律を秘めた歌声だ。この歌声はどうやら俺の左側―――すなわち物がない部屋の中から聞こえているらしい。
正体を確かめるべく、俺は身を起こそうとするが、どうやら手足に手錠がはめられていたようだ。拘束されている身で何とか身を起こし――そこで、
俺は初めてその光景の異形さに気が付いた。
そこにいたのは、テーブルに腰かけた少女だった。真っ白な長い髪が動作に合わせてふわふわと揺れ、一層幻想的な雰囲気を醸し出す。
が―――、その背中から生えているようなものには、さすがにわが目を疑った。
その少女は、背中から羽を生やしていた。――-―いや、羽のような物体、と形容したほうが正しいか。
まるで、昆虫の鋭い脚部が羽の形をとったような形状をしていたのだ。飛ぶための機能、というわけではないようだが、
では何のために――と思案していると、不意に少女が歌を切り、こちらを向いてきた。思わず構える――と言っても俺は丸腰で、
構えたとしても手錠で動けないのだが――が、少女はそんなことつゆ知らずと言うかのようにこちらを見ていた。
なかなかに可憐なお顔だ、なんてことを考えていると、少女がにこりと微笑んだ。
「気が付いたんですね。よかったぁ」
次いでその口から飛び出た言葉は、俺を混乱させる。現在俺が拘束されている事実から推察すると、おそらくはこの少女も敵の仲間だろう。
なのに、この少女は俺に向かって微笑みかけ、さらに容体を心配するかのように俺の全身に視界を巡らせている。
いやまて、心配だと断定できる要因がどこにある。全身を見て殺しやすそうな部分を探しているだけだ―――なんて考えも、
続く彼女の言葉に無情にも砕かれた。
「あの、おなか減ってますよね?食事作ったんで……よかったら、どうぞ」
捕虜にここまでする人間が敵であるものか。あきらめ気味の思考でそう結論付けると、俺は少女に向かって話しかける。
「……ありがたい。けど、ちょっとこのままじゃ食べれないな。悪いけど、今から俺の指示通りにしてくれないか?」
「あ、はい」
素直にうなずいてくれた。本当に敵意はないみたいだ。
「靴からナイフを出す。それをとって、後ろの手に渡してくれ」
「わかりました」
了承を得て、俺は靴のかかとをベッドのフレームにカツンとぶつける。ひそかに取り付けてあった内部機構が作動し、靴の裏から
戦闘用にフォトンコーティングをほどこしたナイフが飛び出てきた。
少女はそれを抜き取ろうとする。その刹那、俺は彼女の首を切り裂いて逃走することも考えた。
―――だが、こうも毒気を抜かれた状態では、どうにもそんな気にはなれなかった。ナイフを抜き取った彼女が、後ろ手に拘束された
俺の手にナイフのグリップを渡す。
「サンキュ」とだけ答え、手首を回して手錠を切り裂く。フォトン制の手錠で縛ったのは逆効果だったみたいだぞ、と俺を縛ったのであろう
兄貴に向けて毒づき、改めて少女にお礼を言った。
「ありがとな、嬢ちゃん。俺はマークアハト。海賊をやってる」
「あ……アイシャリアって言います」
俺にならい、彼女――アイシャリアも名乗る。が、直後にアイシャの口から飛び出た単語は、俺を戦慄させることになる。
「詳しくは知りませんが……、私は『ハウンド』って種族だそうです」
ハウンド。かつて惑星アクセシアにて勃発した「4種族大戦危機」にて、ヒューマンの軍勢が極秘に開発を進めていたという
決戦兵器の通称だ。「死ぬこと許されぬ究極の人類」という、ご大層な異名をつけられながら、結局大戦中には投入されなかったとされる
悪夢の兵器として恐れられている。
そのハウンドが今、目の前にいる。本人はその出自を知らないにしろ、ハウンドならば破壊しなければならない。
―――できるのか、俺に。
素直に俺の指示をきき、愚直に俺を助ける行動をおこし、あまつさえ俺の心配さえしてくれる、やさしい彼女に。
迷いは一瞬だった。足の手錠も叩き壊すと、俺は勢いよくベッドから跳ね上がった。アイシャが驚くが、気にせずにテーブルへと歩み寄る。
用意されていたのは、ハムとチーズが挟まれたサンドイッチだった。携帯できるならありがたいと心でつぶやき、
4枚用意されたうちの3つをポーチの軟質素材用ポケットに、一つは口に運び、くるりとアイシャの方向を向く。
が、そこにいたのは先程までのアイシャではなく、頭を押さえてくずおれるアイシャだった。慌てて駆け寄り、容体を確認する。
「お、おい大丈夫か?!」
「は、はい…………。大丈夫です、『声』が聞こえるときは、大体こうですから」
声?と首をかしげていると、アイシャが声の内容であろう文を復唱し始めた。
「えぇと……『火山ニ侵入者。排除ノタメ、増援モトム』?」
その一言を聞いて、俺はこの少女の正体を悟った。同時に、アイシャが聞いた声の主の目的も。
おそらくだが、襲撃を受けている侵入者というのはコクトたちのことだろう。あいつらの実力ならば倒されるということは
まずないだろうが、それでも万一ということもある。
ここから脱出もしたいし、あいつには悪いが利用させてもらおう。そう考え、変声器と無線を引っ張り出す。


 * * * * * * 


「せぇいっ!!」
咆哮一発、同時に振られた俺とアリサの大剣が、最後に残った「ブリアーダ」を三枚おろしにしてくれた。
同時に大剣から生まれる遠心力に体を振り回され、どぅと尻餅をつく。彼女の息も上がり切っていた。
「……これで、全部っすね」
リクウがぽつりとつぶやく。先ほど三枚おろしにされたブリアーダを最後に、周囲のダーカーたちは消滅した。
中合わせに周囲を警戒していた俺たち三人も、ようやく胸をなでおろす。
「……はぁー。まったく、疲れるだけで嫌になるわ」
「同感です。……こんな量、金輪際(こんりんざい)ごめんこうむりますよ」
苦笑気味に、互いの生還を祝いあう。アークスといえどダーカー、ひいては原生エネミーとの戦いで命を落とすものも少なくないのだ。
そういった意味では、俺たち「クルーニクス」は長いこと持っているといえるだろう。そう考えていると、不意に俺の聴覚が
声をとらえた。
「……ん、無線?」
音の元に気づき、俺は腰のベルトに取り付けてあった無線を手に取り、音量レベルを上げる。
そこで聞かされた音は、声は、周囲の仲間たちを戦慄させた。


≪……繰り返す。マークアハトはこちらでいただいた。お前たちに助けたいという意思があれば、マークゼクスのもとへ来い。
惑星アムドゥスキア、以下の座標にて君たちの意思を待つ。繰り返す……≫
無線を叩くように切り、俺は示された座標へと走り出した。呆然とする仲間たちを置いて。


 * * * * * * 


「……これで良し」
三回も内容を繰り返せば十分だろう。無線と変声器を懐にしまい込み、この部屋の出口へと歩を進める。
「アイシャ、この扉の開け方は分かるか?」
「はい。えーっと……これを」
アイシャから渡されたのは、何の変哲もないカードキーだった。溝に通すと、静かに扉がスライドする。
「よし。……アイシャ、一つ聞く」
これから俺が彼女に聞くことは、いわば確認だ。おそらくだが、彼女ならあらゆることに好奇心を持ち、俺についてくるだろう。
だからこそ、危険があってもおかしくはない。リスクを負う覚悟があるかどうか、確認する。
「お前は、外の世界に興味はあるか?」
アイシャがかくんと頷く。まずは第一条件クリア。
「お前が望むなら、俺が連れて行ってやる。けど、外は危険だらけだ。……それでもついてくるか?」
もう一度うなずく、今度は強く。第二条件クリア。
「なら……一緒にこい。俺が、外を見せてやるよ」
微笑んで、嬉しそうに頷いた。最終条件もクリア!
おもむろに、手を差し出す。アイシャのか細い手が、しっかりと俺を握りしめた。
「Now, I will go to hold freedom!!」
格好つけて英語でしゃべった後、俺とアイシャは勢いよく部屋を脱出した。


 * * * * * *


火山の頂上で、思いつめた表情の男が煙草を吹かしていた。
その視線は、先刻傍受した無線でのやり取りを文章にしたものに注がれている。
「……図ったな、アハトのやつ」
はぁとため息をつきながら、男は鞘に納めた刀を取った。無線の通りに受け取ったならば、アハトの目的はもうじきここに来るだろうと考える。
まさか、気絶する前にこの座標を覚えていたとは。不意に吹き出しながら、静かに時を待つ。


 * * * * * *


「マーク…………ゼェクスウゥゥゥゥゥゥッ!!!」
火山の頂上で刀を持ち、静かにたたずむ男。無線の通りなら、奴が英雄「マークゼクス」だろう。
だが、なぜという疑問符が、俺の頭の中を飛び交っていた。
マークゼクスといえば、13年前の悪夢の対戦「4種族大戦危機」を終結に導いた、いわば英雄である。同時に幼き俺の前に立ち、
ダーカーの波をなぎ倒していた、俺の憧れの人物。
そんな人物がアハトを連れ去る理由など、まったく考えられなかった。だが、無線の声は彼のものに違いないだろう。
たとえ伝えられた情報が嘘でも、手がかりを得るためにはこの人物に詰め寄るしかない。そう考えたうえで、俺はガンハチェットを抜いた。
「……きたか!」
ゼクスが、悠然とこちらを振り返る。その手に持った刀に手をかけ、渋く微笑んだ。
俺の本能が、勝てない相手だと知覚させる。だがここで退けば、アハトの情報を得られないどころか、置いてけぼりにした仲間たちにも
申し訳が立たない。戦いに来た以上、せめてボロボロになって帰る。
そう考えた俺は跳躍し、一気に距離を詰めた。ハチェットを逆手に持ち、相手に突き刺す形で振り下ろす。
対するゼクスは。こともなさげに刀でハチェットを受け流した。続けて、細身で軽い刀の神速の斬撃が飛来する。
「っ!」
とっさにハチェットを引き寄せ、すんでのところで弾く。刀にしては、斬撃がかなりの重さだ。腕の骨がきしむいやな感覚を振り払いながら、
衝撃を利用して後退する。ごつごつとした地面を足裏で滑走しながら、再度ゼクスを睨み付けた。
「…………アハトさんはどこですか」
なるべく静かに、平静を装って問いかける。それに対する彼の返答は、冷たかった。
「……あいつの居場所を知りたいなら、オレを倒して聞くんだな」
「そんなことを言いながら、どうせ口を割らない気でしょう?」
「まさか。全力で向ってきて、全力を出して俺を倒した人間に、そんな失礼なことはしないさ。約束する」
ふたつみっつの応酬を繰り返し、俺とゼクスは再度構えあった。
彼の目に、嘘が混じっているとは思えなかった。それほどに純粋で、ともすれば子供のような眼をしている。
少なくとも、信用はできる。そう踏んで、俺は再度突撃をかけた。
ガンハチェットを引き絞り、「レイジダンス」を発動させる。全身のフォトンが強化され、人知を超える音速の牙突が繰り出された。
が、ゼクスは余裕綽々と言った表情で、牙突を全てはじき返してきた。尋常ではない反応速度に、内心舌を巻く。
手数で攻めるのも不利、一撃の重さで攻めるのも不利。となれば、あとは意表を突く奇襲攻撃のみ。
「―――らぁっ!!」
咆哮一発、俺はマウントポーチから別の武器を射出する。手に収めると同時にロックを解除し、ワイヤーにつながれた
刀身の部分を撃ち出す。
「ワイヤードランス」カテゴリの「ワイヤードトライ」の直角三角形に造形されたフォトン刃が空気をなぎ、切り裂かんと
ゼクスへと殺到する。が、俺の目論見はまたも外れる。
「……ほぅ!」
感動にもため息にも似た声と同時に、突如刀身が叩き落された。見ると、ワイヤーの部分が根元から断ち切られている。
フォトン合金製のワイヤーを切り落とすなど、それこそ万物を断ち切るくらいの切れ味がないと無理な芸当だ。加えて、
今しがたワイヤーを断ち切ったはずの刀は、断ち切る前からずっと鞘に納められている。
どうやって切断できたのかという疑問が浮かぶが、それを問うことは許されなかった。
「ぐ、ぉっ……!」
攻めるための刃を失い、半分丸腰となった俺に、神速の斬撃が飛来する。致命傷になる分だけ、手にはめたワイヤードトライの根本、
手甲にあたる部分ではじき、あとは体で受け流す。
だが、ただでやられるわけにはいかない。頃合を見計らい、俺は内なる力を開放する。
「――――『グランツ』っ!!」
「―――むっ!?」
俺が叫ぶと同時に、ゼクスの頭上に光が凝縮される。そこから無数の光の槍が降り注ぎ、ゼクスを貫かんと殺到する。
さしものゼクスも、これには対応できなかったようだった。刀を鞘におさめ、俺の眼前から飛び退る。いまだ。
使用不能に陥ったワイヤードトライを投げ捨て、新たにマウントポーチから武器を射出する。陽光を反射しながら回転する
パルチザン」カテゴリの「アルバグレイヴ」を跳躍と同時にキャッチし、大上段からゼクスめがけて振り下ろす。
「せりゃああっ!!」
俺のほうへと顔を向けたゼクスの表情に、苦いものが混じっているのを感じる。
数泊ののち、ガギャアァン!という破砕音とともに、俺のアルバグレイヴが根元の部分で受け止められてしまった。
鞘に入れたままの刀を閃かせ、正しく高速の剣戟(けんげき)を俺にたたきつけてきたのだ。
重力に従って着地し、俺は荒い息を吐く。少々無茶をしすぎたか。
切り裂かれるのを待つ俺に向けて、不意に声がかかる。
「……少年、なぜそこまでしてアハトにこだわる?」
怪訝なゼクスの顔に向けて吐きつけるように、俺は言葉を紡いだ。
「仲間だからだ。……それ以上の理由はない」
その言葉は、大方本音でもあった。
実質、俺は明確な目的もない状態でゼクスと戦っていた。アハトを救うという大義もあったが、それ以上に理由がなかった。
そのアハトを助ける理由もまた、存在してはいなかった。おそらくだが、彼ならば単独ででも脱出して
ヘラヘラといつものように帰ってくるだろう。たとえ、俺や仲間が助けに向かわずとも。
長い言い訳を胸中でつぶやいていると、不意にゼクスが苦笑した。
「何がおかしいんだ?」と睨み付けるが、苦笑する本人はどこ吹く風である。だが、すぐに答えは返ってきた。
「まったく……少年、つくづく君はアハトに似ているな。仲間のために無茶をしたり、独断専行したり」
なぜか的を射た回答に、内心戸惑う。そんな俺を見てさらに笑いながら、ゼクスは懐からあるものを取り出した。
それは、アハトが愛用しているガンスラッシュ「アキシオン」でもあった。なぜおまえが、と問いかける前に、答えは出される。
「……アハトの忘れものだ。あいつは今、ここから遠くにある施設に拘束されている……いや、拘束されていた、が正しいか」
まったくあいつは、というつぶやきが間に入り、言葉は再開される。
「今頃、アハトは船に戻っているころだろう。情報が届いていれば、あいつは惑星ホレイトスに行く。オレもそこに行くからな。
…………こいつは君が届けてやってくれ。願わくば、あいつの助けになってほしい」
それだけ言い残すと、ゼクスは足元にアキシオンを突き立て、そのまま身をひるがえして去って行った。
勝手な人だ。そう呟きながら、俺はアキシオンを引き抜き、また身をひるがえした。


 * * * * * * 


バオォォォン!
猛々しい咆哮を上げながら、俺はバイクのアクセルをふかす。


少し前、アイシャの部屋を脱出した俺たちは、施設内の罠をかいくぐりって格納庫らしき場所へとたどり着いた。
奪われた武器をポーチに格納してみたが、結局最後の武装であるアキシオンは見つからなかった。
が、代わりにコクトが乗っているものと酷似したバイクが停車されていたのを発見し、今に至る。


悪路を走破できるようにカスタマイズされたバイクを足のように軽々と扱いながら、俺は後ろで俺につかまっているアイシャに
声をかける。エンジン音がそこそこのものなので、なるべく大声で話す。
「アイシャ!そろそろ俺の船に乗りつけるから、しっかり捕まっとけよ!」
「は、はいっ!」
そう言いながらバイクを走らせていると、不意に視界が開けた。広い場所に出ると同時に、上空から降りてくる一隻の船。
むろん、空中に停泊させていた俺の相棒「トレイルブレイザー号」だ。懐に隠しておいたリモコンを操作し、
周囲の岩場を使用して滑り込めるくらいの高度まで下降させる。
「そぅら……よっとぉ!」
岩場を利用した天然のジャンプ台を使い、俺は開いた船のハッチへと飛び込んだ。
マシンの腹をこすり付けながら、火花を散らして停車させる。
「ふぃー、タッチダウン、っと」
後ろでは、アイシャが目を回していた。


≪惑星・ホレイトス……ダーカー反応:アリ≫
ラジオから示される情報をもとに、俺は船のセッテイングを進めていた。
ホレイトスといえば、アムドゥスキアからはかなり離れている人工惑星だ。かつて4種族大戦危機の際にキャストが拠点として建造し、
終戦以降は廃棄された場所でもある。
そこにダーカー反応ということは、間違いなく兄貴が何かをやらかそうとしている。俺の勘がそう告げていた。


「……今度こそケリつけてやる」
愚痴を吐きながら、俺は船を上昇させる作業に入った。


*********


終了!
なんとか半月更新に収まりましたw


今回は、戦闘シーンでコクト君に頑張っていただきました。いや、ゼクスさんに圧倒されてるんですけどねw
本当はもっと戦闘を長引かせようと思っていたんですが、いわゆ前哨戦ってものです。あんまり長いとヘタすればダレますからw


そして登場となった「ハウンド」の単語。カルカーロシリーズはすべて、この「ハウンド」を軸に展開されているといっても
過言ではありません。事実、あの人もハウンドだし……ゲフンゲフン。


次回からは本格的にアークスとしての任務を飛び出し、コクトが宇宙へと繰り出します!
ここから本格的にオリジナル要素が突っ込まれてくるので、オリジナル要素が嫌いな方はこのままホームページ行き推奨です。
まぁ、そもそもオリジナル嫌いな方はこのお話しさえ読んでないと思うんですがねw


それでは今回はこの辺で!
またあいまっしょー ノシ


(今回歌った曲:仮面ライダーオーズ/OOO「」)