コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

伊邪那岐・穿槍式 設定資料

※ネタバレを含んでおります。本項を読む場合は本編「アイラanotherStory―獅子を狩るモノ―」第7話まで読んでから
閲覧することをおすすめします。


伊邪那岐・穿槍式〈イザナギ・センソウシキ〉

分類:対黒獅子/ファンタズマ用決戦式装機
開発コード:PLH-09A-S
全長:約18m
重量:約78t(搭載武装除く)
動力:ADVリアクター
装甲:不明(ADVによる再生が可能なことが確認されている)
搭載OS:A.LSystem(アンチ・レオ・システム)
期待特性:戦術奇策強襲型
生体端末名:真理
建造:不明(改修者は真理)
所属:フリー→ローゼンベルグ一味(02アナザーのネタバレにつき反転)
パイロット:小絵島彰


概要…
「アイラanotherstory―獅子を狩るモノ―」本編中において、対峙した黒獅子「武甕槌」との戦闘中に大破した伊邪那岐
ADVの力によって再生、その際に彰の操縦データや蓄積データをフィードバックさせたことにより、伊邪那岐が進化した姿。
全体的に鋭角的な部分が増しており、その姿はまがまがしくも力強さを感じさせる。


天照、大蛇、武甕槌と、3機の黒獅子と戦う中で不足していた武装の数が補われており、強襲用というよりは決闘用としての
見方も間違ってはいない。
外見もどこか騎士らしくなっているが、これは真理が意図したものらしい。


武装


格闘武器:
・バスターランス
 正式名称は「リボルバスターランス」。イザナギの持つリボルバスターに近接能力を付与した武装であり、従来型の利点に加えて
 至近距離での格闘戦にも使用できるテクニカルな武装に進化した。
 普段は剣のような形の「ランスモード」として背部にマウントされているが、状況によって刀身が展開、リボルバスターから継承した
 シリンダー型ビーム砲を露出させた「バスターモード」に変形する。
・アサルトナイフ
 伊邪那岐から持ち越しされた格闘兵装。バスターランスが使用できないような状況下で使用できるように残されたらしい。


射撃武器:
・ビームバルカン
 伊邪那岐が従来持っていたバルカン砲を改装し、エネルギーと実弾の複合弾を撃ち出す形に変更された。
・S.Sシューター
 エスツーシューターと読む。Spin Sword Shooter(スピン・ソード・シューター)の略。腕部のクリア部にマルチシェル(後述)と
 ともに内臓されており、パンチの要領で円盤状のエネルギーカッターを射出する。
 交戦した武甕槌の機械槍「白虎」とビット兵器「朱雀」から着想を得て、所有していた「ファイアガン」を改良したものであり、その切れ味は
 エネルギー製ということもあって他の追随を許さない。


特殊兵装…
・AA-シェル
 エーツーシェルと読む。「All-around-Shell(オールラウンドシェル)」の略。
 各部に設けられている水晶部から形成される防御兵装。エネルギー兵器に対する圧倒的な防御力をもつが、実弾には弱い。
ワルキューレ・システム
 伊邪那岐の時に使用していた「V-system」が完全体になった機能。
 発動するとナノマシンが活性化され、機体内部のエネルギー生成率が爆発的に上昇。EN系の兵器に対する著しい強化が行われる。
 使用中は各部の水晶体が赤紫から緑に変色、強い輝きを発するようになる。
 使用可能時間は90秒、かつ使用後は2時間の冷却が必要になるが、本体の機動性も相まって高い攻撃性を発揮する。
 なお余談だが、伊邪那岐時のV-systemはとどのつまり「ワルキューレ(Valkyrie)」の略であった。
バーニング・ブラスター
 伊邪那岐のときに使用していた「ヒート・スマッシュ」が進化した武器。
 ヒート・スマッシュの時とは違い、火炎で直接殴りつける武器から「火炎を放出して射線の敵を焼き払う」武器となっている。
 穿槍式の最大の兵器と言っても過言ではなく、ワルキューレ・システムとの併用によってはじめて使用が可能になるという
 リミッターがかかっている。


余談…
伊邪那岐のころの「原典がファフナー」というのは今回も変わっておらず、その証拠にファフナーの武器である「ルガーランス」を
 パクリスペクトして持たせている。
・元ネタの一つである「鉄のラインバレル」から何か武器を引っ張ってこようと思っていたが、それよりも先に
 アハト氏が大蛇に太刀(ラインバレルと同じような場所に同じような武器)を付けたのであきらめた。
・実はアイラanotherが連載し始めた当初から企画されて書き起こされていたものであり、大幅な作成の遅延によって
 今回まで発表が遅れていた。
 穿槍式という名前や登場時期も連載開始当初から変わっておらず、ちょくちょくプロットが瓦解するコネクトにしては
 珍しい快挙ともいえる。
・実はVS天照戦のころに進化する案もあったが、当初から「進化形態を乱用しない」という信念を持っていたため、結局
 最終回ひとつ前の武甕槌戦にて進化することとなった。


以上、穿槍式の説明でした!
欲を言えばもう少し派手にしたかったんですがねーw