コネクトの雑記スペース

創作小説、オリキャラ設定などの雑な記事を取り扱うところです。

デルタ・アリーシア 詳細設定


※本記事は小説「Blue Bright Blade―蒼の煌刃―(以降BBB)」完結後のデルタに関して記述しています。能力、生い立ち、人間関係など一部にBBBのネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意下さい。


デルタ

本名:デルタ・アリーシア〈delta alleysia〉
性別:男
年齢:16
身長:165cm
誕生日:4月19日
能力:ハートレイジ「変化装煌」
好き:甘いもの全般、料理、睡眠
嫌い:口うるさい人、虫、魔法の行使(苦手)
解説…
コネクトが自分史上最初に生み出した汎用キャラで、いわば主人公。
その身に宿した能力を相棒として世界を旅し、腕を磨き続ける少年。
外向きのハネと一本結びにしたアイスブルーの頭髪と、黒曜石のように黒い瞳が特徴的。


性格…
明るく朗らかで人当たりも良く、常に前向きな思考を絶やさない優等生。一人称は「僕」。
常に強くなるために努力を続けており、その実力は並のバスターや低級アクリス程度ならやすやすと蹴散らせるほど。
戦闘中は凛々しい顔を見せるが、普段はマイペースでのんびりとしている。昼寝好き。


人物…
アクリス退治を主体として、所属する旅人たちの支援も行う組織「プロミネンス」に所属する旅人。
人々の平和を脅かす存在たるアクリスを倒すために、単身各地を渡り歩いている。
また、アリーシア商社の総帥たるオメガとは実の親子。
かつて自らの住んでいたオルフェスト島へと侵略行為を働いたことから敵対していたが、理由を知ったことから和解、親子関係を復縁している。


能力…
◇ハートレイジ「変化装煌」
「ヴァリアブルレイ」と読む。
自身から生み出した青い光を、剣、弓、盾の3形態に組み替えて運用する異能。元々は「キュアノエイデス」と銘打たれた武器だったが、オルフェスト解放戦争の中でデルタの力として吸収され、ハートレイジとなったという、前例のない覚醒プロセスが存在する。
実質3つのハートレイジを同時に手に入れるのと同じという非常に強力な性能を有しているが、それゆえに扱いは極端に難しい。
最大出力で展開するとデルタ本人の肉体、潜在意識をも覚醒させ、武装の一部として運用することができる。
▽変化装煌・戦剣
「ヴァリアブルレイ・グラム」と読む。ロングソードの姿を持つ、格闘戦に優れた形態。
エネルギーの刃で敵を切り裂くほか、刀身の一部を切り離して衝撃波のように繰り出すことも可能。
格闘戦特化ゆえ、衝撃波こそあるが遠距離戦には適していないのが弱点。
▽変化装煌・霊弓
「ヴァリアブルレイ・シェキナー」と読む。長弓の姿を持つ、遠距離戦と射撃戦に優れた形態。
エネルギーで生成された光の矢を撃ち出して攻撃する。引き絞る動作の長さによって威力がかわり、最大まで引き絞りきれば周囲の地面を抉るような衝撃波が発生するほどの威力になる。
遠距離戦用であるため近づかれると弱い他、弓である故に引き絞る動作を要求されるため、チャージなどの特性も合わせて連射力に乏しいのが弱点。
▽変化装煌・宝壁
「ヴァリアブルレイ・アイギス」と読む。壁のような盾の姿を持つ、一点防御に優れた形態。
実弾、ビームや魔法、能力による攻撃を防いだり、反射してカウンター攻撃にできる。非常に堅固であり、並大抵の飛び道具程度では傷一つつけることができない。
ただし展開できる面積は固定されており、遠距離武器以外の防御が不可能という弱点を持つ。さらに遠距離武器でも、盾の面積以上に大きな攻撃は跳ね返すことができないという欠点がある。


パラメータ…
攻撃:C
防御:D+
敏捷:C+
技量:A−
能力:S
総合:B+
***
能力や装備品で補う部分である攻防のステータスは低めだが、その分を補うために鍛えた技量は高め。
敏捷は低いので、基本的に相手の攻撃を受け止めるか受け流すかで凌ぎ、そこへ反撃を叩き込むスタイルで戦う。


武装
・BFジェネレーター
「バリア・フィールド・ジェネレーター」の略称。
左右の腕に付けた腕輪型の武装で、両腕をクロスさせることで発動させる防御武装。体内に存在する魔力で充電を行うという、特殊な仕様を持つ。
フルチャージ時には最低出力(拳銃の弾程度までなら防げる)で1時間、最大出力(戦術核クラスまで防ぐ)で10秒間の使用が可能。
・ロングソード
・ロングボウ
・シールド
以上の3つは、プロミネンスから支給された基本武器。それぞれが変化装煌の各フォームの代わりとなっており、ハートレイジが使用できない環境下で使用される。
普段は魔導携行機に格納されており、状況によって展開する。


・キュアノエイデス
かつてデルタが所有し、オルフェスト解放戦争の際に運用された可変武器。剣、弓、盾の三形態に変形可能。
展開されたエネルギーが深い青色に染め抜かれていることから、オメガによって名付けられた。
オルフェスト解放戦争の最中をデルタの相棒として駆け抜けてきたが、最終的に破損。その機能をデルタのハートレイジと化して、キュアノエイデスは破棄された。


生い立ち…
アリーシア商社を立ち上げたばかりのオメガと、彼と結婚した女性の間に出生する。オメガは会社の経営に奔走しており、デルタは女手一つで育てられていくことになるが、それでも親子関係は良好だったという。
13歳ごろ、母親が急病で他界したのを機に、生まれ育った地であるアレファの村で一人暮らしを始め、親元を離れることとなる。村一番の剣技を持つ女剣士レイや、村付きの護衛として派遣されていたヤイバなどと知り合い、良好な仲を築いていった。
また、アレファの村へと移住する際に、オメガからお守りとして「キュアノエイデス」と名付けられた可変武器をプレゼントされている。


16歳になる数週間前、乱心したオメガによって、アレファの村が存在するオルフェスト島に攻撃が及び、村を含めた島の各所が壊滅し、オメガ有する部隊によって占領され、アリーシア商社の掲げた「世界征服」の拠点とされてしまう。
オメガがとった行動の真意を確かめるためと、占領されたオルフェスト島を解放するために、仲間と共にオメガに挑むことを決意し、旅をすることとなる。


最終的にはオメガを操っていた黒幕を打倒し、オルフェスト解放戦争終結の立役者となる。
獲得した変化装煌の力を危険視したセントラルと、その直属部隊であるエクレールに一時マークされるも、最終的にはその懸念も解消され、自由の身となった。


その後、デルタは復縁したオメガの助力を受けつつ、アクリスから人々を守るためにプロミネンスへと入隊。アレファの村を出て、単身アリルフェイトを旅している。


主な人物関係…
・オメガ
実の親子。
かつては訳あって敵対していたが、現在は復縁して親子仲も良好。
何かにつけて心配してくるので少々ウザがってはいるが、良き父親として誇りに思っている。
・レイ
アレファの村を守る女剣士で、デルタの友人。
2歳差ながらデルタの剣の師でもあり、弟のような存在でもあるデルタを可愛がっている。現在も交流は続いており、よく手紙で近況を報告し合っているらしい。
・ナギト
アレファの村に住む村付きの護衛で、デルタの友人。
レイ同様2歳差だが特に隔たりはなく、実の弟のように可愛がっているほか、こちらとも手紙で近況を報告し合っている。
・ニュー
オルフェスト解放戦争の際、オルフェスト島の為に肩を並べて戦った戦友。
戦争が終結した後も、プロミネンス所属となったニューとは良好な関係。
・タウ
オルフェスト解放戦争の際、オルフェスト島の為に肩を並べて戦った戦友。
ニュー同様関係は良好で、時折三人で集まって依頼を受けたりすることもあるんだとか。
「肩を並べて共に戦った、年の近い異性」という関係上、時折デルタも彼女のことを意識することもあるという。



余談…
・かつての「性別なし」「戦闘嫌い」「MR被験体」「スプライト使い」という設定は一切合切を排除、年齢を上げて設定を変えた結果、特殊なキャラから王道主人公なキャラとなった。
・性別なし設定を撤廃したのは単純にいらない設定だったから。戦闘嫌いという設定も同じくいらない設定だったので削除となった。
・変化装煌の元ネタは、旧デルタが使っていたスプライトの設定と、かつてのデルタの得物である弓、そしてパーティクルセイバーから。
本来は四枚羽形態も存在したのだが、単独飛行は流石にチート臭いので没となり、現在の三形態に収まった。
・基本的にマイペースで温厚だが、意外と熱血漢でもある。感情が昂ぶると熱いセリフを口にすることがしばしば。
・戦闘系の技能以外はあまりよろしくない。とくに細かい作業が苦手で、複雑な工程を持つものが大の苦手。
・もともとはBBBに関する記述は避けようとしていたのだが、BBB自体は正式に公開する予定はなかった(結果的に執筆中ではあるが)ことと、すでに公開した設定を再び隠すのが面倒だという理由で公開となった。
・同じ主人公であるセルジュとは対になる設定を有しており、デルタは「オンリーワン、強力無比な能力が中心」「規則に縛られることが少ない旅人」「敵対の意思が薄い者には説得や懐柔を試みる」という特徴を持つ。
そんなデルタをロボットアニメに例えるなら、「ラーゼフォン」の主役機「ラーゼフォン」。理由は、一つのものであった自分の武器を、最終的に自分自身の力とするからであり、光の剣や光の弓や音障壁がカブるから。