コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

連載開始予定(の予定)小説の設定

どうもこんにちはー、スランプを何とかして打開しようとして思いついたのが新しい小説だったコネクトですw
今回はタイトル通り、連載開始予定の予定な小説の設定を掻き起しておこうと思います。
ヘタすると仕事中に忘れてしまってそのままってこともありますからねw
いつか公開した「アーク」の設定集もそんな感じで忘れかけてましたものでしてww


※削除線が引かれているものは旧設定です。




征天機神機装天使アルカディア(仮)



概要:
コネクト初のロボット物として予定している、いわゆる中二病小説。
基本的なことはまだ決まっておらず、連載するかどうかも怪しいものの、設定だけは書き起こした問題作。
連載の予定はあるが、道中の物語が思いつかないせいで設定だけの公開となっている。


ストーリー:
近未来の世界。
各国の技術者たちはこぞって様々な分野の研究を行い、培われた技術はついに人型機動重機を実用化にこぎつけた。
が、開発された人型重機、通称「ベクターローダー」は、兵器としても開発された側面から、各地で勃発する
紛争に投入されていくようになり、ついにはその技術を巡り、戦争が起きてしまうことになった。
ベクターローダーの開発で先陣を切っていた日本、ひいては各先進国は戦火にさらされ、誰もが泥沼の戦いとなることを悟っていた。


後に「ベクター事変」と呼ばれることとなる、世界大戦に発展しかけたその事件は、一人の「天使」によって終息したという。
これは、事件を収束に導くために奔走した「天使を駆った少年」のお話。


主人公と仲間…


高宮聡(たかみやさとる)
男性、19歳。切れ長の黒い瞳に濡れ烏色の髪が特徴的。
幼いころにベクターローダーの実験に携わっていた両親を失っており、さらに戦渦に巻き込まれた際に兄も姉も失ったことから、
ベクターローダー、ひいてはそれを開発した人間やそれを兵器として用いる戦争を強く憎んでいる。
普段から渋い面で世界を歩き回っており、さまざまな規模で起こる戦争を止められもせず、苦い思いをしていた。
ある時、機械でできた天使に出会ったことからその生き方が大きく変わることになる。
機械天使搭乗時にはメイン操縦を担当。一部、一人で制御が難しい武装はリリィと共同で制御に当たる。


リリィ
女性、18歳。丸い青色の瞳と金のロングヘアが特徴的。
サトルが「機械でできた天使」と出会って間もないころに、突如サトルの目の前に現れた謎の少女。
サトルが発見した「機械でできた天使」のすぐ近くに寄り添い、サトルを天使の中へと導いた謎の少女。
無口ゆえに口を開くことは少ないがサトルに明確な好意を持っており、彼の行動には進んで手を貸している。
会話は短い文章だけでかわすことが多く、時として周囲から誤解されることも。
機械天使に搭乗するときはサブコントロール、一部火器管制を行っている。



カニック:


ベクターローダー…
 世界の技術者たちが力を結集して(というほど結集しているわけではなかったが)完成させた、人類初の人型機動重機。
 開発指揮を執った「ベクター」という会社の名前が冠されている。
 全項は6m強で、人間の手やほかの重機では行えないような作業のために開発されたという。
 アームパーツを換装することで、岩盤の削岩や地面の整地なども行える万能重機として注目されていたが、
 結果的にその仕様が戦闘面の方向に利用され、新たなる兵器として利用されることになった。
◇モデルマンティス…
 戦闘用として量産されたベクターローダーの基本仕様型。
 右腕に60㎜単発砲、左腕に六角シールドを取り付けてあり、量産性を保ちながら高い照準制度を維持するために単眼式となっている。
◇モデルタイタン…
 モデルマンティスを近接格闘仕様に改装した機体。
 両腕部に強度を増加させた大型マニュピレーターを搭載し、背部と脚部のブースターを増設。
 コストを上昇させる代わりに高い機動力と格闘能力を付与した。
◇モデルイーグル…
 モデルマンティスとは別規格で製造される砲撃戦用の機体。
 両腕は長距離射撃、並びに長距離射撃に伴う強度を上げるために専用のアームパーツで固定され、
 射撃制度上昇のために頭部も別パーツで設計されている。反面機動力には乏しく、戦闘には護衛としてモデルタイタンが随伴する。
◇モデルクラウン…
 戦場に出る指揮官のために特別に生産される機体。
 最高レベルの技術密度を誇る五本指型マニュピレーターを搭載し、各部の出力とバーニアの推力を強化して、
 さまざまな武装プランや戦術に対応できるように設計されている。



アルカディアス…
サトルがどことも知れない場所で発見した、純白の騎士鎧を被ったかのような出で立ちの機動兵器。
ベクターローダーとは全く異なる技術、規格によって構成されており、その出自、作成者、駆動理論などは謎に包まれている。
全項はベクターローダーと同じくらいの6m強で、アームパーツやその他のパーツは固定式。
機動の際には全身のラインが黄金色に、額と胸のクリスタルが碧玉色に輝いて高い機動力を発揮するほか、ベクターローダーでは
不可能とされる飛行も可能。飛行の際にはエネルギー(粒子?)による翼が展開され、光り輝くその姿はさながら天使。
戦闘用の武装も搭載されており、手のひらから流星のようなビームを放ち、額のクリスタルからレーザーが撃ち出され、
胸部のクリスタルからは雨のようにビームが放たれる。その戦うさまは、神々しさとは裏腹に悪魔のごとき様相でもある。
コクピットは背中から腹に入り込む構造であり、二つのシートが縦に設けられている。
サトルが搭乗する際にはリリィもともに乗り込んで、後部座席にて操縦の補助を行っている。
(イメージとしては「コードギアス」に登場するランスロットアルビオン+「ダンボール戦機」のLBXルシファー、
操縦席がガウェインといった感じ)


武装
 基本武装はすべてエネルギー兵器で構成されている。マニュピレーターのサイズ規格が同じなため、ベクターローダーの手持ち武器も
 使用可能。
・シュートスター
 手のひらから光弾を発射する。熱量はすさまじく、生半可な攻撃は通さないはずのベクターローダーの装甲を
 いともたやすく貫通、大穴を穿つほどの威力を持っている。一撃収束型と省力連射型がある。
・Eカリバー
 手のひらからエネルギーの剣を形成し、それを用いて相手に斬撃攻撃を加える。
 光弾の貫通力を維持しながら断続的なダメージを与えられる武器であり、機体の機動力も相まって強力な兵装。
・ソルブリンガー
 額部クリスタルから発射される光学兵器。極細のレーザーが太陽風のごとく吹き荒れるさまは、さながら太陽光で
 相手が溶け崩れているようにもみえるという。
・シンフォニック・レイ
 胸部クリスタルから発射される、アルカディアスの必殺武器ともいえる兵器。
 ベクターローダー数十体を易々と飲み込むほどの極太レーザーを放ち、瞬時にして相手を消滅させる。代わりにエネルギー消費が激しく、
 連発をすることは不可能だが、それでも十二分に脅威となる威力を持っている。


◇モード
 アルカディアスには三つのモードがあり、搭乗者の精神状態、気合や気迫、強固な意志によってその姿を変える。
セラフィムモード
 基本モード。通常稼働の際にはこのモードが自動で選択され、発動している。機体シンボルカラーは面が白、線が黄金。
 武装はこの状態からすべて解禁されているが、シンフォニック・レイのみ威力が減衰している(ベクターローダー一体の破壊がせいぜい)。
・シンフォニックモード
 いわゆる強化形態。搭乗者の意思が十分に伝わった際ににのみ発動するモードであり、その意志に応じて様々な力を発現させる。
 機体シンボルカラーは面が白、線が真紅。
 見方を変えれば暴走一歩手前の状態でもあり、何が起こるかは搭乗者の意思にゆだねられている、危険な形態でもある。
 武装としては新たに「バスター・オブ・カリバー」という技が解禁。
 両の手にEカリバーを形成し、それを結合させて胸部クリスタルを用いて発射する武装で、最大威力で撃てば町一つが軽く消し飛ぶ。
・デモニックモード
 いわゆる暴走状態。搭乗者の意思が劣情、破壊欲に代わってしまったときに発動する形態であり、搭乗者の意思を離れて
 本能の赴くままに破壊活動を行う。機体シンボルカラーは面が黒、線が真紅。
 もしアルカディアスが二体存在したとしても、デモニックモードに陥ったアルカディアスを抑えることは不可能とも言われる。
 武装はシンフォニックモードの「バスター・オブ・カリバー」に代わって「ネメシス・レイ」が解禁。
 シンフォニック・レイにソルブリンガーを足したような武装で、太いレーザーを大量に撃ち出してすべてを無に帰す、危険な技。




ネタバレ(閲覧注意!要スクロール)










































アルカディアスの正体は、地球を見守る「神々」を自称する宇宙人たちの手によって開発された兵器である。
神々は人間の強い意志に非常に興味を持ち、その意思を試すためにアルカディアスを一機だけ建造、地球に降下させた。
また、ヒロインであるリリィはアルカディアスの生態端末であり、搭乗者をサポートするために生み出された。端末自体が破壊されても、
アルカディアスが健在ならばすぐに再構築される。
そして、アルカディアスには地球人には想像もつかない数々の部品が組み込まれており、その部品の影響か、
「搭乗者を神々と同等の存在に変えていく」というとんでもない力が備わっている。
これは、気まぐれで地球を異種から守ろうとした神々の「万が一の備え」であり、来るべき侵略性生命体の襲来に備えて
それと戦うための御使い(つまり侵攻する悪魔と天使というたとえ)を生み出すためのものでもある。
実は過去に何度もアルカディアスは地球に飛来しており、すでに数十の天使が生み出されているらしい。
また、部品から発される特殊な力は「シンフォニック」と呼称されており、これが天使への覚醒につながっているという。






◇ストーリープロット…
紛争を止められず、辛酸をなめさせられていたサトルは、ある日の紛争に巻き込まれた際に退避した森林の中で
静かに横たわる純白の機動兵器を発見。同時にリリィとも出会い、アルカディアスの力と目的を知った彼は、戦争を終わらせるという
強固な意志をもってアルカディアスを起動。強大な力で戦争を終わらせるため、その力を行使しつつ世界を渡り歩く。
ストーリー中、サトルは不注意からリリィを失ったことで復讐の思いを強くするが、それが引き金となってデモニックモードが発動。
自身の意思とは無関係に民間人や兵士を破壊するさまを見て、自身はこのような結末を望んだわけではないと激昂。
結果としてその叫びは神々に届き、「二度目はない」という伝言を受けてアルカディアスは緊急停止した。
より強い意志と自制心をもとうと決心したサトルは戦争への介入を重ね、最終的にはベクターローダー生産を一手に担うベクター社へと
宣戦布告。人から何かを奪うために存在してる無益な戦争を終わらせるために、単身アルカディアスを駆る。
しかし、ベクター社に到着する寸前、戦の化身とも呼ばれる「過去のアルカディアス」である「アテナ」とその操縦者「ルーミア」と遭遇。
ベクター社に力を貸し、戦火を拡大して世界に進化を促すという野望を持ったアテナと対立し、真っ向から衝突する。
ともにシンフォニックモードを発動してぶつかり合い、じりじりと互いの力を削りあう状況下で、
アルカディアスがリリィを復活させ、形勢は一転した。
が、その直後にさらにもう一機のアルカディアス「アルマロス」とその操縦者「クロノ」が飛来。アテナと共通の目的を持ったアルマロスは
ベクター社側につき、二対一の状況下でアルカディアスは追い詰められていく。
しかし、迫る敗北を前に、サトルは一歩も引かずにその力を行使し続ける。いつまでも引かず、撃墜もされないアルカディアスに
次第に二機は困惑を覚えていく。
その時、アルカディアスがその姿を変える。面を黒、線を黄金の姿に変えたアルカディアスは、まったく違う力を持った
新たなる機装天使へと進化した。
困惑が焦燥に代わり、機装天使をうまく操れない二人に向かって、アルカディアスは無双に等しき力を発揮して、二機を撃墜。
その力は二振りの剣に変わり、ベクター社そのものを大地ごと切り裂くのであった。


ベクターローダーを戦争に使った結果、天使によって痛い目を見た人類は戦争の終結を宣言。ベクターローダーは元の人型重機として
運用されることとなり、世界はひと時の平和を取り戻すことになった。
一方、変質したアルカディアスから大量のシンフォニックを受けたサトルは「神々」に等しい存在へと変化。
神々からその真意を聞かされた彼は、再び戦争が起こらないようにアルカディアスとともに世界を見つめつつ、来るべき異種との戦いに
備えることとなるのだった。





◇ネタバレ後解説
・モード「ルシファーモード」
 サトルの根幹をなす強固な意志がアルカディアスに伝わった結果、デモニックモードさえも超越して発動された、未知の姿。
 本来ならばこのようなモードは存在しないはずであり、サトルの意志と合わせて特異なものとなっている。
 機体シンボルカラーは面が黒、線が黄金。
 通常形態でも形成されていた翼は二対四枚に変質しており、額と胸のクリスタルは青から新緑色に変化。
 正しく「異質なモード」という様相となっている。
 武装はシンフォニックモード、デモニックモードで解禁された「バスター・オブ・カリバー」「ネメシス・レイ」に加え、
 独自の力として「ツインバスターセイバー」が解禁。
 純粋なエネルギーの塊で構成された二振りの剣を手に持ち、大地ごと敵を×字にぶった切るという大技。
 本来ならばこれほどのエネルギーを発生させることは不可能だったはずなのだが、ルシファーモードとなったアルカディアスには
 シンフォニックが満ち溢れているせいか、消費をほぼ気にせずに発動することが可能になった。
 ただし、あまりにも強大なシンフォニックが流れるせいか、長時間の運用は不可能になっており、3日ごとに3分という
 サイクルで初めて使用可能になる、諸刃の剣ともいえる。




以上!