どうも皆様こんにちはー、コネクトにございます。
近頃はすっかり寒くなりましたね。日も落ちるのが早くなったので、油断すると「アレ外真っ暗?!」となり、慌ててカーテンを閉めることも多くなりましたw
さていきなりですが、私コネクトは現在ものすごいロスを感じております。
喪失感、とでも言い変えれば適切でしょうか? ともかく、普段からグダグダオンゲなりで時間を浪費してる自分としてはかなーり珍しいくらい、他のことに手が付かない、そんな日々を送っております。原因は、つい最近プレイしてクリアしたとあるゲームにあります。
こちらに張りましたるゲームは、アトラスから発売されているRPG「ペルソナ5」。
「女神転生」というゲームから派生した作品群であり、現代日本の街を舞台に展開されるジュブナイルRPGシリーズの、5作目にあたるゲームです。(厳密にはナンバリング間に音ゲやら格ゲやらの派生作品も出てますが、今回はノーカンとします)
実はこの作品、オリジナル版の発売はさかのぼること4年前の出来事であり、物としては(リメイク版や派生作品の存在を除けば)けっこう古いゲームになります。
しかし、本作は国内外からの評価もすこぶる高い上、ネームバリューの高さの一つの基準となるかの「スマブラ」にもファイターとして参戦したという実績を持つ、地味ながら非常に評判の良いゲームなのです。
元々コネクトは、こういった手合いのゲームにあまり興味はなかったのですが、ひょんなことから友人であるW氏に、誕生日のプレゼントとしてPON☆と渡されたのが、本作との出会いのきっかけでした。
ただ、元々興味の無かったゲームであったがゆえ、頂いてからプレイするまでの間がクッッッッッッソ開いてしまい、巡り巡ってなんと一年半というアホみたいな歳月を経て手を付ける結果となりましたw 友人Wよ、その節は申し訳ない
そんな、貰った時点では欠片も興味なかった作品に何故今更手を付けたのかと言いますと、単純に暇だったからです。もちろん小説絡みのあれこれは別カウントとします
一応、それより以前に何度か作品の情報を集めて、意外と自分好みかもしれないという前情報は得ていたのですが、それ以前はぷそにやらCOD、DBDなどのあれやこれやでやる時間が確保できなかった……というのが、一年半もほったらかした理由です。
前置きが長ーーーくなってしまいましたが、平たく言いましてこのペルソナ5というゲーム、
めっちゃ面白かったです。
RPGとしての完成度もさることながら、自分が長らくあまり触れる機会のなかった「学園モノ」であり「現代を舞台にした作品」。それでいてストーリーも自分好み、なおかつキャラクターたちもプレイしていくうちに好きになっていく……と、おおよそハマるべくしてハマりました。
いつか友人たちと遊んでいた際、自分で発した言葉なのですが、「きっといつか手を付けたら、その時まで手を付けなかったことを自分は後悔してるだろう」という発言がしっかりブーメランとして帰ってきた次第ですw
なお、自分としてはどちらかというとRPGとしての戦闘部分より、日常を描くパートのほうが楽しかった印象があります。
バトルもバトルで面白かったのですが、自分にはさっぱり縁のなかった学園生活や青春を追体験できる、というのが、個人的にかなーりツボでした。描かれている風景の一つ一つが鴨志田す醸し出す「ありふれた」感じが、この世界での日常を送っているんだ! という感覚を助長させてくれました。
関西圏ひきこもりマンなので、東京の風景はなじみ有りませんが、それでも四軒茶屋路地裏の風景は、奇しくも小学生のころ住んでいた街並みとそっくりだった……という事実は、この記事を書いている途中に気付きましたw
……思い返してみると、歩いていける距離にスーパーがあったこと。自販機併設のタバコ屋の存在や、すぐ近場にかかりつけの病院があったことなどなど、幼少期の記憶を掘り返すと類似点がかなり多かったです。しかも、幼少期のコネクトさんは店舗を構える家屋の上階に住んでいたこともあります(うちの場合、喫茶店ではなく亡き祖母の経営するスナックでしたが)し、親近感を覚えるのは割と必然だったのかもしれませんw
一週目、難易度ノーマル、購入特典やDLCの利用無しでの最終プレイ時間は写真の通り。最終レベルはラスボス撃破時点で69という結果に終わりました。攻略サイトの水晶レベルは75だったので、6も下回ったレベルでラスボスをブチのめせたのはちょっとした自慢です。キングフロストの耐久力とマハスクカジャ様様でしたw
本当はもっといろいろプレイの記録なんかを残したかったのですが、本ゲームはネタバレ規制がけっこうきつく、無印版はなんとエンディング前どころかゲーム前編に渡ってスクショ禁止。おかげさまでろくすっぽ記録も残せず、気づけば黙々とやってクリアにこぎつけておりましたw
そんな感じで途中放棄という概念すら放り投げ、一心不乱にやり込んだ結果、EDを見たコネクトさんは完全燃焼。
最終局面の怒涛の展開に心奪われ、紡いだ物語の果てにあった結末に涙し、エンディング前最後のアニメで温かい気持ちでいっぱいになり、しっとりとしたED曲に合わせて余韻を味わい、タイトル画面に戻ったコネクトさん。その勢いのまま携帯にかじりつき、ツイート複数回分のまとまらない感想をぶちまけたあとに残ったのは、結末を迎えきることができた喜びと、あの物語が、彼らの活躍が終わってしまったという寂寥感でした。
自分自身、割と単純な性格であるが故、ちょっとしたことでキャラに魅力を感じたりすることもよくあります。が、このペルソナ5というゲームにはとかく魅力的なキャラクターが多い。しかもそのほとんどがコネクトさんの好きポイントを貫いてくるので、終わらせてしまった時の寂しさもまたひとしおでした。
たぶんとどめを刺したのは、エンディング前に挟まれた最後のムービーです。
東京での生活を終え、故郷に帰る主人公と、彼を取り囲む、かけがえのない仲間たち。戦いが終わっても、彼らの絆が途切れることは決してない。それを象徴するかのように、ムービーのラストは彼らのどんちゃん騒ぎをバックに終わるんです。
ああ、きっとこのエンディングの先でもあの子たちはこうしてるんだろうな。そんな感想が胸をよぎる、心温まり涙腺がぶっ壊れるエンディングでした。
……なんか最近、自分でも「涙腺が緩くなってきたな」と思うことがよくあります。たまになんでもない曲を聞いてじんと涙ぐんだりすることもある自分にとって、あの爽やかに終わりを告げるラストは本当に涙腺に来ました。
ちなみに、先述通り好きになったキャラは沢山いるんですが、その中でも一番のお気に入りになったのが、PTメンバーの一人である「佐倉双葉」という女の子でした。
一言で説明すると「妹系引きこもり天才ハッカー」とでも言いましょうか。ネットスラングまじりの会話に親近感を感じた、というのもありますが、一番の理由としてはこの子すごいかわいいんです。
コネクトさん的に眼鏡キャラはあんまり受け付けなかったはずなんですが、ゲーム中の彼女の言動やキャラ付のことごとくが、コネクトさんにクリティカルヒット。結果、他のPTメンバーのコープ(親密度みたいなの)が半端な数値で終わる中、唯一コープランクMAXになったうえ、迷わず恋人関係を選んでおりましたw
某所のコメント引用になりますが、庇護欲を掻き立てられるというか、放っておけないかわいさみたいなのがあるんです。PTメンバー中唯一の年下なこともあって、劇中では主人公と兄妹みたいに接していたんですが、その光景がもうなんか微笑ましすぎて画面見てるこっちが悶えてました。
仲間入りしてまもない頃、面と向かって仲間たちと顔合わせするシーンがあるんですが、その時に怯えて身を隠すために盾にしたのが、ほかでもない主人公だった……と書けば、一部の人なら「なるほど」といってくれると思いますw
好きになった理由としてはもう一つ、ストーリー中での猛プッシュがあります。
彼女が仲間になるには紆余曲折あるのですが、双葉のペルソナ覚醒までの一連の流れは正直P5中でも屈指の好きなシーンです。「怒れ! クズみたいな大人を許すな!!」のセリフが本当かっこよくて…… 決して双葉ちゃんが触手プレイされるからではないです。
で、仲間になった後も上記した兄妹めいたシーンを筆頭に、解禁される双葉ちゃんコープ、再進行可能になる「法王」コープで描かれる絆などなど、加入からのラッシュはメインヒロインの風格すら漂わせてましたw
しばらく後に訪れる危機で発言した「思い出」という言葉にもノックアウトされました。そんなこと言われたら怒れないじゃん……!!!
惜しむらくは彼女にできるのがけっこうゲーム終盤の方なんで、デートイベントとかあんまり回収できなかったところですかねぇ。
よく言われてる「ヘイカレシー」も聴けてないのは密かな心残りですw
とまあ、長々語ってきましたが、要するにペルソナ5は良い作品でしたよ、というお話でした。
ただこのロスは如何とも埋めがたいので、近いうちに「処方箋」を二つほど購入する予定です……。
そんなわけで、まとまりもないですが今回はこの辺で。
ではではー。